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妹体験談スレ

128411 </b><font color=#FF0000>(0dJfT9/.)</font><b>:2004/01/16(金) 02:38
冬の寒さから逃げるように自分の部屋のベッドに潜り込んでいた時のこと
昼頃になっても俺はずっと布団の中にいる
お腹がすいた…
それなら、さっさと布団から出ればいいのにいつまでも暖かさに甘えてる自分がいる
(休日の昼間からぐーたらして…俺はずっとこのまま年をとっていくのかなぁ)
(夏だったらなぁ……)
夏の自分を思い出してみた
うだるような暑さにだらけてベッドに横たわっている自分が頭に浮かんだ
(どっちも一緒か)
寒い冬には暖かい夏を思い浮かべ、暑い夏には涼しい冬を思い浮かべる
結局、人間は無いものねだりで我侭な生き物なのかも知れない
くだらないことを考えながらもう一眠りしようと思っていた、その時
妹が俺の腹の上に乗っかってきた
「お兄ちゃん、起きて〜。お昼ご飯食べよ」
『うん、大丈夫大丈夫すぐいく』
そう言って俺は掛け布団をかぶった
「おにいちゃん!!」
そんな俺を放って置かないのが妹の性分だ。こうなると結構しつこい
(わかってるよ、美夏、俺がこのままダメ人間にならないように叱咤してくれるんだな)
(でもな…寒くて眠いんだよ…この状況を打破するには自家発電して身体を温めるしかないから)
(美夏は先に下に行っててほしいんだよ)
「お兄ちゃん…」
(だからな…一人でやるのと二人でやるのは別モノなんだよ…美夏も一人でやってみればわかるんだよ)
「こっち見て」
妹は俺の顔を両手を使って自分の顔と向かい合わせにした
妹のやわらかい手が俺の顔を覆っている…なんだか幸せな気分だ
俺は言われた通り妹を見上げると妹は妹でこちらをジーッと見てきた
時が止まったようにお互いに見詰め合っていた
『美夏、なに?』
「うふふ」
妹は小さく笑いながらも俺の顔を凝視してくる
そんなに見られたら顔が緩んでしまう
肩や背中から胸のあたりにかけて締め付けられるような、言葉にしづらい気分になった
『ちょ、ちょっと…美夏…はずかしい』
俺の顔を抑えている妹の両手を振りほどくように身体全体を回転させて
顔を枕にうずめると妹は覆い被さってきて、そのまま抱きしめてきた
そのまま耳元でぼそっと
「お兄ちゃん、大好きだよ」

なかなかドキドキさせられる昼間でした(*ノノ)


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