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日経225-2022年9月〜

1パナシア@仲田奈々愛好会:2022/09/02(金) 07:58:29
続落 金利警戒で日米売り止まず

1日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、建設のみ上昇。海運、卸売、鉱業、石油石炭、保険など32業種が下落。
前日の米国市場は3指数とも4日続落。序盤は火曜終値を挟んでもみ合いましたが、終盤に売られ、ほぼ安値で終了しました。クリーブランド連銀のメスター総裁が来年中の利下げを否定し、売り材料になったようです。
東京市場は日経平均が294円安でスタート。香港、台湾、韓国などアジアが軟調で、東京も終始底這いでした。個別銘柄では、三井物産、住友商事など商社株が冴えず。東京エレク、アドバンテストなど半導体株も売られました。半面、長谷工、タマホームなど建設株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27661円47銭(▲430円06銭=1.53%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1935.49(▲27.67=1.41%)

●ラクーンHD[3031]
1298円(▲99)
3日ぶり反落で東証プライムの下落率3位。8月31日に22年5月〜7月期の連結業績を発表。営業利益3億1400万円(前年同期比21.4%増)、純利益1億9900万円(同18.0%増)と2ケタ増益で着地したが、織り込み済みで好材料出尽くしに。

●日本製鉄[5401]
2236.5円(△28)
商いを伴い逆行高。トヨタ自動車(7203)との交渉で22年度下期の車用鋼材の価格を上期よりも1トンあたり約4万円引き上げることで合意したと報じられ、好感買いが増えた。値上げは3四半期連続で2〜3割の上昇率になる。トヨタは続落。

●セルソース[4880]
5030円(△305)
大幅続伸。8月31日引け後に発表した2022年10月期業績予想の上方修正が好感された。営業利益予想を従来の11億1800万円から13億3600万円(34.7%増)に増額。提携医療機関数の拡大に加え、再生医療に対する社会的認知度の高まりや効率的な事業活動の結果により、加工受託件数が大幅に増加したという。化粧品販売も計画上回る進捗。

121パナシア@仲田奈々愛好会:2022/11/29(火) 08:27:10
『今度は中国リスク?後半は様子見』

中国各地で頻発しているといわれる「ゼロコロナ政策への抗議行動」なるものが実際にどの程度広がりをもっているのか、西側からの報道だけではよくわからない。いやなことに、「ひょっとすると天安門事件」とまで連想してしまうのはこちらの頭がよほど硬直化しているのかも。
この、ややホットな話題を本日の株安の材料にする人は市場にも少なかったが、新型コロナの感染が再び拡大していること、アップルのスマホ工場で生産障害が起こっているらしいこと―などこのところのネガティブな材料(人民銀の預金準備率引き下げという好材料も表面化したが…)に新たな”中国リスク”が加わるかもしれない(ひょっとすると、最大のテールリスク?)ということ、頭に入れておいた方がいいかも知れない。

相場下落の主因はむしろ米ハイテク株安か。グローベックスのNASDAQ先物も東京時間ではずっと安かった。このNASDAQ安と根っこが一緒の日経平均は一応、2万8000円を割れずに売りを凌いだことが好感材料。後場は上下の値幅が53円まで縮小し、完全に様子見の市況となってしまった。先週金曜日の薄商いは参加者不在が原因だったが、本日は視界不良が要因か。重要な経済統計の発表が連続する週。それを通過しないと…という気分に今からなってしまうのも困りもの。東証プライムの新高値銘柄が125も現れているのだから、戦闘意欲は衰えていないはずだが、それが空撃ちだったりすると、なかなか厄介だ。<11月28日記>


米国株式市場は下落。ダウ平均は497.57ドル安の33849.46ドル、ナスダックは176.86ポイント安の11049.50で取引を終了した。中国政府のゼロコロナ政策に対する市民の抗議行動拡大を警戒し下落した海外市場の流れを継ぎ寄り付き後、下落。サプライチェーン混乱を懸念した売りも広がり一段安となった。その後、NY連銀のウィリアムズ総裁が利上げを継続する必要性に言及したほか、セントルイス連銀のブラード総裁も24年も利上げ継続する可能性に言及するなど、タカ派発言を受けて長期金利が再び上昇したためさらなる売り圧力となった。戻りなく終盤に下げ幅を拡大し終了。

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は138円20銭から139円01銭まで上昇し、138円90銭で引けた。 11月ダラス連銀製造業活動指数が悪化予想に反し10月から改善したためドル売りが後退。さらに、ウィリアムズ米NY連銀総裁がインフレがかなり高過ぎ、追加利上げを想定しており、23年を通じて金融引き締め政策を維持する見通しを示したほか、ブラード米セントルイス連銀総裁は24年も利上げ継続する可能性に言及するタカ派発言を受けて長期金利が上昇に転じると、ドル買いも再燃した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の28090円。
ナイトセッションは、序盤は弱含み。日中終値比90円安まで下押す場面も。
その後切り返し、日中終値付近まで値を戻しました。
米市場がオープンすると上値を追い、0時過ぎには27300円をつけました。
が、米市場が下げ幅を拡大するとさすがにツレ安し、上げた分を全部吐き出して引けました。28080円の安値引け。

122パナシア@仲田奈々愛好会:2022/11/30(水) 08:40:53
続落 iPhone減産を嫌気

29日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、空運、非鉄、銀行、石油石炭など10業種が上昇。電力、金属、自動車、電機、薬品など23業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも下落。中国でゼロコロナ政策への抗議デモが拡大し、生産活動、サプライチェーンへの警戒感が強まったようです。
東京市場は日経平均が171円安でスタート。序盤は下を試し、2万8000円を割り込みましたが、後場は下げ止まり。ただ、買い材料もなく、プラス浮上はかないませんでした。個別銘柄では、iPhone減産が伝わり、村田製、TDKなど電子部品株が軟調。SUBARU、トヨタなど自動車株も売られました。半面、ENEOS、INPEXなど原油株がしっかり。

Market Data
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【日経平均】
28027円84銭(▲134円99銭=0.48%)
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【TOPIX】
1992.97(▲11.34=0.57%)

●エーザイ[4523]
8988円(▲596)
急反落。米科学誌サイエンスがバイオジェンと当社が共同開発するアルツハイマー型認知症治療薬「レカネマブ」について、治験に参加していた女性が脳出血で死亡したと報じたことが嫌気された。レカネマブとの因果関係は明らかになっていない。

●味の素[2802]
4323円(△6)
3日続伸して株式分割考慮の実質で1987年3月に付けた上場来高値を更新。足元の収益拡大やディフェンシブ性などを評価した内外投資家の買いが続いて利益確定売りを吸収。自己株買いのほか、カラ売りの買い戻しも巻き込んで上値を追う。

●BuySell-Technologies[7685]
6900円(△490)
上場来高値更新。UBS証券が28日付で投資判断「Buy」、目標株価8100円で新規に調査を開始したのが買いを誘ったようだ。同証券アナリストは当社について、今後の中古品市場の拡大が見込まれる中、訪問・買取プロセスの詳細なマニュアル化など未経験者でも高い生産性を実現可能な仕組みを構築している点などに着目。株価は2023年までの成長を概ね織り込んでおり、2024年以降の成長は織り込んでいないと判断しているもよう。

123パナシア@仲田奈々愛好会:2022/11/30(水) 08:55:16
『底堅い?2万8000円維持』

日経平均は続落。米アップルのアイフォーン生産調整が改めて嫌気され、村田製、アルプスなど同関連の電子部品やFA、半導体製造装置などハイテク主力がそろって売られ、一時は下げ幅260円超となった。ただ、中国の防疫当局がコロナ対策を夕方に発表するとの報道があり、「ゼロコロナ」緩和への期待につながった。そこで、後半は下げ渋りの展開。アジア株が高かったほか、米株先物も次第に締まり、日経平均の下げ幅は縮小。結局は2万8000円台を維持して終わった。
中国当局の発表内容は「高齢者へのワクチン接種強化」や「貿易措置の調整」などに限定している模様で、抗議勢力への回答になるかどうか疑わしいが、少なくとも香港のハンセン指数などは5%強の上昇で終了。警戒感はやや後退しているようだ。

キーエンス、SMC、ルネサスなどハイテクの一角には先週初めからの反発分を帳消しにしてしまった銘柄も現れており、レーザーテックも厳しいところに来ている。この先は「中国」が決め手になりそう。
ハイテクが弱い分、内需系の銘柄にシフトする動きが加速。百貨店、空運、電鉄、旅行関連などインバウンド・リオープンが集中物色された。ファーストリテイリングが続伸し、日経平均下げ渋りの一役に。「ゼロコロナ」緩和なら追い風の吹く銘柄ではある。<11月29日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は3.07ドル高の33852.53ドル、ナスダックは65.72ポイント安の10983.78で取引を終了した。中国政府が高齢者対象にワクチン接種を強化する計画を発表したため経済再開への期待に、寄り付き後、上昇。その後、長期金利の上昇を警戒しハイテクが売られ、相場を押し下げた。ただ、今週予定されている連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言や雇用統計、PCEコアデフレーターなどといった重要経済・インフレ指標待ちで、下値も限られた。終日調整色が強くまちまちで終了。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円04銭から138円85銭まで上昇し、138円70銭で引けた。9月FHFA住宅価格指数は予想外に3カ月ぶりプラスに改善も米9月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は予想以上に鈍化するまちまちの結果も、米11月消費者信頼感指数が予想程悪化せず、さらに連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の討論会でのタカ派姿勢維持を想定し、長期金利が上昇。ドル買いが優勢となった。また、ユーロ売りに対するドル買いも強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の27990円。
ナイトセッションは弱含み。小高く始まるもほどなくマイナス転落。それでも28000円台は維持していましたが、午前1時頃に100円ほど下落して28000円を割り込む値動き。
その後少し戻しましたが、28000円は奪回できず引けました。

124パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/01(木) 08:41:00
2万8000円割れ パウエル講演待ちで動けず

30日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、海運、自動車、鉄鋼、その他製品、薬品など9業種が上昇。小売、電力ガス、精密、鉱業、サービスなど24業種が下落。
前日の米国株式市場は高安まちまちでした。パウエルFRB議長の講演を前に、慎重姿勢が目立ちました。
東京市場は日経平均が141円安でスタート。売り一巡後は戻しましたが、買い意欲は弱く、プラス転換は叶いませんでした。個別銘柄では、イオン、セブン&アイなど小売株が冴えず。東電、関電など電力株も売られました。半面、郵船、商船三井など海運株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27968円99銭(▲58円85銭=0.21%)
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【TOPIX】
1985.57(▲7.40=0.37%)

●HOYA[7741]
1万4060円(▲300)
4日続落。業界団体の世界半導体市場統計(WSTS)が2023年の半導体市場が前年比4.1%縮小するとの見通しを示したことが材料視された。半導体用マスクブランクスで高シェアを握るため、収益への影響を懸念した海外勢主体の売りが増えた。

●IHI[7013]
3760円(△230)
商いを伴って続伸。政府の防衛費増額や原発活用の政策が追い風になるとして見直し買いが増加。SMBC日興証券は投資判断「1」を継続し、目標株価を6200円から6600円に引き上げ。航空エンジン事業の成長などで最高益更新基調が続くと評価。

●ウェルプレイド・ライゼスト[9565]
2691円買い気配
この日グロース市場に新規上場。終日買い気配が継続し、売買不成立。eスポーツイベントの企画・運営やクリエイターサポートサービスなどを展開。eスポーツ市場の拡大に伴う成長期待などを背景に、セカンダリー市場での値上がりに期待した買いが広がったもよう。親会社カヤックが当社株の6割弱を保有。ベンチャーキャピタルなどの保有が見当たらず、需給面での懸念に乏しいとの見方も台頭したようだ。

125パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/01(木) 08:55:16
『パウエル待ち小動き。小型を売る』

MSCI浮動株比率変更に伴うリバランス商いが大引けにかけて執行され、300〜600億円の差し引き資金流入があったらしく、日経平均もTOPIXも高値引けに近い水準での終りとなったが、それを除いた日中の商いをみると、ほとんど様子見。日経平均の日中値幅は上下170円。後場だけ見ると89円と小浮動に終始した。プライム市場の売買代金が急増しているのはリバランス絡みの商いがカウントされているためで、商いが盛り上がったわけではもちろんない。

ただ、日経平均構成銘柄の騰落を見ると下落したのは構成比54%の121銘柄とプライム市場全体の70%をかなり下回っている。安寄りした東京エレクトロンがプラス水準に顔を出して大引けとなったり、SUBARUがプラスで始まって終日水面下に沈むことがなかったりと、主力株の中でも動きに変化の兆しが表れている。ここらあたりは「パウエル後」に備える動きなのかもしれない。

もちろん、日本時間1日午前3時30分から始まる講演で議長がどんな発言をして株式市場がどう反応するかはまったく読めないが、ここ数日の日米株の推移からすると戻りを試してみたい、というのが市場心理だろう。ちょっと打診してみた…という動きか。とはいえ、キーエンスのように崩れてしまったように見える銘柄もあり、個別の事情は混沌としたまま。逆に、小型株は売られる銘柄が多く、こちらはこの間に頑張った経緯からすると、いったんの手じまいなのかもしれない。

本日で11月相場終了。日経平均の月間パフォーマンスは381円・1.38%のプラスとなった。10月に続いて2か月連続の勝ち星。ただ、TOPIXの月間上昇率は2.9%とかなり高く、こちらの方が成績がいい。面白いのは、10月の上昇率がTOPIX5.09%、日経平均6.36%と日経の方が高いこと。10月と11月の成績を足し合わせてみるとほぼ同じことが分かる。<11月30日記>


米国株式市場は大幅上昇。ダウ平均は737.24ドル高の34589.77ドル、ナスダックは484.22ポイント高の11468.00で取引を終了した。中国政府がコロナ規制を巡り軟化の兆しと報じられ、寄り付き後、上昇。その後、パウエル議長のイベントを控えた長期金利の上昇を警戒し下落に転じた。午後に議長が参加した討論会で過剰な利上げを回避するために利上げ減速の時期に来たとし早くて12月の利上げ減速の可能性も示唆したため買戻しが加速し再びプラス圏を回復。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。

11月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円89銭まで上昇後、137円65銭まで反落し、138円02銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでタカ派姿勢を再表明するとの思惑や米10月卸売在庫速報値、7-9月期GDP改定値や10月中古住宅販売成約指数、JOLT求人件数が軒並み予想を上回ったため米国債相場が下落。長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、パウエル議長はタカ派色を強調せず、早くて12月の利上げ減速の可能性に言及。さらに、FRBが公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動が横ばいまたは若干の拡大にとどまったほか、物価上昇ペースの伸び減速が明らかになったこともFRBの利上げ減速の思惑を強め長期金利が低下に転じドル売りが加速した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の28370円。
ナイトセッションは大幅高。パウエル発言&ベージュブックまでは日中終値を挟んだ小動き。
午前3時過ぎから急上昇し、ほぼ高値で引けました。

126パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/02(金) 08:14:56
日経5日ぶり反発 パウエル発言を好感

1日の東京市場は上昇。TOPIX業種別騰落率は、電機、化学、精密、薬品、金属など14業種が上昇。不動産、保険、電力ガス、銀行など19業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも上昇。序盤は冴えませんでしたが、パウエルFRB議長が12月にも利上げペースを緩める可能性に言及すると、10年債利回りが3.60%台まで低下。株は一転強気ムードとなりました。
東京市場は日経平均が305円高でスタート。終始買われましたが、買い一巡後は上値の重い展開でした。個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株が強い動き。旭化成、昭和電工など化学株も買われました。半面、みずほ、三菱UFJなど銀行株が売られました。

Market Data
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【日経平均】
28226円08銭(△257円09銭=0.92%)
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【TOPIX】
1986.46(△0.89=0.04%)

●ACCESS[4813]
854円(△106)
商いを伴い一時ストップ高。11月30日に発表した22年2〜10月期決算が予想外に好調でポジティブサプライズと受け止められた。直近四半期(22年8〜10月期)の純損益は3億9700万円の黒字(前年同期は6億4500万円の赤字)に転換した。

●みずほFG[8411]
1677.5円(▲39.5)
続落。地銀も含め他の銀行株も安い。パウエルFRB議長の講演を受けて米長期金利がさらに低下。このところ銀行株見直しの要因となっていた資金利ザヤ改善への期待が後退した。為替の円高ドル安進行も日本のデフレ脱却への期待感を弱め逆風に。

●エヌ・ピー・シー[6255]
577円(△80)
ストップ高。FA装置などを製造。11月30日に公表した2022年8月期有価証券報告書において、販売先として米テスラの名前があり、思惑的な買いを誘ったもよう。同社向けに4億5900万円の売上高があった。

127パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/02(金) 08:22:12
『5日ぶり反発も円高が痛い。安値引け』

パウエル議長が講演で「12月FOMCでの利上げペース減速」を強く示唆し、スタンス変化を感じさせる発言内容だったことから、30日の米市場では長期金利が低下し、グロース株が買われ、ドルが売られるという展開。NASDAQ指数は4.4%上昇。ダウ平均の2.2%、S&P500の3.1%を優に上回る上昇率となった。直前まで売り買いを見送るようなマーケットだっただけに、グロース株には売り方の買い戻しも入って上げ幅が拡大した。

そんな米国株の反発はいいのだが、為替の円高ドル安が同時進行したことが日本株にとっては痛い要因だった。ドル円は136円台まで進み、8月中旬以来3か月半ぶりの水準。輸出系の銘柄には収益面での足かせ。自動車株にはマイナスの銘柄が多かった。それと、振り子がグロースに戻るかもしれないとの地合い変化を感じ取ってインバウンド・リオープン系の銘柄が続落。ここらあたりは昨日にかけて流れが強まっていたもの。
ハイテク株中心に主力株が高いことから日経平均は257円高とそれなりの幅での反発だったが、TOPIXの0.89ポイント高は上がっていないも同然の値幅。プライム市場全体でみると圧倒的に値上がり銘柄の比率が高かった。為替の円高がジワジワと進行したことを受けて日経平均、TOPIXともに上げ幅が次第に縮小。大引けはプラスを維持したものの安値引け。再び「グロースか、バリュ―か」の路線論争が息を吹き返すかもしれない。

引け後に発表された11月第4週の主体別売買動向では、外国人投資家が現物・先物合わせて1兆円近い買い越し。やはり買い姿勢が高まってきた。恐らく今種も…と期待したいところだが、こちらは為替の円高が強い動機となっている、との声が多い。<12月1日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.76ドル安の34395.01ドル、ナスダックは14.45ポイント高の11482.45で取引を終了した。11月ISM製造業景況指数がパンデミック以降で最低水準に落ち込んだため景気後退入りを懸念した売りに寄り付き後、下落。同時に、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速の思惑に長期金利がさらに低下したためハイテクが買い戻され、相場の下値を支えた。ダウは終日軟調も、ナスダック総合指数はプラス圏を維持し、まちまちで終了。

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円32銭から135円21銭まで下落して135円35銭で引けた。米10月コアPCE価格指数が予想通り前月から鈍化。さらに、11月ISM製造業景況指数が予想以上に低下しパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で初めて活動縮小となったほか、米10月建設支出も伸びが予想以上に鈍化したため景気後退懸念が一段と強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速の思惑に長期金利低下に伴うドル売りが加速。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円安の28010円。
ナイトセッションは弱含み。小安く始まると、28200円を挟んだ揉み合いに。
日付けが替わる頃から下げ幅を拡大し、午前2時過ぎには安値27930円をつける場面も。
その後は少し戻し、かろうじて28000円は維持して引けました。
昨日の日中は寄り付き直後に28490円をつけましたが、そこから失速。
今日はパウエル発言で上げた分を全部吐き出して始まることになりそうです。

128ヌマシア:2022/12/05(月) 08:33:36
下落 雇用統計待ち

2日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、全業種が下落。下落率上位は、薬品、不動産、卸売、精密、繊維など。
前日の米国株式市場はまちまち。雇用統計を控え、警戒感が上値を抑えました。
東京市場は日経平均が243円安でスタート。プライム市場の9割近い銘柄が売られ、終始2万8000円割れで推移しました。個別銘柄では、足元の円高でトヨタ、SUBARUなど自動車株が軟調。東京建物、三菱地所など不動産株も売られました。半面、九電、中部電など電力株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27777円90銭(▲448円18銭=1.59%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1953.98(▲32.48=1.64%)

●三菱自動車[7211]
589円(▲37)
続落。米金利低下に伴い日米の金利差が縮小し、円相場が1米ドル=135円台とさらに円高ドル安が進行。アジアや北米など海外売上高比率が高い当社の業績には逆風になるとして売り材料視された。当社下期の想定為替レートは1米ドル=135円。

●サイバーエージェント[4751]
1288円(△49)
商いを伴い逆行高。FIFAワールドカップ・カタール大会で予選リーグE組の日本が強豪スペインに勝ち、決勝トーナメント進出を果たしたのが手がかり。当社は同大会の放映権を獲得してネット放送局として初めて全64試合を無料で生中継する。

●ユニフォームネクスト[3566]
1560円(△300円)
大引けでストップ高比例配分。1日に株式分割と株主優待制度の導入を発表し、好感された。12月31日を基準日に1株を4株に分割する。投資しやすい環境を整えることを通じ、株式の流動性向上、投資家層の拡大、株主数のさらなる増加を図る。

129パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/05(月) 08:43:40
『はて、米景気の減速警戒?25日線割れ』

ファーストリテイリングが大引け後に発表した国内ユニクロ直営店11月販売は前年比3.8%減。6月以来の前年割れとなった。「暖冬」で防寒衣料の需要が伸び悩んだ。ユナイテッドアローズやアダストリアも前年比プラスは維持したが、10月に比べると伸び率は大きく低下した。昨日のワークマンの数字がすでに弱かったので、もっと早く気づかなければいけなかったのだが、衣料小売りの11月数字は低調なものになりそう。

今週初めにかけて株価がひと戻りした後だけに、こんな数字が相次ぐと相場的にはツライ。ファストリの場合は、すでに海外売上高の比率が高くなっているため、国内ユニクロ店の動向だけでは業績は判断できないが、為替の円高もマイナスになりそう。とすると、もしかすると弱い地合いになるかもしれない週明け相場の足を引っ張りかねない。本日もファストリは1420円(1.7%)安で日経平均を48円押し下げていた。寄与度で見れば最悪の銘柄。もっとも、本日の東京都の気温はかなり低く、この調子なら12月の数字はかなりよくなりそうだが、相場はそこまで面倒を見てはくれまいが…。

日経平均は448円安(一時は563円安)。なんでここまで…の思いは、いつものこと。為替の円高と米国景気の減速との警戒2点セット―とはいうものの、先週までインフレが収まらない米国景気の堅調ぶりを嘆いていた市場がISM製造業景況感指数50割れをみて、一転して景気後退を気にするというもおかしな話。微妙に揺れる市場心理を映したもの、と達観しておけばいいのだろうが、底流には日本株を取り巻く需給関係の変化があるのかもしれない。先週までは外国人買い・個人売り。来週はその逆になるのか。9日は今年最後のメジャーSQ。ここらあたりに何かあるのかもしれない。ともあれ、日経平均は25日線割れ。テクニカル面では短期調整入りということになる。<12月2日>


ダウ平均は34.87ドル高の34,429.88ドル、ナスダックは20.95ポイント安の11,461.50で取引を終了した。11月雇用統計で雇用者数や賃金が想定以上の伸びとなり、長期金利の上昇を警戒した売りが先行。一方、インフレや金利ピークの思惑も根強く、押し目からの買いで下げ止まった。さらに、別の世帯調査の結果で雇用が減少したことが明らかになり金利が伸び悩むと、買い戻しが強まり、終盤にかけてダウ平均は上昇に転じた。ナスダック総合指数はプラス圏を保てず小幅安で終了。

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円00銭から135円98銭まで上昇後、134円24銭まで反落し、134円30銭で引けた。米11月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ったほか、平均時給も伸びが鈍化予想に反して拡大したため、利上げ長期化、最終的な金利水準の見通しが上昇し、ドル買いが優勢となった。ただ、他の世帯調査では雇用減となったことが明らかになったほか、インフレピークや利上げ減速の思惑も根強く金利が伸び悩んだため戻り高値からのドル売りに押され上値も限定的ととなった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27710円。
ナイトセッションは弱含み。序盤は小安い水準での揉み合い。
雇用統計を受けて一瞬下に200円ほど走りましたが、ほどなく切り返し、日中終値付近まで戻しました。
終了間際、プラス圏にいる時間帯もありましたが、引けにかけてやや売りが優勢となり、小幅安で取引を終えました。

130パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/06(火) 08:00:04
小幅まちまち 材料なく動けず

5日の東京市場はまちまち。TOPIX業種別騰落率は、鉄鋼、鉱業、空運、小売、繊維など9業種が上昇。海運、電力ガス、農林水産、自動車、不動産など24業種が下落。
前週末の米国株式市場はまちまち。11月雇用統計が強く、引き締め警戒から下落してスタートしましたが、売り一巡後は買い直されました。
週明けの東京市場は日経平均が25円安でスタート。特に売買材料がなく、方向感に欠けました。個別銘柄では、トヨタ、マツダなど自動車株が続落。東電、関電など電力株も売られました。半面、JFE、日本製鉄など鉄鋼株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27820円40銭(△42円50銭=0.15%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1947.90(▲6.08=0.31%)

●日精エー・エス・ビー機械[6284]
4755円(△295)
4連騰で連日の年初来高値更新。23年9月期の業績回復を評価する買いが続き上値を試す。大和証券が2日付で当社株の投資判断を5段階で中立の「3」から強気の「2」に引き上げ、目標株価も3300円から5100円に変更したことも手掛かり材料。

●アインHD[9627]
6120円(▲410)
7日続落。2日に発表した22年5〜10月期決算が低調だったことを受け見切り売りが増えた。純利益は38億0400万円(前年同期比14.0%増)で従来予想を下回った。対通期予想(110億円)の進捗率は約35%にとどまり、今後の下振れを警戒。

●ウェルプレイド・ライゼスト[9565]
7250円(▲1450)
急反落。eスポーツのイベント運営受託事業などを展開。11月30日に新規上場。eスポーツ市場の成長期待に小型案件の需給面も着目されて人気化。公開価格比5.3倍の6200円で誕生すると前週2日には8700円まで買い進まれていた。この日は利益確定売りが優勢になり、一時はストップ安の7200円をつける荒い値動きに。

131パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/06(火) 08:07:18
『ほろ酔い相場。ファストリ頑張る』

日経平均は42円高と反発(TOPIXは続落)。2日の米ダウ平均が34ドル高と小反発したのと似た癒な動きだが、あちらは朝方350ドルほどの下落があって切り返したもの。それに対し、この日の日経平均は前週末終値を挟んでプラス・マイナスを繰り返す千鳥足相場。酒酔い状態ならばこんな動きも理解できるが、週明けの相場でいきなりこれでは困ったもの。1ドル134円台半ばで張り付いた為替が気になってか、方向感は出ない。400円を超す下げのあとの反発がこれでは「メジャーSQの波乱含み週」を乗り切れるかどうか、いささか心許ない。

安くなるかと思ったファーストリテイリングが大幅高。先週金曜日に比べて2530円(3.1%)高はプライム市場の上昇率ランキングで16位。日経平均の押し上げ寄与では断トツの首位(86円の上昇寄与)。先週金曜日に書いたように、ユニクロ国内店11月月次は既存店が5か月ぶりマイナス。「12月は厳冬になってきているから大幅プラスも」とか、「顧客単価が上昇して内容のいい販売状況」とか、販売数字以外であれこれ理屈をつける人がいるらしいが、少なくとも大幅高になるような材料はないはず。
そこで、「中国のコロナ規制の緩和で恩恵」とか、「週末のSQ値を高くしたい人が買い煽った」などの搦め手からの上昇要因を挙げる人もいたが果たしてどうか…。

なら、もうひとつ、穴っぽい材料をあげるのを許してもらうと「株式分割」。同社は11月18日に「投資単位の引き下げについては(中略)多面的な視点から検討してまいります」とのリリースを発表したことがあった。その後、株価が6日続落して8万円割れまで下げてしまったことで材料としては忘れられてしまった感じだが、このリリースは「株式分割を検討するよ!」と読めなくもない。
先週ユニフォームネクストが4分割を発表してストップ高となったように「株式分割」テーマは決して死んでいない。ファストリがその流れに乗るようなら、市場全体へのインパクトも強力なものがありそう。ま、株価が上がれば「材料は後からいくつもついてくる」がこの世界の決まり。異彩高が話題になるのは、それはそれで興味深いことだろう。<12月5日記>


米国株式市場は下落。ダウ平均は482.78ドル安の33947.10ドル、ナスダックは221.56ポイント安の11239.94で取引を終了した。11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったほか、ISM非製造業景況指数が予想外に改善したため、長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。午後に入り、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のFedウォッチャーが賃金の上昇を受けて、ペースは減速も来年も利上げが継続する可能性に言及したため金利先高観が再燃し、一段安となった。終盤も売り圧力が後退せず、下げ幅を拡大し終了。

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円00銭から136円86銭まで上昇し、136円78銭で引けた。米10月製造業受注や11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったほか、米11月ISM非製造業景況指数が悪化予想に反して改善、さらに、ウォールストリート・ジャーナル紙のFedウォッチャーが利上げ減速も、賃金の上昇でFRBが来年も利上げを継続し、現在織り込まれている以上に金利を引き上げる可能性に言及したため長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の27685円。
ナイトセッションは弱含み。序盤は日中終値を挟んだ揉み合い。
午前1時過ぎに高値27870円をつけてから下落に転じ、27700円台前半で踏みとどまる場面もありましたが、引けにかけてまた売り直されました。

132パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/07(水) 08:28:49
小動意 手掛かり難続く

6日の東京市場は小幅高。TOPIX業種別騰落率は、保険、鉄鋼、その他製品、銀行、卸売など21業種が上昇。鉱業、精密、サービス、石油石炭、陸運など12業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも下落。先週の雇用統計に続き、ISMサービス業PMIが強い結果となり、引き締め長期化が警戒されました。
東京市場は日経平均が116円安でスタート。売り一巡後はプラス浮上したものの、強い買い材料がなく、上値の重い展開でした。個別銘柄では、第一生命、みずほなど金融株が強含み。日本製鉄、JFEなど鉄鋼株も買われました。半面、INPEX、ENEOSなど資源株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27885円87銭(△65円47銭=0.24%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1950.22(△2.32=0.12%)

●野村総合研究所[4307]
3275円(△170)
4連騰で後場に一段高。ジャフコG(8595)と野村HD(8604)が保有する3696万株あまりの売出しと第三者割当による554万株あまりの自己株式処分を行うと11月25日に発表して急落。5日に売出し価格が3011円に決まりアク抜け感が広がる。

●KLab[3656]
438円(▲71)
急反落で東証プライムの下落率首位。7月6日に発行した第三者割り当てによる行使価額修正条項や行使許可条項付きの新株予約権に関し、割当先のモルガン・スタンレーMUFG証券の権利行使を許可すると5日に発表、株式需給悪化が警戒された。

●ACSL[6232]
1900円(△182)
大幅続伸。5日引け後、航空法の改正により同日から開始された無人航空機(ドローン)の型式認証制度で第一種型式認証申請を実施したと発表し、買い材料視された。審査対象は物流用ドローンで、同日から型式認証プロセスを開始。レベル4(友人地帯での目視外飛行)の飛行が可能となることで利活用の場面が拡大する。

133パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/07(水) 08:38:42
『安寄り後切り返す。米株より強い?』

昨日が42円高、本日が65円高。2日分合わせても100円ちょっと。何とも心許ない戻り。とはいえ、30日の戻り高値から600ドル以上下げている米ダウ平均に比べると、日経平均の足取りの方が頑強とみていいか(TOPIXはもっと弱い)。
安寄り後の切り返し。ザラバ高値は後場寄りのところで2万7934円。2万8000円回復ならず。週末のSQに向け、この2万8000円攻防の駆け引きが演じられている模様。「年末高」「掉尾の一振」というアノマリーがいわれる師走相場だが、もうひとつ前半にあるのが「SQのフシ」。ここに向けて小さな安値や高値をひと山つけることが多い。今年は果たしてどうだろう。
ただ、SQ絡みの波乱があったにせよ年末にかけては緩やかに駆け上るのがアノマリー。ポジション調整や節税売りの後に実需勢が底値買いに動き出すことが多い。そうすると、今の時期は大上段に振りかぶらずに、材料系の銘柄でフットワーク軽く動いた方がよさそう。

日経平均25日線(2万7894円)割れが3日目。5日線が上から降りてきて明日にも25日線とミニ・デッドクロスを演じそう。日足も昨日、本日と小陽線が2本立って反攻の機運を見せており、明日はちょっとしたタイミングかもしれない。2万8000円回復か、それともいったん諦めるか。「中途半端な調整で切り返すのが一番よくない」とは荒野さんのご託宣だ。明日は二十四節気の「大雪」。メリハリの効いた動きが出れば面白くなる。<12月6日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は350.76ドル安の33596.34ドル、ナスダックは225.05ポイント安の11014.89で取引を終了した。利上げ長期化を懸念した売りに寄り付き後、下落。ゴールドマンサックスの最高経営責任者(CEO)は景気後退に備え、ボーナス減額や人員削減を示唆、また、バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなど金融各社のCEOが来年の経済に悲観的見方を示したため景気後退への懸念に一段と売られた。終盤にかけて下げ幅を拡大し終了。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円03銭から137円08銭まで上昇し、137円03銭で引けた。米10月貿易赤字は前月から拡大も幅は予想程拡大しなかったほか、押し目からは株安に連れ質への逃避のドル買い、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化やピーク金利予想の上昇でドル買い意欲も根強く、ドルの買戻しが優勢となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円安の27660円。
ナイトセッションは軟調推移。取引開始直後はプラス圏に位置することもありましたが、ほどなくマイナス転落。
小安い水準で推移し、米市場がオープンすると下げ幅を拡大。午前4時台には安値27550円をつけましたが、引けにかけては少し戻しました。

134パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/08(木) 09:34:22
反落 終始底這い

7日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、空運、銀行、電力ガス、非鉄、陸運など16業種が上昇。鉱業、電機、機械、ゴム、石油石炭など17業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも続落しました。モルガンスタンレーの人員整理や、JPモルガンCEOによる景気後退入り発言を受け、投資家心理が冷えたようです。
東京市場は日経平均が215円安でスタート。材料に乏しく、終始底這いでした。個別銘柄では、パナソニック、ソニーなど電機株が冴えず。コマツ、オークマなど機械株も売られました。半面、第一生命、三菱UFJなど金融株の一角が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27686円40銭(▲199円47銭=0.72%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1948.31(▲1.91=0.10%)

●東京一番フーズ[3067]
527円(▲49)
大幅安で10月28日以来の年初来安値更新。6日に当社株式について立会外分売を行うと発表し、短期的な需給悪化を警戒した売りに押された。分売予定の株式数は発行済株式総数の5.0%の44万8000株で今月13日から16日の期間に実施する。

●ビックカメラ[3048]
1283円(△25)
3連騰で21年4月以来約1年8カ月ぶりの高値。6日に発表した11月度の月次売上速報が「ビックカメラ+コジマ」全店ベースで前年比2.6%増と堅調な結果だったことが評価された。直近の信用倍率は0.80倍に低下し、損失確定の買い戻しも。

●TKP[3479]
2811円(△218)
急反発。貸会議室などを展開。6日引け後にシェアオフィスのリージャス事業を売却すると発表。事業の選択と集中を前向きに評価した買いが広がった。リージャス日本事業は三菱地所[8802]に約380億円で売却するという。

135パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/08(木) 09:38:21
『ハイテク売りで199円安。内需系が動兆』

ハイテク株に売りの嵐。プライム市場の下落率ランキングを見ると、レーザーテックが5%近い下落率で順位6位。あと、ソシオネクスト8位、新光電工10位、東京エレクトロン11位、イビデン13位、ローツェ15位、ケミコン16位…と、下落率の大きい銘柄がずらり顔を並べている。日経平均採用銘柄でみても、東京エレクトロンが1銘柄で60円ほど日経平均を押し下げており、第2位のファストリを除くと、TDK、ファナック、アドバンテスト、信越化学、ダイキン…と、ピカピカ銘柄の下落寄与度が高かった。日経平均は前日比199円安だったが、こうしたハイテク下落効果が大きかったことが分かる。
ただ、日経平均採用225銘柄の騰落を見ると上昇108銘柄に対して下落109銘柄だったから、数の上ではプラス・マイナスがほぼ拮抗していた。
ハイテク売りについては、NASDAQ安、SOX指数安のほか、アップルの自動運転車開発計画が延期されるとの報道があったことも地合いを冷やした。ただ、マザーズ指数が反発したように、こちらのグロース株には押し買い機運が芽生えている。

地合い変化を感じさせるのが、内需系銘柄の動き。JAL、ANAの空運株が業種別騰落で上昇率首位、個別では、JR東日本、富士急、三越伊勢丹、高島屋、オリエンタルランド、サンリオなどインバウンド・リオープン関連がそろって買われていた。中国のコロナ規制緩和、インバウンド拡大、全国旅行割の延長など環境は悪くない。3週間ほど調整を進めていたこのグループが息を吹き返すか。指数の軟調が続くにせよ、こちらが賑うようなら全体の雰囲気も悪くないだろう。明日はSQ前の木曜日。日経平均にとっては一番厳しい日になるかもしれない。<12月7日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.58ドル高の33597.92ドル、ナスダックは56.33ポイント安の10958.55で取引を終了した。景気後退懸念がくすぶり、寄り付き後、下落。需要鈍化懸念を背景とした携帯端末のアップル(AAPL)の下落がけん引したハイテクセクターの売りが上値を抑制した。ただ、利上げ観測が緩和し、長期金利の低下やドル安が企業収益回復に繋がるとの期待が下支えとなり、終盤にかけダウは小幅高で終了。ナスダック総合指数は終日軟調推移となった。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円40銭から136円22銭まで下落し136円58銭で引けた。米7-9月期単位労働コストの伸びが予想以上に鈍化したほか、米景気後退懸念に米国債相場が上昇。長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の27585円。
ナイトセッションは弱含み。終始、日中終値を挟んだもみ合いでしたが、マイナス圏に位置する時間が長かったです。
中盤以降はおおむね27600円近辺でのこう着商状でした。

136パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/09(金) 08:22:52
続落 後場下げ渋り

8日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、海運、薬品、卸売、金属、食品など9業種が上昇。電機、鉱業、電力、その他製品、その他金融など24業種が下落。
前日の米国株式市場は小幅まちまち。特段の売買材料がなく、小動きでした。
東京市場は日経平均が66円安でスタート。前半は売られたものの、中国ゼロコロナの緩和観測が浮上し、後半は下げ渋りました。個別銘柄では、ソニー、パナソニックなど電機株が冴えず。東電、関電など電力株も売られました。半面、郵船、商船三井など海運株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27574円43銭(▲111円97銭=0.40%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1941.50(▲6.81=0.35%)

●ラウンドワン[4680]
556円(▲22)
後場に下げ幅を拡大。午前11時30分に発表した11月の売上速報で既存店売上高が新型コロナ感染拡大前の20年3月期対比で12.6%増。しかし、10月の21.9%増からは増収率が縮小しており、先行きに対する警戒感から手じまい売りが増えた。

●カチタス[8919]
3175円(△110)
3連騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が当社株の投資判断を中立の「ホールド」から強気の「バイ」に格上げ、目標株価も3400円から3900円に引き上げたことが手掛かり。年率2ケタ利益成長を継続でき、株価調整で割安感が強まったと。

●スマレジ[4431]
1728円(△180)
一時は1845円まで買われ約10カ月ぶりの水準を回復。7日引け後に各種クラウドサービスの値上げを発表し、買い材料視された。2023年1月1日から利用料金を改定する。今後、今まで以上のサービス拡充・改善を実施するため、運営体制の強化を目的とした値上げという。「スマレジ」のプレミアムプランを従来の月額4000円から5000円に、最高額のフード&リテールは1万5000円から1万7000円に引き上げる。

137パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/09(金) 08:34:04
『100日線割れ。ハイテク売り続く』

米国株の軟調な展開に同調する形で東証も続落。日経平均は一時2万7500円割れ。中国の衛生当局から「新型コロナウイルス対策の防疫措置」に関する記者会見を開くとの報道があり、買い戻す動きも現れたが、それでも下げ渋りがやっとの状況。600ポイント(3%)を超す急反発となった香港ハンセン指数あたりとは感応度が違う。
日経平均の終値は11月4日以来約1か月ぶりの100日移動平均線(2万7657円)割れ。これまでも反転のきっかけとなったことが多い100日線への接触が刺激を与えるかどうか。このところ下値のフシが静かにひとつずつ破られており、明日のSQあたりをキッカケにうねりが戻らないようだと200日線(2万7213円)あたりまで行ってしまうかもしれない。

東エレク、ファストリ、ソニーG、TDK、日本電産が日経平均の下落寄与度上位%銘柄。米国株のNASDAQ安を映してハイテクが売られており、業種別では「電機」がワースト・ワン。ただ、反対側に位置するインバウンド・リオープン関連に勢いがなく、気乗り薄な地合いがありあり。為替は1ドル136円台の攻防。円安・株安の一日となった。

引け後発表の投資主体別売買動向では、外国人が8028億円の先物売り(12月第1週)。景気ウォッチャー調査も「現状判断」が4か月ぶりマイナス。地合いを変えてくれるような材料はなかなか出てこない。それでも、明日は今年最後のメジャーSQである。<12月8日記>


米国株式市場は上昇。ダウ平均は183.56ドル高の33781.48ドル、ナスダックは123.45ポイント高の11082.00で取引を終了した。中国政府がコロナ規制を緩和する兆しを好感し、寄り付き後、上昇。週次失業保険申請件数が増加基調で労働市場のひっ迫緩和の兆候も来年の利上げ観測の緩和に繋がり相場を更に押し上げた。終盤にかけても、明日に生産者物価指数(PPI)の発表を控えて、インフレ鈍化期待に主要株式指数はプラス圏を維持し終了。

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円31銭へ軟化後、136円80銭まで上昇して136円68銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前週から増加したため労働市場のひっ迫緩和で利上げ減速の思惑が強まりドル売りが優勢となった。その後、株高に連れ、リスク選好の円売りが再開した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の27685円。(3月限)
ナイトセッションは堅調推移。小高く始まり、中盤までは小幅高水準での値動き。
日付けが替わる頃から上値を追い、多少押し戻される場面はありましたが高値圏で引けました。
本日はSQ算出日。限月交替によるスプレッドが70円ほどあるので、順当なら27700円どころでの着地が見込まれます。
現在の気配とCFDを見る限り波乱はなさそうですが、さて・・・。

138パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/12(月) 09:51:38
反発 中国高が支援

9日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、電力、精密、電機、非鉄、機械など29業種が上昇。鉱業、空運、石油石炭、建設の4業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも強含み。東京市場は日経平均が88円高でスタートし、終始買いが先行。中国のゼロコロナ緩和観測で香港、上海が買われ、支援材料になったようです。個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株がしっかり。東電、関電など電力株も買われました。半面、INPEX、出光など原油株が冴えず。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27901円01銭(△326円58銭=1.18%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1961.56(△20.06=1.03%)

●シルバーライフ[9262]
1704円(△300)
後場に急騰しストップ高で大引け。午後1時30分に22年8〜10月期連結決算を発表し、好感された。売上高30億1500万円(前年同期比12.4%増)、純利益が2億2500万円(同2.4倍)だった。冷蔵商材の一部を内製化して採算が向上している。

●アイモバイル[6535]
1161円(▲42)
続落。8日に22年8月〜10月期連結決算を発表し、嫌気された。営業利益は5億5600万円(前年同期比36.1%減)にとどまった。ふるさと納税「ふるなび」は増収。契約自治体や提携宿泊施設が拡大したがネット広告やアプリ運営が低調だった。

●ステラファーマ[4888]
561円(△60)
急反発。がん放射線治療用ホウ素医薬品を展開。8日引け後、当社製品の新たな製造委託先としてアメリカのBryllan社と医薬品開発製造に関する基本契約を締結したと発表。これによって複数の製造拠点を確保できることになり、製品の安定的な供給体制によるさらなる事業拡大を図るとしており、買い材料視された。

139パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/12(月) 10:01:01
『週明け高に備える?NYから反発の波』

来週月曜日、12月12日は何の日か。有名なのは「漢字の日」。京都清水寺で「今年の漢字」が発表される日。「いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)=いい字1字」が由来というからちょっと苦しいが、ポピュラーなことは間違いない。
それに比べてマイナーの極みだが、わが12月12日は「双子の日」(岩本が勝手に命名)。○月○日と、月と日が同じ数字の日、ということ。1月1日、2月2日、3月3日…と続く1年に12回しかない希少日である。だから、というわけではないが、この「双子の日」は株価の上昇確率が高い日であることをご存じか。1月1日や5月5日、10日10日はそれぞれ休日で商いがなかったが、今年は2月2日以降11月11日まで7回の「双子の日」は完璧に日経平均がプラスで終わっていた。なぜそうなるのか、分からない。

日経平均の「騰落率カレンダー」によると、12月12日の再開来星取りは30勝27負だから、特に勝機が強いわけでもない(12月の上昇特異日は26日の42勝16負)。今年になっての特殊な傾向なのかもしれない。本日高かったのも週明け高に備える力が強まった結果と勝手に見ているが、どうだろう。

日経平均は326円高と反発したが、自立的な上昇とは思えない。NASDAQの5日ぶり反発など米国株の動きに同調したに過ぎないようである。売買代金2兆9000億円とSQ日にしては低水準な商いがそれを象徴しているようだ(米国株も商い薄である)。今晩の米PPI、13日の米CPI、14日のFOMCと「重要イベンドを前に動けない」が大方の心理状態だろう。だからこそ、警戒感は事前に織り込まれてしまうのが定石だ。<12月9日記>


ダウ平均は305.02ドル安の33,476.46ドル、ナスダックは77.39ポイント安の11,004.62で取引を終了した。11月卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったため、一部の市場関係者の間で浮上していた来年の利下げ観測が後退し、売りが先行。一方、12月ミシガン大学消費者信頼感指数の1年期待インフレ率が予想外に低下したことで、主要株価指数は一時プラス圏を回復も、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、再び下落した。終盤に入り、来週発表される消費者物価指数(CPI)への警戒感も強まり、下げ幅を拡大して終了。

9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円61銭まで下落後、136円90銭まで上昇し、136円60銭で引けた。米11月生産者物価指数(PPI)や12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を上回ったため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の27745円。
ナイトセッションは弱含み。前半は日中終値を挟んだ値動き。
米市場がオープンするといったん売られたものの切り返し、午前2時頃には27930円までありました。
そこから再び日中終値付近まで押し戻され、終盤は米市場の下げ幅拡大にツレ安しました。
イベント待ちといった様相です。なお、SQは27576円と、想定より下で着地しました。

140パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/13(火) 08:48:39
反落 CPI、FOMC待ち

12日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、海運、その他金融、ゴム、自動車、電力など13業種が上昇。鉄鋼、非鉄、卸売、金属、繊維など20業種が下落。
前週末の米国株式市場は3指数とも下落。11月生産者物価指数が予想以上の伸びとなり、インフレのピークアウト感が後退しました。
週明けの東京市場は日経平均が160円安でスタートし、終始売りが先行。今週は米消費者物価指数発表、FOMCを控えており、週初からは買えませんでした。個別銘柄では、ソニー、NTT、みずほなど主力株が弱含み。日本製鉄、JFEなど鉄鋼株も売られました。半面、郵船、川崎汽船など海運株がしっかり。

Market Data
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【日経平均】
27842円33銭(▲58円68銭=0.21%)
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【TOPIX】
1957.33(▲4.23=0.22%)

●鳥貴族HD[3193]
2187円(▲265)
大幅反落。9日に発表した22年8〜10月期連結決算が嫌気された。純利益は4800万円(前年同期比94.0%減)。行動規制の緩和を背景に売上高は72億0400万円(前年同期比3.4倍)と伸びたが、営業利益の回復が鈍く、助成金の消滅も響いた。

●日本駐車場開発[2353]
295円(△57)
急騰して10月20日以来の年初来高値更新。9日に発表した22年8〜10月期連結決算が好感された。テーマパーク事業が伸び、純利益は18億1800万円(前年同期比97.7%増)。5億円上限の自己株買いも発表。19日から23年3月10日に行う。

●UUUM[3990]
987円(▲64)
反落。所属する人気YouTuberのはじめしゃちょー氏が当社を退所する可能性に言及したことを受け、業績への影響などを懸念した売りが広がったもよう。

141パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/13(火) 08:53:56
『今度は違うだろ。9月のデジャヴ?』

プライム市場の売買代金が急減。本日の2兆2389億円は9月12日2兆1699億円以来の低水準である。この9月12日を覚えている人も多いだろう。本日と同じにメジャーSQの翌営業日となる週明け。週半ばにはCPIとFOMCが控えているという日程だった。株価は翌13日にかけて日米ともに仲良く4日続伸。その先に明らかになった8月CPI高止まりで暗転。「FOMCは1%利上げも…」なんて警戒感が先走って日米ともに急落(ダウ平均は1276ドル安)。さらに10月安値まで3000ドル、3000円の幅で駆け下りる暴落場面となった。
本日の、この薄商いは3か月前の辛い経験が頭に浮かんだ結果、ということかもしれない。しかし、わずか3か月。相場が同じようなことを繰り返すことはないと思うのだが、何とも験の悪い薄商いである。

ただ、市場の戦闘意欲を示す「新値株」は先週金融日(9日)から新高値が優勢となってきた。新高堰が8日22銘柄(新安値33銘柄mプライム市場)、9日23銘柄(10銘柄)、12日33銘柄(7銘柄)と、新安値がゼロに近づきつつある(ただ、新安値ゼロは天井圏のシグナル)。指数は上値重しだが、個別銘柄には躍動感が戻ってきている。<12月12日記>


米国株式市場は反発。ダウ平均は528.58ドル高の34005.04ドル、ナスダックは139.12ポイント高の11143.74で取引を終了した。押し目からの買戻しに、寄り付き後、上昇。その後、NY連銀調査によるインフレ期待が短中期とも低下し、インフレや利上げピーク達成への期待が再燃。終盤にかけ、重要インフレ指標の発表を明日に控えた買戻しも一段と強まり、上げ幅を拡大し、終了。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円90銭から137円85銭まで上昇し、137円65銭で引けた。欧州通貨に対するドル売りに押された。その後、米11月消費者物価指数(CPI)を控え、さらに連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを織り込んだほか、10年債入札が不調で米国債相場は下落、長期金利が上昇に転じたためドル買いも再開。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円高の27995円。
ナイトセッションは強い動き。序盤は日中終値を挟んだ値動き。
22時頃から上昇に転じ、小幅高水準に。米市場がオープンすると上げ幅を拡大し、引けにかけてはさらに加速しました。
NYダウは高値引けでしたが、ナイトセッションも高値引けで28000円に乗せました。

142パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/14(水) 08:30:16
反発も上値重い

13日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、海運、薬品、倉庫、保険、空運など28業種が上昇。ゴム、電力、小売、不動産、精密の5業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも反発。先週売られた反動に加え、NY連銀発表の期待インフレ率が前月から低下し、買い材料になったようです。
東京市場は日経平均が225円高でスタートし、一時2万8000円台に乗せましたが、CPI、FOMC前に上値の重い展開。終値では2万8000円を割りました。個別銘柄では、武田、塩野義など薬品株が強含み。郵船、川崎汽船など海運株も買われました。半面、関電、東電など電力株が冴えず。

Market Data
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【日経平均】
27954円85銭(△112円52銭=0.40%)
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【TOPIX】
1965.68(△8.35=0.43%)

●グッドコムアセット[3475]
875円(△150)
ストップ高で取引終了。12日に22年10月期連結決算と23年10月期業績予想を発表し、好感された。前期の営業利益は46億1200万円(前々期比34.2%増)と連続の最高益更新。今期同利益は54億5300万円(前期比18.2%増)を見込む。

●MonotaRO[3064]
2051円(▲162)
大幅反落で東証プライムの下落率首位。12日に発表した11月度の月次業績(単体)が嫌気された。売上高は190億5400万円(前年同月比15.8%増)で伸び率は3月度(17.4%)を下回り22年12月期に入って最少。新規顧客獲得数も最少だった。

●POPER[5134]
811円(△78)
一時ストップ高。学習塾など教育事業者のバックオフィス業務をDX化するサービスを展開。12日引け後に2022年10月期決算を発表。2023年10月期の増収増益見通しが材料視された。売上高は前期比35.8%増の9億0300万円、営業損益は7200万円の黒字(前期は2000万円の赤字)を見込む。コミュニケーションツール「Comiru」のさらなるユーザー獲得と顧客満足度向上のため、既存機能の改善や新機能の拡充などを図る計画。

143パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/14(水) 08:40:20
『25日線上は維持。こちらは慎重』

12日の米ダウ平均が500ドル超の上昇。それも高値引けに近い終りとあって、こちらも朝から高唱えの始動。日経平均は一時274円高の2万8116円まであった。ダウの上昇幅に及ばず写真相場もピン外し。さらに10時前には2万8000円台を陥没。あとは中台を割った水準でのもみ合い商状に移った。米国市場ではCPI下振れ観測に前傾姿勢のようだったが、こちらはやはり「数字を見てから」の慎重対応。終値では112円高と上昇幅を半分以上減らしての着地となった。
それでも、一時はマイナスになるのではないかと気にするほどの弱地合いのなか、結局は25日線(2万7946円)を上回っての終わりで反発の格好だけはなんとかつけたことになる。あとは、日本時間の今晩10時30分に発表される数字いかん。

ハイテク株に弱い足取りが目立つ中、日経平均の上昇寄与度トップとなったのがファーストリテイリング。1銘柄で43円のプラス寄与だった。昼頃に国内ユニクロ店での値上げ実施が発表されて事が物色人気を刺激したとの解説があった。確かに、全国的な寒波襲来でユニクロ店の売り上げ増が期待されるそのタイミングでの値上げ報道は好感材料かもしれない。値上げを通せる力、いわゆる「値上げ力」を備えた銘柄であることは確か。
なら、同じような位置づけの、ブランド力があって市場支配力を備えた銘柄に同調の動きが出ないものか。キッコーマンははやりこの日、しょうゆ103品目について5〜11%の値上げを23年4月1日納品分から実施すると発表している。「値上げ力」では引けを取らない銘柄。株価は7月以来の安値圏で底這っているが、ここらあたりまで動きが出るようなら面白くなるだろう。CPIよりこちらの方が興味深い。<12月13日記>


13日のNY市場は上昇。ダウ平均は103.60ドル高の34108.64ドル、ナスダックは113.07ポイント高の11256.81で取引を終了した。11月消費者信頼感指数(CPI)が予想以上に伸びが鈍化したため、金利ピークの思惑が強まり買いが加速し、寄り付き後、大幅高。その後、高値からは景気後退を警戒、連邦準備制度理事会(FRB)の過剰な利上げを警戒した根強い売りに押され失速し、ダウは一時下落に転じた。終盤にかけて、ドル安や金利低下が企業の収益改善に繋がるとの期待などに押し目買いが強まり、プラス圏を回復し終了。

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円46銭から134円66銭まで急落し135円60銭で引けた。米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に10月から伸びが鈍化したため、利上げ減速、利上げ停止観測が強まり利上げ停止の、長期金利の急低下に伴いドル売りが加速。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27970円。
ナイトセッションは乱高下。日中終値比10円高で始まると、序盤は買い優勢の展開。
CPI発表前は小幅高水準でした。発表を受けて急伸し、0時前には高値28250円をつけました。
が、日付けが替わる頃から米株式が上げ幅を急速に縮めると下落に転じ、3時頃には上げた分を全部吐き出しました。
それ以上売られることはなく、その後も上げ下げを繰り返しましたが、最後はやや買いが優勢となり小高く引けました。

144パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/15(木) 08:28:00
続伸 資源株買われる

14日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は、繊維、精密、非鉄、鉱業、農林水産など29業種が上昇。空運、陸運、倉庫、銀行の4業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも続伸。消費者物価指数の伸びが鈍化し大幅高で始まったものの、FOMCを控え、買い一巡後は伸び悩みました。
東京市場は日経平均が51円高でスタート。終始買われ、後場は高値安定でした。個別銘柄では、住友鉱山、DOWAなど非鉄株が強含み。INPEX、ENEOSなど原油株も買われました。半面、JR東、ANAなど運輸株が冴えず。

Market Data
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【日経平均】
28156円21銭(△201円36銭=0.72%)
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【TOPIX】
1977.42(△11.74=0.60%)

●東レ[3402]
773.9円(△50.3)
商いを伴い大幅続伸。米航空大手ユナイテッド航空が米航空機大手ボーイング製の中型機「787」を最大200機発注したと発表したことが手掛かり材料。当社はボーイング向けに炭素繊維複合材を納入している。ジャムコ(7408)も11%高と急騰。

●日東紡績[3110]
2007円(▲14)
7日続落で連日の新安値。足元の業績悪化を警戒する見切り売りが続き下値切り下げ。11月8日に23年3月期通期の純利益予想を73億円から52億円(前期比28.5%減)に下方修正。今月12日に自己株買い終了を発表したことも需給不安を呼ぶ。

●スカイマーク[9204]
1277円
本日、グロース市場に再上場。再上場の大型IPOは人気が高まりにくい傾向があるが、経済再開・旅行需要回復による今期黒字転換や、今後の業績拡大に期待する向きもあったもよう。買い気配で始まり、公開価格比8.7%高の1272円で初値形成の穏当なスタート。前場で1328円まで買われた後は伸び悩み、終盤はやや売りが膨らんだ。初日の売買代金はグロース市場でダントツの244億円。

145パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/15(木) 08:39:02
『騒乱の米国株。さて、今晩は…』

13日の米国株はもの凄い動きだった。ダウ平均の終値は103ドル高だから、これだけ見れば何ということもない値動きだが、この日朝方の高値が3万4712ドル。12月1日の3万4595ドルを一気に抜いていた。この時間に相場を眺めていた人は「米国株は変わった」と確信したに違いない(S&PもNASDAQ総合も一時12月1日の高値を抜いた)。この時点で上げ幅707ドル高。しかし、その後、115ドル安まで反転急落し、終値は結局103ドル高。上下800ドルを超す幅での振幅。12日の当欄で書いた9月13日の急落は1200ドルを超す下げ幅だったが、まぁ、それに匹敵するような騒動だったに違いない。
CPI下振れを好感したものの、よくよく考えたら肝心のFOMCはまだ終わっていないということに気がついて慌てて利食ったら、皆が皆、同じことを考えていた…という風景ではなかったか。それだけ神経質な地合いなのだろう。それはまたダイナミックでいいのだが、その市場を眺めながら値付けをしている方はたまったものではない。

騒々しい動きを横目で見ながら、日本株も次第に下値が固まってきて上値を試す態勢となってきたようである。チャートの形はなかなか麗しくなってきた。この水準が維持できれば、5日線が25日線を上抜きミニGCも近そう。もちろん、今晩のパウエル議長の発言次第では、すべてがひっくり返ってしまう可能性もあるのだが…。<12月14日記>


米国株式市場は反落。ダウ平均は142.29ドル安の33966.35ドル、ナスダックは85.93ポイント安の11170.89で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ減速決定期待に買われ、寄り付き後、上昇。11月のインフレ指標の改善を受けて、タカ派色が弱まるとの期待も手伝い、堅調に推移した。午後に入り、FRBがFOMCで想定通り利上げ減速を発表も、パウエル議長はインフレを封じ込めるための利上げの道のりは長いと繰り返したため来年の利下げ観測が後退。FRBスタッフ予測も想定以上にタカ派的な内容となり、一気に下落に転じた。議長が同時に、今後、一段と利上げペースを減速する可能性に言及すると下げ幅を縮小し終了。

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円60銭から135円99銭まで上昇し、135円47銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を50BP引き上げ減速を決定。声明では「利上げ継続が適切となる可能性が強い」と追加利上げを示唆した。見通しでは19人のメンバーのうち17人が23年の金利を5%以上と予想、中間予想が5.1%と市場の想定を上回る水準となったことが明らかになると利上げ観測が再燃し長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、パウエルFRB議長がタカ派色維持する姿勢を再確認すると同時に、指標次第では2月FOMCで利上げ幅をさらに縮小する可能性を示唆すると金利が再び低下に転じドル買いも後退。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の27890円。
ナイトセッションは序盤は弱含み。28000円台前半でこう着しました。
FOMCの結果を受けて300円弱垂直落下し、下げた分をほぼ戻し、終盤はまた下げて引けました。200〜300円の上げ下げを3回繰り返した格好。

146パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/16(金) 09:07:56
反落 タカ派姿勢を維持

15日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、鉱業、海運、倉庫、石油石炭、陸運など15業種が上昇。サービス、電機、精密、金属、食品など18業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも反落。FOMCでの利上げ幅は予想通りでしたが、声明文やパウエル議長の記者会見では利上げの最終到達点の引き上げを示唆。ハイテク株が売られました。
東京市場は日経平均が165円安でスタート。一時は戻したものの、後半は再び軟化しました。個別銘柄では、東京エレク、アドバンテストなど半導体株が冴えず。グリコ、山崎パンなど食品株も売られました。半面、INPEX、出光など原油株が強含み。

Market Data
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【日経平均】
28051円70銭(▲104円51銭=0.37%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1973.90(▲3.52=0.18%)

●ペッパーフードサービス[3053]
171円(▲9)
横ばいを1日挟んで14営業日続落。連日の年初来安値更新。11月14日に22年12月期通期業績予想を下方修正。ディナー帯の売上不振や食材コストの上昇などが響き純損益は14億9800万円の赤字に。その後も業績不安が根強く下値模索が続く

●ユーグレナ[2931]
1048円(△99)
商いを伴って7連騰。一時8月23日の年初来高値に並ぶ。14日にマレーシアの国営石油大手ペトロナス、イタリア石油・ガス大手エニと共同でバイオ燃料の製造プラントを建設・運営するプロジェクトを検討していると発表。好感買いが膨らんだ。

●プレミアアンチエイジング[4934]
2165円(▲500)
ストップ安。14日引け後に発表した2023年7月期業績予想の下方修正が売り材料視された。営業利益予想を従来の30億円から15億円(前期比37.9%減)に大幅減額。増益予想が一転して減益予想となり、嫌気された。クレンジング市場およびバーム剤型の競争激化が想定以上に継続しており、売上高の多くを占める「デュオ・ザ・クレンジングバーム」の第1四半期の売上高が減少した。

147パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/16(金) 09:13:18
『一件落着し、個別物色、テーマ探りへ』

年内最後の、そして最大のイベント(と、メディアが大騒ぎしていただけかもしれないが…)だった米FOMCが終了(次は来年2月1日)。0.5%への利上げ幅縮小は想定どおりだったけど政策金利見通しがタカ派的に引き上げられたことでダウ平均は反落して142ドル安での戻り。日経平均も追随安して104円安―と、まぁ丸めて言えば分かりやすいが、日中の動きはちょっと違う。

米国株はFOMCの結果発表直後に売られて一時404ドル安。その1時間ほど前には287ドル高まであったから高安値幅は700ドル近く。CPIショックで700ドル超急騰とその後の急落があった前日とはちょうど真逆の方向での一振れ。「期待」から「失望」へと市場心理がひと巡り。「パウエル議長の言っていることはほとんど変わっていない」との見方がほとんどで、株価だけがひとり芝居だったようなもの。これで一件落着すれば、後は「しばらく休養する必要がある」(松井証券・窪田チーフ・マーケットアナリスト)との見方が多いようである。

逆に、日経平均は安く終わったけど、前場中ごろにかけ日経平均、TOPIXともに160円ほど水面下からプラス水準へと顔を出す場面を経た後のマイナス着地。押し目買い機運の強さとみていいか。そこで、此の先は「テーマ株やIPO銘柄を物色しやすくなる」(同)との相場見立ても可能か。この日プライム市場上昇率首位は結婚式場経営のブラス。挙式リオープンで第一四半期は過去最高利益との決算発表があった。それだけでストップ高というのも買い急ぎではないかと思うが、市場の雰囲気変化の指標として注目しておきたい。

もうひとつ、来年の話。「脱デフレで見えてくる 日経平均4万円」-。武者さんのお話かと思ったが、三井住友DSアセットマネジメントの新しいレポートが話題に。(1)日本経済の23年成長率はG7中でトップ。(2)企業業績も拡大続く。(3)ソフトなインフレで脱デフレ化が進めばPER評価も上がって日経平均は4万円も―という内容。同社のHPで公開されているので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。
正月に明らかになる相場アンケートでは3万円〜3万2000円に高値見通しが集中しそうだが、4万円はなかなか異色である。ま、アレコレ言えるのも今のうち。そういえば、当方も頼まれているアンケートがあったはず。<12月15日記>


米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は764.13ドル安の33202.22ドル、ナスダックは360.36ポイント安の10810.53で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を高い水準で長期にわたり維持する計画を表明したことに続いて、欧州中央銀行(ECB)も定例理事会で当面利上げを継続する必要があるとタカ派色を強めたため警戒感から大きく売られ、寄り付き後、下落。世界主要中央銀行の過度な金融引き締めによる景気後退入りを警戒した売りが終日続き、下げ幅を拡大した。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円61銭まで弱含んだのち、138円17銭まで上昇して137円79銭で引けた。米小売売上高が予想以上に悪化したためドルが一時軟調に推移、しかし、先週分新規失業保険申請件数が増加予想に反し前回から減少し、9月来で最小と労働市場のひっ迫を示したため米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が広がりドル買いが優勢となった。また、株安で質への逃避のドル買いも強まったと見られる。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比355円安の27605円。
ナイトセッションは大幅下落。小安く始まり、米市場オープン前は100円ほど安い水準。
22時頃から下値を探る展開となり、下げ幅を拡大。4時過ぎに安値27560円をつけ、その後少し戻したものの安値圏で引けました。

148パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/19(月) 08:47:25
続落 日米売られる

16日の東京市場は下落。TOPIX業種別騰落率は、海運、不動産の2業種が上昇。非鉄、その他金融、機械、電機、紙パルプなど31業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも続落。金利高止まりが想定される中、小売売上高やNY連銀景況指数が悪化し、幅広く売られました。
東京市場は日経平均が345円安でスタート。強い反発材料もなく、じりじりと下げ幅を広げました。個別銘柄では、トヨタ、ソニー、NTTなど主力株が冴えず。ファストリ、ソフトバンクGなど値がさ株も売られました。半面、郵船、商船三井など海運株が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27527円12銭(▲524円58銭=1.87%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1950.21(▲23.69=1.20%)

●マイネット[3928]
413円(▲36)
5日続落して20年3月に付けた上場来安値を更新。15日に22年12月期の業績と配当の予想を大幅減額し、嫌気された。当期純損益は1億2000万円の黒字から16億1000万〜14億9300万円の赤字(前期は2億2900万円の黒字)に引き下げた。

●パーク24[4666]
2240円(△211)
3連騰で6月1日以来の新高値。15日に22年10月期連結決算の上振れ着地と23年10月期の予想を発表し、好感された。前期営業益は206億7200万円(前々期は80億3900万円の赤字)に上振れ。今期は270億円(前期比30.6%増)を見込む。

●FIXER[5129]
1740円(△219)
急反発。マイクロソフト「Azure」に特化したクラウドインテグレーター。15日引け後に発表した2023年8月期業績予想の上方修正が買い材料視された。営業利益予想を従来の14億1500万円から18億6300万円(前期比22.2%減)に増額。保守的に計画していた複数の案件において、足元の実績が想定を上回っていることに加え、新規の大型プロジェクトであるAWS移行案件を含め、主要顧客との商談および開発が順調に推移しているという。

149パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/19(月) 09:05:49
『1か月ぶり安値。米株から暗転?』

15日の米ダウ平均は764ドル(2.2%)安。S&P500(2.5%安)、NASDAQ総合(3.2%安)の順で下落率が高く、3指数ともに下放れ足となった。欧州株価がそろって下げたうえ、11月米小売売上高が市場予想を下回ったことが景気後退懸念につながったという。
日経平均も524円安だから、ダウほどの下げではないが、居どころは11月10日(2万7746円)以来の安値水準。最大イベントFOMCが終わって相場が上向きに転じるタイミング(当方、勝手に思っていただけか…)だったが、まったく逆の目が出たことになる。
米NASDAQの下げが大きく、ハイテク大手が売り物を浴びて大胆な下落を演じていた。例えばレーザーテックは一時2万5000円台を割り、11月18日2万4930円以来1か月ぶりの安値水準。プライム市場全体の下落率ランキング11位に顔を出していた。日足チャートを見ると、高値圏での三角保ち合いの形状が危うくなってきた。すでに東京エレクトロンはこの日、同期間の安値を切っており、ディスコは微妙なところで踏みとどまっている。
クリスマス休暇入りを前に、ポジション調整や換金売りが出ているらしく、今晩の米国株の推移次第ではこのグループは週明けも厳しさを強いられるかもしれない。

ただ、今晩の米国市場は先物・オプションの集中決済日。それが需給面でのアク抜けにつながる可能性もある。

日本郵船以下、海運3社がプラスで終わったほか、一時は三井住友FGなどメガバンクが強調場面を見せており、ハイテクの対極にあるバリュー系銘柄は総じて堅調だった。全市場を通じて上昇率トップはレーザー核融合関連のJテックコーポ(19.9%高)。こんな地合いだからこそ、材料株は高い。<12月16日記> 


ダウ平均は281.76ドル安の32,920.46ドル、ナスダックは105.11ポイント安の10,705.41で取引を終了した。12月製造業・サービス業PMI速報値が想定外に11月から悪化したため、気後退を懸念した売りが先行。連邦準備制度理事会(FRB)高官がインタビューや講演で、政策金利を高水準で長期にわたり維持する姿勢を再確認したため、長期金利やドルが上昇したことも更なる売り圧力となった。年末にかけたポジションの手仕舞い売りも目立ったが、本日は4兆ドル規模と言われる大口オプションの満期日に当たり、テクニカル要因で終盤にかけては買戻しも見られ、下げ幅を縮小して終了した。

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円35銭まで強含んだのち、136円30銭まで反落して136円68銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が来年ピーク金利達成後も長期にわたり維持するとの見方にドル買いが強まったが、米12月製造業・サービス業PMI速報値が予想外に悪化したため、景気後退懸念が強まり、ドル安・円買いが加速。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の27280円。
ナイトセッションは軟調推移。取引を開始するとほどなく27200円台に下落。その後0時頃に上げ下げがありましたが、おおむね27200円を挟んで推移しました。
引けにかけては少し戻して取引を終了。

150パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/21(水) 08:14:11
3日続落 米国弱い

19日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、銀行、紙パルプ、農林水産、倉庫、保険など6業種が上昇。鉱業、海運、精密、自動車、石油石炭など27業種が下落。
前週末の米国株式市場は3指数とも続落。製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回ったうえ、NY連銀総裁のタカ派発言も重なり、売り材料にされました。
東京市場は日経平均が248円安でスタート。終始売られ、指数は底這いでした。個別銘柄では、トヨタ、スズキなど自動車株が冴えず。郵船、商船三井など海運株も売られました。半面、みずほ、三菱UFJなど銀行株が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
27237円64銭(▲289円48銭=1.05%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1935.41(▲14.80=0.76%)

●東芝[6502]
4424円(▲326)
3日ぶり反落、日本産業パートナーズ中心の買収提案に関し、買収額が想定していた2兆2000億円に届かない可能性も高まっていると18日の日本経済新聞が報じ、売り材料視された。アクティビストが納得できる形で合意できるか交渉は大詰めと。

●コーセル[6905]
969円(△70)
9月16日以来の新高値。午前11時に23年5月期の第2四半期(22年5月21日〜11月20日)連結決算、通期業績と配当の増額、自己株買いを発表し、好感された。通期営業益は32億5000万円から40億3000万円(前期比43.4%増)に修正した。

●ホープ[6195]
225円(△9)
一時15%高の249円まで上昇。16日引け後に発表した2023年3月期業績予想の上方修正が買い材料視された。営業利益予想を従来の1億2600万円から1億8100万円(前期は166億5100万円の赤字)に増額。広告事業での媒体販売や、自治体職員向けメディアなどを展開するジチタイワークス事業におけるサービス受注が堅調に推移したという。

151パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/21(水) 08:19:11
『200日線切る。小型が弱い』

日経平均は3日続落。先週金曜日の米国株が弱かったので想定通りの売り優勢スタート。午前10時少し前に361円安まであったが、前引け305円安、大引け289円安と下げ幅を縮小したものの、下げ渋ったとはいいにくい足取り。後場は上下50円程度の均衡状態となり完全に様子見商状。それでもプライム市場の売買代金が2兆3596億円と、先週木曜日や同月曜日の2兆2000億円台に比べて多い(先週金曜日はリバランス絡みで商いが急増したので参考外)のだから、終日見送ったというわけでは無い。

後場の停滞の背景には小型株の回転が止まり始めたことがあるようだ。この日の新値株を見ると、プライム(P)市場が新高値・新安値ともに33で同数だが、スタンダード(S)は39対40と新安値が多く、グロース(G)は13対59と圧倒的に新安値が多かった。その新安値銘柄の数だけ並べ直してみると、G53、S40、P33となる。
直近上場したばかりの銘柄が多いことからG市場では新高値・新安値が出現しやすいことは確かだが、それでも買い方の懐具合が悪化することはどんな銘柄でも一緒。その元気ぶりが救いだったGやSが苦しくなってくると、「掉尾の一振」も遠くなってしまだろう。ここはまだ材料株優勢の週。早く態勢を立て直さないといけない。

日経平均の構成銘柄で下落寄与度の高かったのはファストリ、東エレ、ダイキンの順。いずれも常連銘柄といっていい。ただ、ダイキンは7月15日以来の安値水準に下放れと異彩安。「中国関連」としての側面が嫌気されているようだ。<12月19日記>


米国株式市場は続落。ダウ平均は162.92ドル安の32757.54ドル、ナスダックは159.38ポイント安の10546.03で取引を終了した。先週大きく下げていたため、寄り付きこそ小幅に上昇したものの、終日軟調に推移。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続が景気を冷やすとの景気後退懸念が相場の重石となったほか、厳しいマクロ環境への警戒から企業業績への懸念も生まれた。長期金利が上昇しハイテク株が売られた一方、原油価格の上昇でエネルギー銘柄には買いが入った。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円35銭から137円16銭まで上昇し、136円95銭で引けた。日銀の政策修正への思惑がいったん後退するなか、米10年債利回りが3.59%台まで上昇し、ドル買い、円売りが優勢になった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27170円。

152パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/21(水) 08:21:15
債券安、株安、円高 YCC修正を前倒し

20日の東京市場は大幅続落。TOPIX業種別騰落率は、銀行、保険、電力ガス、証券の4業種が上昇。不動産、精密、自動車、電機、サービスなど29業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも4日続落。東京市場は日経平均が20円高でスタート。前場は小高く推移しましたが、日銀が金融政策の修正を発表すると、後場は債券安、株安、円高が加速。来春の黒田総裁交代の間際とみられていたイールドカーブコントロールの修正が今回に前倒しされ、サプライズになったようです。個別銘柄では、金利高が逆風となる三菱地所、東京建物など不動産株が大幅安。金利高がメリットとなる三菱UFJ、第一生命など金融株が急騰しました。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26568円03銭(▲669円61銭=2.46%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1905.59(▲29.82=1.54%)

●三井不動産[8801]
2441.5円(▲150)
後場に下げ幅を広げて続落。他の不動産株も軒並み安くTOPIX業種別指数で不動産業は全33業種中の下落率首位。日銀が本日まで開いた金融政策決定会合で金融緩和策の縮小を決めたことが内外機関投資家や個人投資家から幅広い売りを誘った。

●第一生命HD[8750]
2885.5円(△248.5)
後場に急騰して今年2月9日以来の上場来高値更新。他の保険株や銀行株もそろって逆行高。日銀が金融緩和策の縮小を決めたことを受け、国内債券市場で新発10年物国債の利回りが一時0.460%と15年7月以来の高水準を付け、強い追い風に。

●サスメド[4263]
1309円(▲400)
ストップ安。この日午前8時30分、不眠障害治療用アプリの医療機器製造販売承認が19日に厚生労働省調査会で了承されたと発表。今後、正式に製造販売承認が行われる見通し。株価はこれに対する期待から今月に入って急上昇していたため、材料出尽くしとして朝方から売りが先行。後場に全体の地合いが悪化するとさらに売り圧力が強まった。

153パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/21(水) 08:42:37
『昼休みに霹靂。金融が逆行高』

日経平均の前場終値は77円高。前日の米国株は安かったものの、日本株にはリバウンド期待もあって買い優勢。ところが、後場寄りがいきなり400円近い急落。時間を追うごとに下げ幅が広がって午後2時半過ぎには820円安。前引けからみると、ざっと900円安。文字通りショック安となった。
この日まで金融政策決定会合を開いていた日銀が「まさか、ないだろう」と思われていた”政策変更”(目的は違うとの説明だが、実際はそう見られた)を決定。昼休みにそれが伝わったことから、個人から機関投資家まで含めて売りが殺到した。プライム市場の売買代金は4兆円台(前場1兆1800億円・後場2兆8900億円だから後場になって倍増)に膨らんだ。

長短金利操作(YCC)での長期金利変動幅をプラスマイナス0.5%(従来は0.25%)に拡大する―が重要な変更点。これによって0.5%まで長期金利の上昇余地が生まれることになる(実際、0.4%台まで10年債の金利は急伸した)。これが大規模金融緩和策の見直し第一歩ならば「利ザヤ回復」を願う金融機関にとっては歓迎材料となる。そのため、メガバンク以下の銀行株や保険、ノンバンクを含めた金融関連セクターが逆行高。
業種別でみると、「銀行」「保険」「証券」「電力・ガス」(円高メリット業種)の4業種だけがプラス。逆に、金利高が逆風となる「不動産」が下落率首位。それに続くのが円高を嫌う「精密」「輸送用機器」「電気機器」の輸出御三家と、とても分かりやすい株価反応の明暗だった。

日米金利差縮小観測で円急伸。円高4時半からの黒田総裁記者会見での発言を聞きつつ132円台前半でもう一段の上値を探るような動き。消化時間は半場しかなかったため、海外勢も対応しきれていないと思われ、明日も売りの余韻が残る可能性はある。日経平均の下げは4日目。通常なら目先底を探るタイミングだが、「まだ、買うには早いか」(ブライトンリサーチ・堀川さん)との見方が多かった。<12月20日記>


米国株式市場は小幅に反発。ダウ平均は92.20ドル高の32849.74ドル、ナスダックは1.08ポイント高の10547.11で取引を終了した。サプライズとなった日銀の決定を受け、寄り付きは下落。プラス圏で推移する場面でも長期金利の上昇や主要中央銀行による金融引き締めが景気後退につながるとの懸念が相場の重石となり、上値が抑制された。株式相場が年末にかけて上昇する「サンタクロース・ラリー」への期待も薄れている。方向感に欠ける展開となる中、ダウ・ナスダックともに4日ぶりに反発して取引を終えた。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円89銭から130円58銭まで下落し、131円71銭で引けた。日銀の長期金利の変動幅拡大決定を受け、事実上の引き締めとの見方から円を買い戻す動きが広がった。米住宅指標の悪化でドル売りもある程度出ていたとみられる。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の26325円。
ナイトセッションは軟調推移。日中終値比90円高で始まったものの、高かったのは開始直後のみ。
ほどなくマイナス転落し、一時はプラス転換しましたが、また押し戻され小安い水準で揉み合いました。
1時過ぎに26400円を割り込むと以降はその水準を回復することなく、そのまま引けました。

154パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/23(金) 07:48:09
日経5日続落 金融株は買われる

21日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は、銀行、海運、空運、小売、情報通信など6業種が上昇。自動車、不動産、電機、ガラス土石、金属など27業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも5日ぶりに反発。売り買いが交錯しましたが、後半にやや強含みました。
東京市場は日経平均が21円安でスタート。買い材料がなく、冴えない展開でした。個別銘柄では、トヨタ、SUBARUなど自動車株が軟調。東京建物、三菱地所など不動産株も売られました。半面、前日に続き三菱UFJ、第一生命など金融株がしっかり。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26387円72銭(▲180円31銭=0.68%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1893.32(▲12.27=0.64%)

●トヨタ自動車[7203]
1808円(▲37)
4日続落で3月8日以来の年初来安値。ホンダ(7267)や日産自動車(7201)など他の自動車株も続落。日銀の政策修正を受け、ローン費用の増加につながる金利上昇に加え、為替の円高が収益の逆風になるという見方から見切り売りが増えている。

●三菱UFJフィナンシャル・グループ[8306]
850.5円(△32.1)
商いを伴い3連騰。2018年1月以来、約4年11カ月ぶりの高値に。日銀が20日に長期金利の変動許容幅を拡大したことを受けて金利が上昇。本日の10年債利回りは0.480%まで上昇して取引を終えた。資金利ザヤ改善期待で見直し買いが続く。

●トラース・オン・プロダクト[6696]
330円(△80)
ストップ高。20日引け後、流通小売店向けDX店舗活性プロダクト「店舗の星」を2023年1月にリリースすると発表し、買い材料視された。商品および店舗に関する消費者評価をネット上からクラウドエンジンがスクレイピングし、リアル店舗に落とし込み表示するためのシステムという。

155パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/23(金) 07:49:47
『明日も安いと今年初の6連敗。トヨタも沈む』

日経平均は5日続落。今年に入って5日続落は少なくて2月17〜24日、8月18〜25日の2回だけ。ともにその時々の高値・安値に対応した重要なポイント現れていた。6日続落はない。だから、明日仮に安いと、今年初の6連敗ということになってしまう。すでにこの5日間で合計1768円安。この日ザラバ安分を加えると、2000円近い下落幅になってしまう。
25日線との乖離率は5.13%。3月安値時に7.48%、9月安値時に5.98%乖離拡大場面があったが、まぁ、だいたいは5%超が下げ過ぎの領域。今回は背景に「日銀金融政策の転換」(果たしてそうか?)という大きな材料があるのだから、株価のテクニカルな話で収まりがつくとは思えないが、分かりにくい時こそ経験則がモノを言うのである。

「銀行」が上昇率首位で「輸送用機器」が下落率首位との構図は昨日と変わらず。トヨタの株価が一時1800円を割って年初来安更新。ホンダ、日産、日野、アイシン、小糸など自動車関連の大物銘柄がそろって新安値に顔を並べていた。その他、日本電産、クボタ、ダイフクなど中国関連やアンリツ、三井ハイテク、大真空など電子部品の一角も安値更新組。驚くべきことに、グロース市場では90銘柄と上場500あまりの銘柄のうち18%が新安値に沈んでいる。

明日は冬至。冬の真ん中で最長夜なのだから、相場も何らかの転機になるといい。<12月21日記> 


米国株式市場は続伸。ダウ平均は526.74ドル高の33376.48ドル、ナスダックは162.26ポイント高の10709.37で取引を終了した。ナイキとフェデックスの決算が好調だったことを背景に寄り付きから上昇。2社の好決算は、景気後退が懸念される中でも、企業業績が懸念されているより良い可能性があるとの期待につながった。12月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善を後押しし、相場をサポート。上昇の勢いは長くは続かなかったが、その後は高値圏での推移が続いた。

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円74銭から132円53銭で上下し、132円40銭で引けた。アジアや欧州市場での131円台半ばの底堅さを意識したとみられるドル買い、円売りが先行。その後発表された米国の12月消費者信頼感指数は予想を上回り8カ月ぶりの高水準も、11月中古住宅販売件数は予想を下回り10カ月連続で減少したことで、売り買いが交錯し、再び132円割れになり、また戻す展開になった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の26410円。
ナイトセッションは強含み。前半は日中終値を挟んだ揉み合い。
米市場がオープンするとやや買いが優勢となり、小幅高で引けました。

156パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/23(金) 07:51:46
6日ぶり反発 自動車、不動産下げ止まり

22日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は、不動産、海運、鉱業、銀行、自動車など32業種が上昇。保険のみ下落。
前日の米国株式市場は3指数とも続伸。決算が好感されたナイキ、フェデックスが買われ、投資家心理が強気に傾いたようです。
東京市場は日経平均が165円安でスタート。足元の続落の反動買いが先行しました。個別銘柄では、トヨタ、SUBARUなど自動車株が反発。三菱地所、東京建物など不動産株も下げ止まりました。半面、東京海上、第一生命など保険株が弱含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26507円87銭(△120円15銭=0.46%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1908.17(△14.85=0.78%)

●日鉄物産[9810]
5660円(△700)
買い気配が続き大引けでストップ高比例配分。日本製鉄(5401)が1株9300円でTOB(株式公開買い付け)を行うと発表し、サヤ寄せした。タツタ電線(5809)もENEOS(5020)傘下のJX金属が1株720円でのTOBを発表し同じくストップ高比例配分。

●三井ハイテック[6966]
6220円(▲210)
6日続落で連日の新安値。今後の業績悪化を警戒した内外投資家の手じまい売りが続く。4月に付けた実質最高値からの下落率は50%超えたが下げ止まり感ない。24年1月期純利益のアナリスト予想の平均値は184億円(今期予想比3.4%減)程度。

●坪田ラボ[4890]
997円(△150)
ストップ高。21日引け後、フランスの独立系製薬企業グループLaboratoires-Theaに対し、開発品「TLM―003」関連特許の独占的実施権を許諾する契約を結ぶことを決議したと発表。これが材料視された。TLM―003は、1日1〜2回の点眼によって近視の進行を予防する近視進行予防点眼薬。契約一時金や合計最大3950万ユーロ(約56億6500万円)のマイルストーンなどを受け取るという。契約一時金は2023年3月期業績予想に織り込み済み。

157パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/23(金) 08:00:51
「反発。恒例の株価上昇期入り」

6日ぶり反発。師走のこの時期に今年最大の連敗記録など情けないと思っていたが、米国株高に引っ張られて回避できた次第。225のうち182だから、8割を超す銘柄がプラス。それにしては上昇幅が120円に過ぎず、物足りない印象ではある。

「日経平均プロフィル」によると、本日から29日まで日経平均の日々騰落記録がプラス時機に突入する。特に、来週月曜日12月26日は再開以来の星取りが42勝16負(上昇確率72.4%)と年間で2番目に上昇しやすい特異日である。市場ムードとしては先高期待も俄かに後退しているが、一応、アノマリー的には来週から「クリスマスラリー」「掉尾の一振」の時機となる。「日銀ショック」で必要以上のポジション調整を迫られている人が多いかもしれないが、この先は機関投資家が休暇を取って参加者が少なくなるものの株価は堅調という展開が基本形である。

21日の米ダウ平均は526ドル高。そのうち2割分は市場予想を上回る好決算を発表したナイキ株の上昇寄与という。あちらにはマクロデータは弱いけど個別企業が頑張るという好循環が生まれつつあるようである。それが本来のあり方。日本でもそうなるといい。明日はニトリの決算発表。2月決算銘柄の第3四半期決算発表シーズンが始まるから、そこから刺激材料を探したい。おっと、本日引け後に22年6〜11月期着地見通しの増額修正を発表したハニーズHDの数字も悪くなかった。大どころの銘柄は無理としても小粒な銘柄の好材料を積み上げたい。<12月22日記>


米国株式市場は反落。ダウ平均は348.99ドル安の33027.49ドル、ナスダックは233.25ポイント安の10476.12で取引を終了した。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正され、市場予想上回ったことを受けて利上げ懸念が再燃、寄り付きから下落した。新規失業保険申請件数も小幅増で労働市場の堅調さを示し、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが正当化され、利上げが景気後退を招くとの警戒感が相場の重石となった。また、半導体メーカーマイクロンの冴えない決算をきっかけに半導体銘柄を中心にハイテク株が大きく売られた。ダウは一時、下げ幅が800ドルを超える場面もあったが、下げ幅を縮小して取引を終えた。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円91銭から132円72銭まで上昇し、132円37銭で引けた。米国の7-9月期GDP確定値が上方修正となり、週次新規失業保険申請件数も予想を下回ったことが好感され、ドル買いが強まった。ただ、11月景気先行指数は予想以上に悪化して9カ月連続の低下となり、ドル買いはやや後退した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円安の26110円。
ナイトセッションは大幅下落。小安く始まり、プラス圏に浮上する場面もあったものの一瞬だけ。
以降は下落に転じ、時間が経つほど下げ幅を拡大する弱い動き。
午前2時台には26000円を割り込み、3時台には安値25900円をつけました。
その後は切り返し、安値から200円戻して取引終了。NYダウが安値から500ドル戻したおかげと思います。

158パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/26(月) 07:57:02
反落 米株売られる

23日の東京市場は反落。TOPIX業種別騰落率は、保険、銀行、電力ガス、その他金融、石油石炭の5業種が上昇。海運、非鉄、不動産、機械、精密など28業種が下落。
前日の米国株式市場は3指数とも下落。半導体企業の決算が悪かったうえ、著名ファンドマネージャーのデヴィッド・テッパー氏が悲観的な見通しを示し、売り材料にされたようです。
東京市場は日経平均が300円安でスタート。買い材料もなく、終始売りが先行しました。個別銘柄では、トヨタ、SUBARUなど自動車株が冴えず。パナソニック、ソニーなど電機株も売られました。半面、東京海上、第一生命など保険株が強含み。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26235円25銭(▲272円62銭=1.03%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1897.94(▲10.23=0.54%)

●アドバンテスト[6857]
8500円(▲400)
7日続落。他の半導体装置株も軒並み安。米半導体メモリー大手マイクロンテクノロジーが発表した22年9〜11月期決算が不振で設備投資計画を減額。11月の中国企業の半導体製造設備輸入額が前年同月比40%超減と伝わったことも嫌気された。

●関西電力[9503]
1257円(△63)
4連騰。東電HD(9501)など他の大手電力株も高い。政府が22日に開いた「GX実行会議」で次世代型原発への建て替えや運転期間60年超への延長などを盛り込んだ「GX実現に向けた基本方針」を決めたのが手掛かり。政府の政策転換で見直す。

●サイフューズ[4892]
1548円(△300)
ストップ高。バイオ版3Dプリンタを用いて再生医療製品を開発。23日の日刊工業新聞で日本精工[6471]が当社と連携して再生医療分野に参入すると報じられ、買い材料視された。当社は12月1日に新規上場。株価は上場3日目につけた2468円を高値に急落していたため、目先のリバウンドを狙った買いが向かったもよう。

159パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/26(月) 08:02:00
『反落。9月末以来の攻防戦』

22日米国株がマイクロン決算悪からNASDAQ安となり、こちらも半導体関連中心に売り叩かれた。そのNASDAQ総合は一時11月安値を下回るところまであったが、ザラバ下ヒゲを引いて終値では踏ん張った形。それに対し、こちらの日経平均は戻り切れずに9月末以来の水準で終わった。米国株安だけではなく、日銀ショックの余波が尾を引いている模様でハイテクだけでなく主力株は引き続き弱い。
プライム市場で新安値銘柄は105(スタンダード110、グロー100)あったが、DOWA、ZHD、クボタ、ダイフク、富士電機、日本電産、富士電機など225採用で非ハイテク系銘柄も新安値に顔を出していた。「保有することを警戒する」人気ジワリ広がっているのかもしれない。それにしても、スタンダードやグロースでの新安値銘柄の相対的な多さは果たして何を意味しているのか。
プライム市場の騰落レシオが87。日経平均の25日線との逆乖離が5.24%と、テクニカル面ではもう一息、といった状況。米国株もクリスマス休暇前のポジション調整は今晩で最後だろう。とすれば、来週はちょっと変わってきてもおかしくない(毎日、そんなことばかり言っているが…)。<12月23日記>


ダウ平均は176.44ドル高の33,203.93ドル、ナスダックは21.74ポイント高の10,497.86で取引を終了した。前日までの流れを引き継ぎ、寄り付きは下落したが、売りが一巡すると買い戻しの動きも見られた。12月ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が改善したことは相場のサポート材料となったが、11月PCEコアデフレータは連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を和らげるほどではなく、根強い景気後退への懸念から上値が重い展開となった。また、長期金利の上昇がハイテク株の重石となった。主要株価指数は小幅に反発し、ダウ平均は週を通じて上昇となったが、ナスダックは3週連続の下落となった。26日はクリスマスの振替祝日で休場となる。

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円55銭から133円14銭まで上昇し、132円84銭で引けた。米国の11月耐久財受注速報値が予想以上に落ち込む一方、11月コアPCE(個人消費支出)価格指数は予想上振れとなり、10年債利回りが3.74%台まで上昇してドル買いになった。その後、11月新築住宅販売件数が予想外に増加し、12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は上方修正も、1年期待インフレ率確報値が下方修正され、10年債利回りが低下してドル買いは後退した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の26215円。
ナイトセッションは小動き。序盤は日中終値を挟んだ揉み合い。
22時30分の指標を受けて、26290円まで上げ、26060円まで下げましたが、動いたのは指標発表から1時間半だけでした。
以降はまた日中終値を挟んだ揉み合いとなり、最後は買いがやや優勢となって引けました。早くもクリスマスモードのようです。

160パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/27(火) 08:03:45
反発 売買代金は市場再編後で最少

26日の東京市場は反発。TOPIX業種別騰落率は鉱業、非鉄、鉄鋼、石油、ゴム、繊維、機械など25業種が上昇。電力ガス、保険、銀行、倉庫など8業種が下落。
前週末の米国株式市場は3指数そろって反発。日経平均は前週1週間で1300円近く下落しており、値ごろ感からの買いが流入。クリスマス休暇で海外勢の売買が細る中で自律反発狙いの買いが優勢となりました。東証プライムの売買代金は2兆円を割り込み、4月の市場再編後で最少でした。個別銘柄では東京エレクトロンなど半導体関連が反発し、ファーストリテやニトリHD、塩野義も買われました。半面、三菱UFJ、東電HD、日本電産などが軟調でした。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26405円87銭(△170円62銭=0.65%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1902.52(△4.58=0.24%)

●イトーキ[7972]
601円(△27)
反発して8営業日ぶりに年初来高値更新。23日に22年12月期の利益予想の上方修正を発表し、好感された。純利益は27億円から50億円(前期比4.5倍)に増額。本業の採算が改善し、土地売却益の計上に伴って同利益は7年ぶり最高益に。

●アンリツ[6754]
1277円(▲14)
10日続落で18年4月以来およそ4年8カ月ぶりの安値。景気や業績不安の売りが続き下値模索。SMBC日興証券は23日付で当社株の投資判断を最上位の「1」から中立の「2」、目標株価も1950円から1530円へそれぞれ引き下げ、材料視された。

●ホープ[6195]
251円(△35)
一時ストップ高296円まで上昇。23日にチェンジ[3962]との資本業務提携を発表し、買い材料視された。両社で「自治体DXプラットフォーム化」の実現を目指す。資本面ではチェンジに対する258万5000株(17.89%)の第三者割当増資を実施し、約5億7400万円を調達。全額を借入金の返済資金に充てる計画。23日には三菱商事[8058]と協業に関する協議・検討を実施していることも公表しており、これも材料視されたもよう。

161パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/27(火) 08:12:37
『開設来の薄商い。参加者少ない』

東京だけクリスマス休暇明け。プライム市場の売買代金は1兆7793億円となった。先週金曜日に比べて約3割減。そもそもプライム市場が4月4日に開設されて以来、2兆円を割り込んだ日は2日しかなかった。そのうち少ない方が4月18日の1兆8722億円。本日はこの4月の記録を1000億円近く下回って開設以来最低水準に落ち込んだことになる。もともと気乗り薄な週明け、海外勢がクリスマス振り替え休暇(米、英、独、仏、伊、豪、香港、南アなどキリスト教圏はそろって休み)で参加していないのでこうなる。いつもは彼らが参戦する後場の状況が散々。前場売買代金1兆3856億円だったから後場は3937億円しか商いができていないことになる。

前場で144円あった日経平均の値幅が後場は60円にまで縮小。うねりがまったく感じられない市況となった。それでも崩れずに高値圏を維持したのは売り方も参加していないからだろう。指数寄与度の高い銘柄には注文が入るからいいが、品薄株や小型株は遅れてきた見切り売り、整理売りが続いているようで、3市場を合計した東証ベースの新安値銘柄は306と300の大台乗せ(新高値は46)。まぁ、陰の極に近いところまで来ていることは確かだろうが、反転のきっかけはつかみづらい。新高値銘柄が現れているうちはいい方、と達観するしかないか。<12月26日記>


米国市場はクリスマスの振替で休場。
26日のニューヨーク市場は、米国が「クリスマス」の祝日振替休日のため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いた。ドル・円は上げ渋り。133円08銭から132円89銭まで弱含み、132円92銭で取引終了。ポジション調整的なドル売りが観測された。
ナイトセッションは全く動かず。終値は日中比変わらずの26370円。値幅は30円しかなく、ほとんどの時間帯は26370〜26380円を行ったり来たり。
出来高はラージが1074枚、ミニが17420枚と記録的低水準。クリスマス当日のナイトセッション(今年は振替)はお休みでもいいんじゃないかと思います。

162パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/28(水) 07:50:25
続伸 売買代金は連日の2兆円割れ

27日の東京市場は続伸。TOPIX業種別騰落率は小売、銀行、空運、サービス、水産・農林、陸運、鉱業など26業種が上昇。輸送用機器、電機、機械など7業種が下落。
前日の米国株式市場は休場。日経平均は値ごろ感からの買いが継続。前日に続いて海外勢の売買が限られる中で押し目買いが優勢でした。ただ、プライム市場の売買代金は連日の2兆円を割れ。日経平均は引けにかけて上げ幅を縮小して安値引けとなりました。個別銘柄では中国のコロナ規制緩和を受けたインバウンド(訪日外国人客)回復への期待から三越伊勢丹など百貨店株が軒並み高く、三菱UFJや資生堂、メルカリ、gumiが上昇。半面、東京エレクやトヨタ、ソニーG、しまむらが下落しました。


Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26447円87銭(△42円00銭=0.16%)
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【TOPIX】
1910.15(△7.63=0.40%)

●ペプチドリーム[4587]
1965円(△328)
東証プライム市場の上昇率トップ。26日に米イーライリリーと新規のペプチドー薬物融合体の創製・開発に関する共同研究・ライセンス契約を締結したと発表し、材料視された。契約一時金のほか、今後、開発・承認・販売マイルストーンフィ―として最大12億3500万ドル(約1630億円)を受け取る可能性がある。

●シルバーライフ[9262]
1611円(▲381)
東証プライム市場で下落率断トツ。26日に今月9日に公表した22年8〜10月期決算で一部誤りがあったとして訂正を発表。利益は当初の水準から減額し、嫌気売りが膨らんだ。純利益は2億2500万円から1億8300万円(前年同期比94.5%増)に訂正した。棚卸資産の計上ミスがあった。社長等の役員報酬を3カ月減額する。

●ELEMENTS[5246]
392円
この日、グロース市場に新規上場。前場中ごろに公開価格比95%高の312円で初値形成。その後も買いが流入し、ストップ高となった。当社が手がけるオンライン本人確認サービスの成長期待に加え、低位小型IPO株としてマネーゲーム化の展開に期待する向きもあったもよう。

163パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/28(水) 07:57:27
『陰の大引け坊主。小売りが元気』

42円高だから、続伸というほどではないが、一応は続いてプラス。ただ、寄り付き直後の214円高が高値で、後は水準をじりじりと下げて結局は安値引け。日足罫線では“弱い足”の象徴とされ、売りサインとも言われることが多い「陰の大引け坊主」が出現した。

業種別でみると、(1)小売り、(2)銀行、(3)空運―が上昇率ベスト3。(1)と(3)は中国のコロナ水際規制緩和策が好感されたのだろう。上海株が高い(香港は休場)のもその影響か。ま、ご同慶の至り。百貨店の三越伊勢丹が年初来高値となり、それも16年ぶりの高値水準というのだから、風景はスッカリ変わってしまっている。

ABCマートやマツキヨココカラ、サツドラ、クスリのアオキ、サンリオなど周辺の関連銘柄からも新高値が現れている。金融でも昨日一息入れた三菱UFJ、第一生命が早くも新値切り返し。ここらあたりの相場は幾分か温まり始めた。決算発表が好インパクトとなる銘柄もあり、これが年末ラリーにつながるかどうか…。東証ベースの新高値銘柄は92に増え、新安値は170に縮小している。<12月27日記>


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は37.63ドル高の33241.56ドル、ナスダックは144.64ポイント安の10353.23で取引を終了した。中国政府が1月8日から入国時の強制隔離撤廃を発表、規制緩和を好感したアジア、欧州市場の流れを継いで、寄り付き後、上昇。しかし、長期金利の上昇を警戒した売りに押され一時下落に転じた。同時に、エネルギーセクターの上昇が下値を支え、ダウはプラス圏を維持して終了。ナスダック総合指数は金利高が重しとなり終日軟調だった。

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円60銭まで上昇後、133円20銭まで反落し、133円45銭で引けた。米11月卸売在庫や10月住宅価格指数が予想を上回る伸びとなったほか11月前渡商品貿易赤字が前月から予想以上に縮小したため景気への見通しが改善し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、その後発表された米12月ダラス連銀製造業活動指数が11月から予想外に悪化し、ドル買いが後退。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26210円。
ナイトセッションは弱含み。開始直後は日中終値付近で揉み合っていましたが、ほどなくマイナスに転じ、米市場がオープンすると下げ幅を拡大。
0時頃には安値26150円をつけました。その後は下げ渋りましたが、戻し切れず、「少しは戻した」程度で引けました。

164パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/30(金) 20:50:03
3日ぶり反落 主力ハイテク株が売られる

28日の東京市場は3日ぶり反落。TOPIX業種別騰落率は空運、不動産、海運、証券、情報通信、鉱業、陸運、電機など16業種が下落。保険、電力ガス、鉄鋼、食品、倉庫、建設など16業種が上昇。パルプ・紙は変わらず。
前日の米国株式市場はまちまち。金利上昇を受けてハイテク株が売られた流れが東京市場も波及。主力ハイテク株に下落するものが増えました。朝方の売りが一巡した後は押し目買いも入って日経平均の下げ幅は限られました。
個別銘柄では東京エレクや村田製、日本電産などが安く、ソフトバンクG、郵船、東邦チタも下落。半面、三井住友FGやオリエンタルランド、日本製鉄、東北電力が上昇しました。

Market Data
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【日経平均】
26340円50銭(▲107円37銭=0.41%)
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【TOPIX】
1909.02(▲1.13=0.06%)

●日本電子[6951]
3520円(▲50)
13日続落で20年11月以来、約2年1カ月ぶり安値。21年11月の上場来高値(9840円)からの下落率は64%に。電子ビーム描画装置など半導体製造装置の成長性に着目して購入した海外投資家主体の手じまい売りが続き、買い向かう動きは乏しい。

●ヨシムラ・フード・HD[2884]
628円(△78)
1月4日以来の新高値。東証プライムで上昇率首位。27日にマルキチ(北海道網走市・根田俊昭代表取締役)の発行済株式の70%を取得して子会社化すると発表し、評価された。同社はホタテを中心にサケやイクラ、カニ等の製造加工・販売を行う。

●サンクゼール[2937]
3305円(△205)
新高値。値動きの良い直近IPOとして人気化。久世福商店など自社ブランドを中心とした加工食品などを販売。商品開発から製造、販売を一気通貫で手がける「食のSPAモデル」や、店舗、EC、ホールセールなど複数の販路をすでに築いており、今後の成長が期待されているもよう。多くの株式を創業家一族が保有しており、需給不安に乏しいとの見方もあるようだ。

165パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/30(金) 22:07:31
『反落。膠着感強まる』

クリスマス休暇明けの米国株が区々の動き。特にNASDAQ安、SOX指数安が日経平均に効いて一時は250円近い下げに。ただ、本日は12月決算銘柄の配当金など権利取り最終売買日。配当再投資の買いも引けにかけて入ったようで、大引けは105円安と寄り付きの水準を取り戻して終わった。そのため、日足は陽線。下ヒゲが長く、抵抗の形跡を見せていた。相場観は別に、この時期らしい特殊な需給、テクニカルな売買が商いを膨らませたことでプライム市場の売買代金は2兆3226億円に膨らんだが、実商いは低調だった。

レーザーテック、東エレク、村田製作所、日本電産などハイテク系の主力銘柄が売りの対象に。昨日頑張ったファーストリテイリング(FR)も反落し日経平均を押し下げた。その他、百貨店は強いものの、電鉄株が売られるなどインバウンド関連は区々の動き。米国では中国政府のコロナ水際規制撤廃を素直に買ってナイキやダウが高かったが、こちらでは日本政府による中国からの入国者規制強化が差し引きのマイナス材料となった。FR安もその余波か。

なかなかテーマが立たないのは政府が不甲斐ないからかもしれない。秋葉復興相更迭で閣僚辞任4人目。内閣支持率もさらに低下。岸田首相は昨夜、「24年の増税開始前に解散」と語ったらしいが、そんな先ではなく「年明け総辞職」などという観測も巷には流れているらしい。代表的な選挙関連銘柄といっていいイムラ封筒の株価はこのところジリジリと水準を切り上げており、この日の終値は終値ベースとしては約半年ぶりに高い水準。先回りする人もいるようである。<12月28日記>


28日のNY株式相場は下落。年末年始の株高アノマリーへの期待から上昇してスタートしたものの、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国での行動規制の緩和への警戒感などから幅広い銘柄に売りが強まった。ダウ平均は朝方に137ドル高まで上昇後、372ドル安まで下落し、365.85ドル安(-1.10%)で終了。アップルが3.07%下落し、52週安値の更新を続けたほか、ウォルト・ディズニー、ダウ・インク、ナイキも2%超下落した。S&P500とナスダック総合も朝方に上昇後、それぞれ1.20%安、1.35%安と一日の安値圏で終了。ダウ平均は3日ぶりに反落し、S&P500とナスダック総合は2日続落した。

28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は134.47円と前営業日NY終値(133.49円)と比べて98銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.80%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。22時前に一時133.40円付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値133.38円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米10年債利回りが3.89%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、6時過ぎには134.50円と日通し高値を更新した。
 なお、この日発表の12月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、11月米住宅販売保留指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は27日の大阪取引所清算値比150円安の2万6210円。

166パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/30(金) 22:09:44
続落 日経平均は3カ月ぶり安値

29日の東京市場は続落。TOPIX業種別騰落率は鉱業、海運、ゴム、保険、食品、小売、銀行など28業種が下げ、水産農林、不動産、電力ガスなど5業種が上昇。
前日の米国株式市場は下落。金利上昇を受けてアップルなどハイテク株が売られ、東京市場でも主力ハイテク株に海外勢の売りが継続。引けにかけてはやや下げ渋りましたが、年末年始の連休を控え終始軟調な展開で日経平均は9月30日以来ほぼ3カ月ぶりの安値となりました。
個別銘柄ではソニーGやTDK、信越化学、商船三井が軟調で、三菱UFJ、JT、クスリのアオキが下落。半面、レーザーテックやキーエンスが反発し、メルカリ、gumiも上昇しました。

Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26093円67銭(▲246円83銭=0.94%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1895.27(▲13.75=0.72%)

●コーエーテクモHD[3635]
2435円(△151)
商いを伴い大幅反発。中国のオンラインゲーム規制当局が輸入オンラインゲーム45タイトルの国内提供を認可したと報じられたことが手掛かり。当社のタイトルも含まれるもようで、gumi(3903)やネクソン(3659)など他のゲーム株も高い。

●村田製作所[6981]
6604円(▲25)
3日続落で連日の新安値。ソニーG(6758)やTDK(6762)など他のアップル関連株も総じて軟調。28日の米国市場でアップル株が4日続落し本年安値を更新した流れが波及した。iPhone等の生産拠点である中国でのコロナ感染拡大の影響を懸念。

●フィードフォースグループ[7068]
355円(△50)
急反発。デジタルマーケティングや広告関連ツールを提供。28日引け後に発表した2023年5月期業績予想の上方修正が材料視された。営業利益予想を従来の8億4800万円から9億4700万円(前期比1.9%増)に増額。減益予想が一転して増益予想となり、好感されたもよう。上期に新規顧客からのインターネット広告予算が想定以上に増加。今後も増加傾向で推移すると見込む。

167パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/30(金) 22:12:02
『一時2万6000円割れ。小型株は元気』

昨年末大納会での日経平均終値は2万8791円だった。この水準を上回って終えるのはちょっと無理だろうが、それなりの水準で着地してほしいもの。昨年末から1割押したところが2万5911円。米国株(例えばS&P500は21%下落)に比べた「日本株の底堅さ」を主張するなら10%押しは回避したいところ。本日も前場には386円安の2万5953円まであり、10%押しにかなり際どく接近した。10月3日以来となるザラバ2万6000円割れがあったことで、値ごろ感が働いたか、後場には下げ幅を縮小する動きとなった。結局、大引けにかけて140円ほど水準を切り上げ、2万6000円台を維持した。この大台維持はかなり大きいかもしれない。

確かに、後場の方が前場に比べて商いも膨らんでおり、押し目狙いの買いが入ったのだろう。プラ転銘柄が目立つ。プライム市場全体でみると、前引け1292銘柄を数えた値下がり銘柄数が大引けでは818まで減っていた。そのため、日経平均、TOPIXは安いが個別株では値上がり銘柄の数が多いという構図。これはここ数日の傾向でもある。

TOPIXを構成する小型株指数が前引けマイナスから大引けプラスに転換。今週初めから極めて底堅く推移している。実は、本日のプライムの売買高10億2100万株は昨年の大納会前日8億5200万株(当時は東証1部市場)に比べると、かなり多い。株価指数を見る限り、売りたい人が多くて膠着状態が続いている市場だが、個別株レベルでは買いたい人が結構戻ってきているのかもしれない。だから、どうなんだ―といった話でしかないが、沈滞ムード一色ではないことも確かなのである。<12月29日記>


29日のNY市場は上昇。ダウ平均は345.09ドル高の33220.80ドル、ナスダックは264.80ポイント高の10478.09で取引を終了した。投資家の本年の税金対策終了で、来年に向けた買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。週次新規失業保険申請件数も予想通り増加したため金利低下が手伝いハイテクも買い戻され、相場全体を押し上げた。主要株式指数は終日堅調に推移し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品の上昇が目立った。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円68銭から132円91銭まで下落し引けた。米週次新規失業保険申請件数が前回から増加したため、労働市場ひっ迫により連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が後退し、金利低下に伴うドル売りが優勢となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の26270円。

168パナシア@仲田奈々愛好会:2022/12/30(金) 22:14:30
28日のナイトセッション

ナイトセッションは、中盤までは強含み。小高く推移し、26310円を何度かつけました。
しかし0時頃から下落に転じるとズルズル下げる展開に。2時台に100円ほど反発する場面もありましたが、終盤に売り直され、安値圏で引けました。

169パナシア@仲田奈々愛好会:2023/01/03(火) 08:09:38
日経平均は小反発 年間では9.4%安

30日の東京市場はまちまち。TOPIX業種別騰落率は海運、銀行、小売、ガラス土石など11業種が高く、鉱業、石油、食品、その他製品、水産農林、機械、電機など22業種が下落。
前日の米国株式市場は反発。金利低下を受けてハイテク株中心に買われた流れを受けて東京市場でも見直し買いが先行。日経平均は上げ幅を220円超に広げる場面がありました。買い一巡後は手じまい売りに押されて一時マイナス圏に。引けは小反発して取引を終えました。TOPIXは3日続落。日経平均は年間で2697円(9.4%)下落しました。個別銘柄ではファーストリテや川崎汽船、三菱UFJが上昇。メルカリ、gumi、ペピチドリームが高く、アダストリアが急騰。半面、東京エレクや任天堂が軟調で、トヨタ、キーエンス、リクルート、武田薬品も下げました。


Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
26094円50銭(△0円83銭=0.00%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
1891.71(▲3.56=0.19%)

●フェローテックHD[6890]
2787円(△117)
3営業日ぶりに反発。29日に中国の連結子会社が30日に深セン証券取引所創業板市場に上場すると発表し、材料視された。部品洗浄事業会社の安徽富楽徳科技有限公司(FTSVA)の上場によって特別利益や評価益の発生を期待する動きとなった。

●レーザーテック[6920]
2万1745円(▲770)
反落。売買代金は個別銘柄で引き続き断トツ。昨年末との比較では1万3545円(38.4%)安、10月3日につけた本年安値(1万4320円)からは51.9%高い水準で取引を終了。年末年始の4連休を控えて短期筋による手じまい売りが増えた。

●フリー[4478]
2928円(△116)
大幅続伸。29日のアメリカ市場で金利低下・株高の動きがみられ、グロース株の見直し機運を誘ったもよう。30日付日本経済新聞で、2023年10月に始まるインボイス制度に向けて業務効率化サービスを始めると伝えられたのも材料視されたようだ。

170パナシア@仲田奈々愛好会:2023/01/03(火) 08:11:41
『年間9.4%の下落率。来年こそは…』

「岸田首相が東証に到着したころに日経平均はマイナス」などと、皮肉を言う人もいたが、大引けでは何とかプラス。それでも83銭高とは何とも微妙。前日比の変動幅が1円未満というのは今年初。21年6月24日(34銭高)以来の極小変動である。果たして何を意味しているのか。一応プラスだったが、日足を見ると、かなりの幅での陰線。米国株高を背景に朝方は200円以上の反発で始まったものの、次第に貯金を減らして辛うじて僅少高。TOPIXやJPX400はマイナスで終わっているあたり、地合いというか、気重いムードの展開だった。

「来年は資産所得倍増プラン元年」-。大納会セレモニーに出席した岸田首相はそうあいさつした。現職首相が大納会に出席するのは2013年の安倍首相以来のこと。あの時は日経平均が年間で5割以上も値上がりしたが、今年は9.4%のマイナス。「来年こそは…」と期待したい。<12月30日記>


30日のNY株式相場は反落。年内最終の取引となったが、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続による景気後退(リセッション)懸念などを背景に売りが優勢だった。ただ、原油高を好感したエネルギー株や、年初から大きく下落したネットフリックス、テスラなどが上昇し、終盤は下落幅を縮小して終了した。前日に345ドル高となったダウ平均は、一時372ドル安まで下落したが、73.55ドル安(-0.22%)で終了。S&P500とナスダック総合も1%超下落後、それぞれ0.25%安、0.11%安で終了した。

12月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円38銭まで上昇したのち、一時130円78銭まで反落し、131円13銭で引けた。米12月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想以上に改善したため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となったのち、引けにかけポジション手仕舞いのドル売りに転じた。また、日銀がいずれ大規模緩和終了するとの見方に日米金利差拡大観測を受けた円売りが後退した。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円安の25735円。
ナイトセッションは軟調推移。20時頃までは25900円台で推移していましたが、以降はジリ安商状。1時頃からは下げ足を早めました。
5時頃に安値25630円をつけた後は100円ほど戻して2022年の取引を終了。


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