ＮＹ株、米時間22日正午すぎに７８００ドル割れ

1：マイヤーＳＳ大佐：2002/07/23(火) 09:26: ２２日午前のニューヨーク株式相場は前週までの急速な下落を受け、
先行きに対する投資家の不安心理が一段と強まり大幅続落した。

ダウ工業株３０種平均は正午すぎ、前週末終値比２２１・０５ドル安の
７７９８・２１ドルと１９９８年１０月以来約３年９カ月ぶりに７８００ドルを割り込んだ。

店頭市場ナスダック総合指数は正午現在、３３・１９ポイント安の
１２８５・９６と約５年３カ月ぶりに１３００を割り込んだ。

市場には底値の見えない不安心理が強まっている。米通信大手
ワールドコムの破産法申請は織り込み済みとの見方が大勢だったが、
通信業界全体への波及懸念からＳＢＣコミュニケーションズなど通信株が大幅安となった。

さらにエンロンの会計操作に加担したと伝えられた
シティグループをはじめ、金融株も軒並み大幅下落。通信業界への不安や
会計不信が相場の下げを加速する構図が一段と進展した。

市場関係者の一部に「市場の悲観は行き過ぎ」（米大手証券ストラテジスト）
との声もあるが、当面は下値を切り下げる展開となりそうだ。

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