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上越の高校野球 part6
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関根学園高野球部監督が体罰1年部員に、11月に解任
上越市の関根学園高校で野球部の監督を務めていた男性非常勤講師（５７）が、１０月に１年生の男子部員（１６）の胸を蹴ったり顔を平手でたたいたりする体罰を加え、監督を解任されていたことが２８日、分かった。部員にけがはないという。
同校は体罰があったことを２７日に県高野連に報告した。学校は現在冬休み中だが、１月５日の始業式で大塚俊明校長が体罰について全校生徒に説明するとしている。
関根学園高によると、体罰があったのは１０月２９日。野球部の部室などがある建物内を手分けして清掃し、早めに作業を終えた複数の１年生部員が、他の部員の手伝いをせずに遊んでいた。監督は遊んでいた部員らを正座させ注意していたが、部員の１人が「（分担した分の掃除を）やりました」と発言したことに腹を立て、その部員の胸を蹴ったほか、顔を平手で３、４回たたいたという。
３１日に匿名の通報が学校にあり、学校が調査したところ、監督が体罰を認めた。解任は１１月１日付。野球部長の２０代男性教諭が後任の監督を兼任している。
大塚校長は新潟日報社の取材に対し「体罰は絶対にあってはならないことで、被害にあった生徒や保護者に改めておわびを申し上げたい。今後こういうことがないように指導していく」と話した。県高野連は「各校の不祥事については答えられない」とした。
関根学園高野球部は、２０１４年夏の新潟大会で準優勝したほか、今春の北信越大会に出場するなどの実績がある。
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