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【新技術】従来比100倍のHDDの容量を実現

1まSS大佐:2002/09/10(火) 13:18
東北大学電気通信研究所とパイオニアは、強誘電体結晶への記録再生に独
自のSNDM(Scanning Nonlinear Dielectric Microscopy 走査型非線形誘電率
顕微法)を用いることによる超高密度記録再生に成功、記録密度1.5Tbit/平
方inch実現の可能性を実証したと発表した。製品レベルではなく、実験室にて
結晶へ対しての読み書きが確認できたとのことで、すぐさま製品化に結びつく
ものではないというが、より小型・大容量のストレージを実現可能にする技術
として注目される。

現在、最も一般的に使用されている大容量ストレージであるHDDは、データを
磁気ヘッドによって、内蔵された円盤に記録する方式が採用されているが、
垂直磁気記録方式が実用化されてもHDDの記憶密度は1Tbit/平方inchが限
界であるといわれており(磁気記録そのものの限界は10nm程度という磁区の
サイズから、6Tbit/平方inchが限界といわれている)、小型大容量ストレージ
装置のさらなる記憶容量確保のため、磁気記録方式以外での記録方法が模
索されていた。

2まSS大佐:2002/09/10(火) 13:19
今回発表された新技術は、記録/再生を電気的に可能な素材(強誘電体)を使
用しての情報記録を可能にするもので、1994年に東北大学電気通信研究所
の長康雄教授が開発したSNDMを使用することによって、強誘電体を記憶メ
ディアとして使用する可能性を実証したものといえる。

現在市販されているHDDは最も記憶密度が高いものでも35Gbit/平方inch程
度であるので、今回、記録/再生が確認された強誘電体による記憶方法に置
き換えたHDDが実用化されれば、50〜100倍の記憶容量増を果たすことがで
きる。また、パイオニアによれば、今回発表の技術を用いれば将来的にはス
ティックサイズやチップサイズという超小型形状の大容量ストレージを実現で
きるという。

詳細については、9月9日からスペインで開催されるナノテクノロジーの国際学
会「TNT2002」および9月15日からフランスで開催される強誘電体材料の国際
学会「ISFD7」にて発表される予定となっている。

富士通研究所、110GBの2.5インチHDDを実現する高密度磁気記録技術を新
開発

3まSS大佐:2002/09/10(火) 13:19
引用元: http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/09/09/17.html
パイオニアのプレスリリース: http://www.pioneer.co.jp/press/release337-j.html
東北大学 電気通信研究所 長研究室: http://www.riec.tohoku.ac.jp/lab/cho/index-j.html


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