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今次ヴァレフォール人類文明を離脱する
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:
ルージェ王国
:2013/07/31(水) 23:12:01 ID:t3dJgkYs0
【枢密院議長・ブランベルク公セシル・ド・ボードルイユ】
ルージェ王国ブランベルク公爵にして王国枢密院議長、セシル・ド・ボードルイユは、今次ヴァレフォール人類文明の崩壊ないし停止の時期が迫りつつある現状を鑑み、元老院の承認のもと、ヴィレール・サンターニュ国王陛下の名において、国権を一手に収める王国全権執政官(ルージュ・ディクタトゥール)の地位を創設する。ただし、全権執政官の地位は、その時期の到来を期限として喪われるものとする。
また、ルフトブール伯爵にして自主進化党総帥にして元老院評議員、シルヴァン・ド・ゼクティーヌを全権執政官に指名する。
【ルージェ国王ヴィレール・サンターニュ】
朕は、ルフトブール伯爵にして自主進化党総帥にして元老院評議員、シルヴァン・ド・ゼクティーヌを、全権執政官に任命する。
【全権執政官ルフトブール伯シルヴァン・ド・ゼクティーヌ】
―
A.E.0064年 6/11:ルージェ王国、滅亡する。
―
ここ最近の我が王国の変革について、国連の記録においてはこのように記されるのみである。
しかし我が王国が断じて単に滅亡したのではないということは、ルージェ臣民及び世界文明の諸賢にとってみれば明らかである。
我が王国文明は、崩壊あるいは停止が明白となっている今次ヴァレフォール人類文明からの離脱に向け、自ら旧統治機構を解体したにすぎない。
なぜならば、旧統治機構のままであっては、到来する今次ヴァレフォール文明の崩壊あるいは停止に巻き込まれ、ともに死滅の道を歩むことになるからである。今次ヴァレフォール文明が崩壊しようとも、ルージェ王国及びルージェ文明が偉大なる光明を発し続けることが可能となるように、自ら旧統治機構を解体し、来るべき刻に備えるのである。
そして旧統治機構解体後のルージェ文明は、「文明個人」を最小構成単位として分解される。これにより、我がルージェ文明は、今後訪れる今次ヴァレフォール人類文明の崩壊あるいは停止状態において、文明として消滅・離散したかのような振る舞いを見せつつも、厳然として文明的統一性を保持し、あるいは部分的な発展をも達成しながら、存在し続けるのである。
そして幾百幾千の年月を経て、再びヴァレフォールに ―あるいはヴァレフォールに限らず― 人類が再び文明社会を築かんとしてその芽を生じさせる動きに併せて、ルージェ文明は再び現れるだろう。
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