したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

筆者まさお君【小説】

1あひるの卵:2013/10/12(土) 21:06:14
まさお君【まさおくん、18?年?月?日(昭和?年?月?日)は、2ちゃんねる、したらば板の小説家。大阪生れ。本名は?、戸籍名は不明】

精神病に苦しみながら、「牛君」「明晰夢」といった秀作を発表、ネット住人から絶賛される
わずか1年でこれらの作品を送ったが、現在はアンチの執拗なまでのいじめにより連載は中止。『まさお君日記』も高い評価を受けている。

○ケンタッキーフライドチキン-彼の好物である
○板野友美-板野友美のグッズをかなり所有するなど板野マニアでもあり、彼の作品の多くには板野友美?が登場している
○1パチキング-123千林の1円パチンコで驚異的な連チャン記録を出したことがあるらしく1円パチンコのキングとして常連客から崇められる、現在は就職中?の為、活動停止

そんなカリスマ性溢れるまさお君の軌跡をどうぞ

2あひるの卵:2013/10/12(土) 21:07:51
俺はずっと学校(僕の心の中の学校=深層心理の中)でいじめらてる。
いきなり殴られたり。いきなり唾かけられたり。もう精神的にしんどい。

こんな俺にも友達は一人いてる。その友達にAKBのCD貸してあげる約束してて学校にAKBのCD持っていった。
そしたら普段俺のこといじめてる奴らにそのCDが見つかって。学校にCD持ってきたらあかんやろ!とかいいながらヘラヘラ笑いながらAKBのCD割りやがった。

俺もその友達も何もいえない。結局、弱いやつが悪い。もうこんな醜い世界にはうんざりだ。
何がAKBダンスしろだ!ふざけやがって。

てか人のCD笑いながら割るとか信じられない。周り(女子含めて)その行為をクスクスと笑っていた。
僕が一番頭にきたのは、AKBのCDを割られてもヘラヘラと笑ってる自分に一番腹が立った。本当は嫌だった。でもこわかった。

あと、一番残念なのは、そいつらの中にもAKB好きな子何人かいてるんだけどそいつらも一緒になって笑っていた。
なんかとても寂しい気持ちになった。殴られたり蹴られたりすることには慣れたけど、僕という存在自体が否定されたみたいで心が苦しかった。

209 :まさお君:2013/05/07(火) 04:41:18 もうしんどい。自殺も考えた。でも痛いのとかむり。
自殺というより僕という存在自体を消してしまいたい。そしたら何も感じなくて良い。

僕の楽しみはAKBだけだ。その楽しみを否定されてCDまで割られた。
みんながAKBを聴くのはいい。でも、僕がAKBを聴いたらだめらしい。理由は僕がAKBを聴くとAKBが腐るかららしい。

ほんとにもうきついんだ。精神的にも体力的にも。本当に限界近くになるとね、眠る前とか目覚めた時とか無意識にもう死にたいって声にだして言ってしまうんだ。
弱肉強食。もうそれでいいよ。もうそれでいいからせめて自分の世界の中で死にたい。

殴り返すとかできない。今まで一度も喧嘩(殴り合い)自体したことない。
どうせ、殴り返しても集団で蹴られてサンドウィッチされておしまいだと思う。

怒りとかそーいう感情はもうない。えっ?なんで?って気持ちのほうが凄く多い。
例えば、廊下ですれ違ったりすると、いきなり蹴られたりすることあるけど。えっ?なんで?って思う。

えっ?なんで?っていうと邪魔きもいと返ってくる。何か反論するとすぐに蹴りやら唾やらが飛んでくる。
学校の先生も見てみぬフリ。先生の口癖:もうちょっと〜やめなさい。もう何度目のやめなさいなんだろう。

いじめられる原因となった理由はわからない。気が付いたら蹴られたりいじられる対象となっていた。
好きでもない女子に告ってこいとかそういうのは日常茶飯事。やられたらやり返せ。頭では今のままじゃ何も変わらないとわかっている。

ドラマとか映画とかだと最後はハッピーエンドになる。でも、現実は違う。
殴り返したら余計にあいつらの行為がエスカレートするだけだ。周りはみんな敵。先生たちだって本当に僕の心配なんてしてない。そんなことわかってる。

いっそのこと全てから逃げてしまおうか。もうしんどい。

3あひるの卵:2013/10/12(土) 21:09:11
どうしょう・・家族に相談したらとんでもないことになった。
今までにも一度だけ家族に相談したことがあって。その時はやられたらやり返せって言われて。家族もあんまり深刻にはとらえてなかった。

今日はおもいきって今までにされたことを全部家族に打ち明けてみた。
好きでもない女子に告白させられたこと。押しピンで刺されたこと。AKBのCDを割られたこと。ほぼ毎日のように蹴られたりすること。

そしたら、お母さんが怒って学校に電話するとか言い出して僕はそれを止めたんだけど。このままだと何も解決しないということでお母さんが学校に電話した。
もうどうしょう。なんか大事になるんじゃないかとおもったらこわくなってきた。

昨日の続き。おもに僕をいじめてたKとTとその母親と僕と僕の家族とで学校の指導室みたいなところで話し合いが行われた(担任含む)。
僕の父も仕事を休んで学校にきてくれた。僕の家族は怒り狂いKとTとその家族にもの凄い勢いで僕に今までしてきた行為を問いただしていた。

KとTも反省していた様子でKとTの母親達も必死に頭を下げていた。
結果、僕にはもう関わらないということで話し合いが終了した。やっと安心して学生生活が送れると思っていた。そう、思っていた。でも現実は違った。

学校での話し合いが終わり家路に着く。
僕の母は今まで気付いてあげれなくてごめんねと僕のことを抱きしめてくれて泣いてくれた。

やっと終わった。これで地獄のような日々から解放される。そう思っていたのも束の間。
夜の七時半くらいにKから僕の携帯に電話がかかってきた。

用件はというと(今まで悪かった。僕にあやまりたいから今からうさぎ公園にきてくれとのこと。)
馬鹿な僕はそれを真にうけてうさぎ公園へ向けて自転車をこいでいった。

当然、母親には玄関で呼び止められた。
僕は母にTUTAYAでDVDを借りてくるだけだから心配しないでと嘘をついた。

そしてうさぎ公園へ着いた。これが悲劇の始まりだった。

4あひるの卵:2013/10/12(土) 21:10:55
うざぎ公園へ着くとKとTとその友達(同級生)がサッカーボールでリフティングの練習をしていた。
僕に気付いたKは(お〜まさお待ってたんや。こっちおいでぇや。)

↓が公園でのやり取りで
K(まさお今まで悪かったな。でもな、お前も誤解してる部分もある。CD割ったのとか学校で私物の持込は禁止やったからお前の教育のためにやったんやで)
僕(うん・・・)
T(ほんまやで!蹴ったりしたんも俺らなりの愛情表現やったんやで!ドンっ!「何故かいきなりTから体当たりされる」)
僕(いたっ・・やめて)
T(おいおいおい!今のって肩がぶつかっただけやん?こんなんいじめでもなんでもないで!肩がぶつかっただけやん!笑)
僕(あはは・・・)
K(なぁ、まさお仲直りしょうや!友情の証の握手や!ぎゅっ!「明らかに握手ではなく暴力」)
僕(いたいやめて)
K(おいどうした!?握手しただけやん?笑)
僕(・・・・)
K(おい!まさお!仲直りの儀式しょうぜ壁あてゲームしょうぜ!もちミスったら罰ゲームな!)

こんな感じで悪魔の儀式がはじまった。

運動神経の悪い僕は壁あてゲームでひたすら負け続けた。
壁あてゲームっていうのは、サッカーボールを壁めがけて蹴りその蹴ったボールを数人で上手に回していくというもの。(説明下手でごめん)

Kがすごい勢いで壁にサッカーボールを当て僕は慌ててそのサッカーボールを追いかけていく。
どうにかしてあのボールを壁に当てないと罰ゲームが待っている。僕は必死だった。でもそんな願いもむなしくボールに追いつけず僕は罰ゲームとなった。

罰ゲーム=人間張り付けの刑
僕は壁にぴたっと張り付き正面を向き目を閉じる。少し離れたところでKが僕めがけてサッカーボールを凄い勢いで蹴り飛ばしきた。
僕のお腹にサッカーボールが直撃する。あまりもの痛さに僕は地面にうずくまる。

K(おい!笑大丈夫か!?笑)
T(やばい!まさおが死んでしまう!K!ザオリクを唱えるんだ!笑)
K(ザオリク!ザオリク!)

僕の中で何かがふっきれた。僕は大声でその場で泣き叫んだ。
僕(もういい加減にしてくれ。もう本当に嫌やねん。もうこんなことやめてくれ!)
T(おい!いきなりどうした!?これは罰ゲームやから仕方ないやんけ!)
僕(そんなことを言ってるんじゃない!もう本当に嫌やねん!もう帰らせてくれ!)
K(はっ?まだゲームは終わってない!勝手にかえんな!)
T(おいKもうやめとけ。まためんどうなことになる。それよりまさおさ今日のことは親とか先公にちくんなよ。)
K(ほんまそれや!俺らはただ仲良くしたいだけやのに。お前の被害妄想でいちいち呼び出しされたらかなわんわ!)
僕(・・・・「怒りと恐怖と情けなさで声がでない」)
T(それより今日の出来事を整理しょうや!おい!まさお!お前は俺らと遊んでた。罰ゲームもお前が了解した上でのことやったそれで間違いないな?)
僕(・・・・)
T(おい!そこんとこはっきりしてもらわんと困るねん!)
K(おい!なんかいえや!俺らももう帰りたいねん!お前がだんまりやったら俺ら帰られへんやんけ!)
僕(うん・・僕が納得した。もうそれでいい。)
K(はっ?その見下したいいかたなんやねん!言いなおせ!)
僕(僕が納得したからKとTは悪くない)
T(よくできました!まさお帰ってよし!)

地獄のような拷問だった。
やっぱり何も変わらないじゃないか。もう精神的に辛い。お母さんとお父さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

これらの出来事は全て架空の出来事であり僕の心の中で起こっている現象だ。
これらの現象に僕は日々頭を悩まされている。

5あひるの卵:2013/10/12(土) 21:11:51
いつも通り朝食に大好きな牛丼を食べてると心の中で牛の魂の声が聞こえてきた
「なんで人間は僕達を殺して食べるの?痛いよ怖いよ酷いよ・・・」

注意:これらの出来事は僕の深層心理の中で行われている架空の出来事である。

僕は牛君の問いに答えることが出来ず、ただただ、感情のない目で牛丼を見つめていた
「なんで人間は無意味やたらに生き物を殺すの?痛いよ怖いよ酷いよ・・・」

僕は牛君にこう言った
「生きる為なんだ仕方のないことなんだよ」

牛君は僕にこう言った
「それは違うよ。人間って生き物はとてもワガママな生き物だ。生きる為だなんて嘘だ。」

僕「何故そう思う?」
牛君「人間は別に肉を食べなくても生きていけるからだ」
僕「草だけを食べて生きろと?」
牛君「その通りだ。我々動物だって無意味に他の生命を貪ったりはしない。だが、人間はどうだ?」
僕「僕は感謝しているよ。この牛丼にも君にも」
牛君「ふん、お前らがどれだけ残酷な生き物か教えてやろう。僕は生まれた時から人間に育てられ。そして、人間に殺された]
僕「牛君・・・・」
牛君「とてもとても辛かった。僕が処刑される日、その日は何故か散歩の帰り道がいつもと違っていたんだ。その時、僕は、あ〜これから処刑されるんだなって思った」
僕「牛君の言いたいことは分る。でも、僕達、人間だって食べるものが必要なんだ」
牛君「だから、草を食え!草を!別に僕達、牛を食らう必要はないだろ?牛を食べないと人は生きていけないの?」
僕「いや、生きてはいけるけど・・・」
牛君「ほら、生きていけるじゃん。じゃぁ、なんで僕達を食すわけ?おいしいからおいしいから?そんなに血の味はおいしいか」
僕「・・・・・・・」
牛君「自分達だけが楽しければいい。自分達だけが気持ちよければ良い。それが人間というものだ。全く動物界では考えられないことだ」
僕「牛君・・・・・」
牛君「悲しんでるフリしてるんだろ?悲しいフリしても無駄無駄無駄。一週間もしないうちにお前は絶対肉を食う.。それは何故かわかるか?」
僕「なんでそう思うのかな?」
牛君「お前は必ず肉を食うからだよ。醜い人間、汚い人間、せいぜい僕達を食すがいい。だが、覚えておくと良い。僕達を食すほどにカルマが加算されカルマの清算からは決して逃れられないだろう」
僕「えっ?カルマ?」
牛君「人間だけが魂をそなえていると本当にそう思っていたのか?人間って奴はつくづくおめでたい生き物だな」
僕「・・・・・」
牛君「遥か昔、動物と人は心を通わせていた。仲良く共存していた。数百年前、牛を食べるのは罪とされていた。だが、ある日、その掟を破ってしまった人間がいた」
僕「その人は何故、掟を破ったの?」
牛君「簡単なことさ、食への異常なほどの追求心が彼を悪魔に変えてしまったのさ。」
僕「その男はどうなったの?」
牛君「ある日、男は牛を狩り食した。それはとても美味な味がした。男は村長の下へ牛の血肉をもって行き、そして村長にソレを食べさせた」
僕「それで?それで?」
牛君「それはとても美味で今まで野菜だけを食してきた村長にとって驚くべき発見だった。翌日、村では牛狩りが流行り見る見るうちに我らは狩られていった。」
僕「なんていうことだ。でも牛を狩るのは掟で禁止されていたんじゃ?」
牛君「翌日、我らの王が人間達の愚かな行いに怒り狂い、王は一人で村長の元へ話し合いに行った」

牛の王(村長よ、何故、我々を無意味に残虐する?これは掟に反している。どういうつもりだ?)
村長(・・・・・・・)
村長は何も応えず、片手に持った大きな斧で牛の王を残虐した。
その血肉はかつてないほど美味で村長は歓喜してうれし涙を流した。

牛君「どうだ、私利私欲の為なら何をしてもいい。それが人間なんだよ。理解できたか?」

僕は、涙を流しながら牛丼を食べました。牛君のことを思いながら。
牛君・・・ごめんね。確かに人間は醜いかもしれない。だけど、僕はこの牛丼の精一杯の感謝と愛を捧げる。愛している牛君。

6あひるの卵:2013/10/12(土) 21:12:39
「明晰夢」第一話   筆者まさお君

僕はある日、とても奇妙な夢を見ていた
その日は、何故か、すぐに夢の中で夢だと自覚した。いわゆる「明晰夢」ってやつだ。
幼い頃に、明晰夢の経験は何度かあり、これは、明晰夢だと、すぐに自覚できた。

明晰夢の中では、僕が神だ。僕が望むモノは瞬時に現れ、僕の望まないモノは瞬時に消えていく。
これこそが僕の求めていた世界。僕は、夢の世界にリズムを刻み、新世界を創造していく。

ここでは権力も女も思いのままだ。僕は、欲望の赴くままに、理想の世界を飽きるまで堪能した。
僕「ふぅ、そろそろ飽きてきたな。次は何して遊ぼうか?」

この世界では何でも叶えることができ。僕こそが神だ。
そう、僕が「神」だ。「神」に出来ないこと等ない。そうだ、一つ試してみたいことがある。

明晰夢・・・この中でなら僕の潜在能力が開放されそうな気がした
誰もが辿り着けなかった死後の世界(霊界)何故そう思ったのか、明晰夢の中でなら、その禁断の扉が何故か開けそうな気がしたのだ

僕は精神を集中し、霊界への扉を開けようと心の中で念じた
「大いなる存在よ、僕の目の前に現れ、その姿を見せよ」

突然、僕は明晰夢の中で、激しい耳鳴りに襲われそして意識を失った・・・

起きて、ねぇ、起きてってば
その声は、美しく可憐で、僕の失われていた意識を呼び覚ました


「あれ?・・・ここは何処?・・・あれ?君は誰?まだ明晰夢の中なのかな?・・・」
少女
「ここは死後の世界(霊界)よ。貴方が霊界の扉を何からしの方法で開いた。だから、貴方は今、此処にいるの。」

僕は慌てて周りの景色を確認した
其処は、真っ青な青空が広がり、小鳥が歌を唄い、自然に溢れていて、愛に満ちていた

一体、これはどういうことだ?
少女の言う通り本当に僕は死後の世界(霊界)へ来てしまったというのだろうか?
少女
「女神様が貴方のことを待っているわ。さぁ、女神様のところに行きましょう」


「えっ?女神様?女神様ってあの女神様?」

少女
「そう、その女神様よ。とにかく女神の所に行きましょう。話はそれからよ。」

僕は、少女に導かれるまま、女神様がいるらしき場所へと連れて行かれた

少女
「さぁ、この扉を開けば、いよいよ女神様とご対面よ。準備はいいかしら?」


「う、うん!」

コンコンコン!失礼します!
僕はワクワクしながらその大きな扉を開けた
すると・・・そこには・・・なんと、ともちんがいた

「はじめまして女神様!まさお君と言います!よろしくお願いします!」

ともちん神
「おお〜そなたがまさお君か。待っていたぞ。」

うん?待て。何かおかしいぞ?何故、女神様がともちんの姿をしているんだ?こんなの絶対におかしいよ


「あの、女神様、女神様はなんでその・・ともちんの姿をしておられるのですか?」

ともちん神
「あ〜これか?これは、お主が望んだ姿だからだ。わらわは女神故、見る者によってその姿を変える。つまり、お主にとっての女神、それが板野友美だったということじゃ。」


「あっ、なるほど!あの、その。それで、用件っていうのは?」

ともちん神
「そなたは霊界への扉を開き、此処に来てしまった。もう元の世界へは戻れぬ」


「えっ・・・・・ええええええええええ。それは困るよ。此処には友達だっていないし。大好きなパチンコもない・・・」

ともちん神
「案ずるな。ここには、お主の友達も大好きなパチンコもある。ほれ!」

ポンっていう音と共に眩い光玉が現れ
その光の中から、なんと!牛君がでてきた!?

牛君
「やぁ、まさお君、昨日ぶりだね。相変わらず牛肉を食べてるのかい?」


「え・・・ええええええええええ!?」

第2話に続く
ToBeContinued

7あひるの卵:2013/10/12(土) 21:13:17
「明晰夢」第2話   筆者まさお君

ともちん神
「案ずるな。ここには、お主の友達も大好きなパチンコもある。ほれ!」

ポンっていう音と共に眩い光玉が現れ
その光の中から、なんと!牛君がでてきた!?

牛君
「やぁ、まさお君、昨日ぶりだね。相変わらず牛肉を食べてるのかい?」


「え・・・ええええええええええ!?」

ともちん神
「2人して仲良くするがよろしい。住む場所も用意した故、二人して仲良く暮らすがよいぞ。」

牛君
「まぁ、なんだよろしくな」

最悪だ・・・幸せな霊界生活を送れると思っていたのに・・・
牛君がいたんじゃ・・まともな食生活なんて出来っこないに決まっている。

ともちん神
「おっといい忘れる所であったぞ。そなた、現世での穢れが拭いきれていないようだの。真実の間で浄化のシャワーを浴びてくるがよい。」


「真実の間?浄化のシャワー?それってどういうところなんですか?」

ともちん神
「まぁ、いってみれば分かる。其処は、ソナタにとって、とても心地の良い場所だ。」

女神様に導くままに、僕は、真実の間へと連れてこられた。

うん?なんだ此処は?
何故かとても懐かしい香りのする場所だ。僕はここを知っている?

おばば
「ふぉっふぉっふぉっ。久しいのぉ、まさお君よ。今世の旅はいかがじゃったかな?ふぉっふぉっふぉっ。」


「貴方は?えっ?何で僕の名前を知っているの?」

おばば
「ふぉっふぉっふぉっ。まぁ、驚くのも無理なかろう。転生する時に全ての記憶は封印されるからのぉ。」


[えっ?封印?転生?女神様!この人は一体何を言っているんですか?」

女神
「おばばの言っている通りじゃ。さぁ、この真実の間で浄化のシャワーを浴び、今世での穢れを取り除き全ての記憶を取り戻すがいい。」

僕は、女神様の言われた通り、
理解できないまま真実の間で浄化のシャワーを浴びた。

シャワーを浴びると同時に、物凄い速さで前世での記憶が蘇っていく。
僕が、男性だった記憶、僕が女性だった記憶。浄化のシャワーが止む頃には、僕は、全ての前世を思い出した。


「あっ。おばば久しぶり。元気だった?」
この老婆、通称おばばは、真実の間の管理であると同時にアカシックレコードの管理人である。

おばば
「ふぉっふぉっふぉっ。やっと思い出したか。いつ見てもそのリアクションはおもしろいのぉ。ふぉっふぉっふぉっ。」


「やっと全てを思い出すことができた。確か、今世が最後の転生だったはずだ。これで、僕の魂のレベルは最高レベルのSランクになったはずだ。」

女神様
「おぉ、なんとめでたいことか。新しい高級霊の誕生じゃ。非常にめでたい。さぞ、ゼウス様もお喜びになることじゃろ。さっそく我らの王、ゼウスの元へ参ろうぞ。」


「はい!これできっとゼウス様もお喜びになってくださるはずです。えっ?ちょっと待って下さい。ゼウス様に会うですって?僕みたいなちっぽけな存在がゼウス様に会うことなんて許されるんですか?」

ともちん神
「何を今更言うか。そなたは神ゼウスと一つになる為、今まで辛い修行にも耐え現世で精神を鍛えてきたのではないか。ソナタの魂がSランクとなった今、その願いは叶えられようぞ」

霊界より更に高い次元にある「天界」
其処は、世界の創造主、ゼウスが住まう場所。。。。
その地は魂のレベルがSランクになった者のみ訪れることが許されるという

第3話に続く
ToBeContinued

8あひるの卵:2013/10/12(土) 21:13:58
明晰夢」第3話   筆者まさお君

「はい!これできっとゼウス様もお喜びになってくださるはずです。えっ?ちょっと待って下さい。ゼウス様に会うですって?僕みたいなちっぽけな存在がゼウス様に会うことなんて許されるんですか?」
ともちん神
「何を今更言うか。そなたは神ゼウスと一つになる為、今まで辛い修行にも耐え現世で精神を鍛えてきたのではないか。ソナタの魂がSランクとなった今、その願いは叶えられようぞ」


「あの・・・女神様、一つお聞きしたいことがあるのですが・・・」

ともちん様
「何を改まっておる。言ってみよ」


「僕が霊界へ来る少し前、板野理香という女性が霊界へ帰還していませんか?現世での名は平野理香、真名は板野理香です。」

ともちん神
「あ〜あの女か。あの女なら、お主が霊界へ来る少し前、8年前に霊界に無事帰還しておる。」


「本当ですか!?理香は無事に霊界へ帰還できたんですね!良かった・・本当に良かった!」

やっと・・やっと理香に会える・・
神様と一つになるなんてどうでもいい。僕には、理香さえいればそれでいい。

ともちん神
「何をそんなに喜んでおる!その、理香という女は、一体、お主の何なのじゃ?」


「理香は、僕の恋人です。霊界では、霊格の違うもの同士の結婚は認められず、僕と理香は、お互いの霊格を上げる為、現世へ転生したのです。結ばれる為に。」

ともちん神
「ほう・・・そりゃめでたい。板野理香はすでに霊界へ無事帰還し、今ではお主と同じSランクの高級霊じゃ。お主も天界へ行き、晴れて式をあげるが良いぞ。」


気のせいだろうか?
女神様の表情が寂しそうに見えたのは・・・・・


「女神様!早く理香に会いたいです!女神様!さっそく天界へ行きましょう!僕を天界へと導いて下さい!」

ともちん神
「まぁ、そう慌てるでない。テレパシーで瞬間移動する故、しっかりとわらわの手を握っているがよいぞ。」


「はい!」

女神様の手を握ったその瞬間、
一瞬で、僕と女神様は天界へと瞬間移動した。


ここが天界・・・
現世で厳しい修行を積み、高級霊となった者だけが訪れることのできる地。

僕は周りの景色を見渡して歓喜した
見渡す限りの、青い青空、豊かな自然、綺麗な街並み、深い愛、どれらも霊界にもあったものだが、天界のそれは霊界を遥かに超越していた。

ともちん神
「どうじゃ天界は?素晴らしい眺めじゃろうて?」


「はい、霊界の上に更にこんな世界があったなんて・・・驚きを隠せません。」

ともちん神
「いいのぉ。いいのぉ。お主のその驚きに満ちた顔。それでこそ、わらわもお主を天界へ導いた甲斐があるってものよ。」


「あの・・・さっそくなんですが・・えっと・・その・・理香に会わせて頂けないでしょうか?」

ともちん神
「そう案ずるでない。天界には天界の仕来りというのがあってだな?初めて天界へ訪れた者は、この世界の創造者である、ゼウス様に挨拶するのが仕来りであり、礼儀なのじゃよ。」


「女神様!さっそくゼウス様に挨拶しに行きましょう!」

ともちん神
「やれやれお主という奴はまったく・・・」

第4話に続く
ToBeContinued

9あひるの卵:2013/10/12(土) 21:14:49
「明晰夢」第4話   筆者まさお君

ともちん神
「ほれ、あそこに大きな宮殿が見えるじゃろ?あの大きな宮殿が神ゼウスの住まう宮殿じゃて」


「素敵な宮殿ですね!でも、あそこまで歩かなきゃって思うと・・・」

ともちん神
「案ずるでない。わらわのテレポーテーションがある故。なぁに、宮殿までといわず、ゼウスの間に直接テレポーテーションしてやろうぞ」


「えっ、ゼウス様の間に直接れテレポートだなんて、少しゼウス様に失礼じゃないですか?」

バシっ!

ともちん様
「お主はわらわを誰だと思うておる!わらわは女神ぞ!わらわも神ぞ?そりゃ、ゼウス様のお力には及ばぬかもしれぬが・・・ブツブツ」


「いたっ。た・・確かに女神様も神様でしたね!では、さっそくゼウス様の間に僕を導いて下さい。」


〜ゼウスの間〜

なんて重々しい空間なんだ・・・
ここにいるだけで全身の力が全て失われていくような感覚さえする・・・

女神様が跪き頭を下げゼウス様に呼びかけた

ともちん神
「大いなる存在、ゼウス様、Sランクの高級霊まさお君を連れて参りました。」


「あれれ?女神様、ゼウス様いてないですね。きっとお出掛けでもしてるんじゃないですか?」

ともちん神
「何をしておる!頭が高いぞ!ゼウス様ならすでにこの間に居ておられる」

女神様に一喝され、
僕は跪き頭を下げてゼウス様に呼びかけた

すると・・・
モクモクモク・・・何処からともなく白い煙が目の前に現れ、ゼウス様が姿を現した
最高位の神である、ゼウス様。その表情はとても暖かく慈愛に満ちていた。

ゼウス
「ようこそ、神の間へ。そなたがまさお君か。よく現世での辛い修行に耐え、この地へ辿り着けた。褒めてつかわそう。」


「お褒めの言葉ありがとうございます!全ては大いなる存在、ゼウス様と一つになる為、こうして現世での修行に耐え、この地へと辿り着きました。ゼウス様の姿を人目見れただけで光栄です

ゼウス
「つまらぬ前置きなどいい。さっそく我と一つになり更により高き存在となるのだ。」


第話に続く
ToBeContinued

10あひるの卵:2013/10/12(土) 21:15:31
「明晰夢」第5話   筆者まさお君


「ゼウス様、ゼウス様と一つになる前に、一つだけ質問があります。ゼウス様と一つになれば、僕の自我も消滅するのでしょうか?僕には、どうしても果たさなければならぬ約束があります。」

ゼウス
「ほう・・・我と一つになるより大切な約束とやらはなんだ?安心するがよい。我と一つになってお主の自我は決して消滅せぬ。さぁ、お主の現世での経験、感動、早く我に触れさせておくれ。」


「それはある人と天界で結ばれ結婚するという約束です。自我は消えないのですね、本当に良かったです。」

ゼウス
「その事については、後で聞こうではないか。さぁ、我の手のひらに触れ我と同期するのだ」

ゼウス様の手の平に触れた瞬間、僕自身の、全て前世の記憶、経験、感動、全てがゼウスと同期した。
それは・・・とても気持ちが悪く、吐き気が僕を襲った。。。僕自身の身体が本能で激しく同期を拒んでいた。
それは、決して気持ちのの問題ではないことを僕の本能が訴えていた。
それなのに、ゼウス様の表情はとても慈愛に満ちていてその表情からは無条件の愛さえ感じられた。


ゼウス
「おおおお!さすがSランクの魂。この経験と感動はなんと素晴らしいことか!」


「ありがとうございます!ゼウス様のお役に立て光栄に思います」

はぁはぁ・・息が上がりうまく言葉がでてこない
頭がクラクラして今にも意識が失ってしまいそうなほどだ

ゼウス
「して、今までの、そなたの、まさお君の功績に免じて一つ褒美を与えてあげようではないか。遠慮なく申すがいい。」


「僕の願いは一つだけ・・・板野理香と結ばれることです。ただ、それだけです。」

ゼウス
「板野理香だと?それはならぬ。」

ともちん神
「・・・・・・・」


「何故ですか!?何故理香と結ばれることが駄目なのですか!?今まで現世での厳しい修行も理香との結婚があるから頑張ってこれました。理香もそれを望んでいました。何故、駄目なのですか?」

ゼウス
「板野理香は完全に神である私と同化し、その自我は消滅した。ただ、板野理香の記憶と感情はは私の中に残っており、そなたに幸せに生きるよう、そう言っている。」

こいつ・・・何を言っているんだ?
完全に同化?自我が消滅?こいつは何を言っているんだ・・・



「そんなこと信じられません、理香は今生の転生前に必ず僕と結ばれると、そう、約束しました。」

ゼウス
「残念だが、本当のことだ」


「理香のいない世界なんて僕にとっては意味のないもの。ゼウス様、どうか、僕と同化して下さい。理香の下へと行きたいのです。」

ともちん神
・・・・・」

ゼウス
「聞いていなかったのか?理香の自我は消滅した。今のお前に出来ること等ない。今のお前にできることは更に転生を繰り返し霊的向上を目指すこと。ただ、それだけだ。」


「・・・・・・」

ゼウス
「今はゆっくりと天界でその疲れきった魂を癒すといい。疲れを十分に癒した後、また現世で魂の修行に励むがいい。」


「もう・・・現世へは行かない。転生もしない。もう何もしない・・・もう何もしない・・・」

ゼウス
「余程、ショックだったのだろう。今は十分に休息を取り休むがよい。もう下がってよいぞ。」


「何が同化だ・・何が神だ・・・ふざけるな・・・」

ともちん様
「ゼウス様に向かってなんて口を!控えよ!」

僕「あああああああああああ!」

僕が怒りに任せゼウスに飛びつこうとした瞬間、
女神様のテレポートでその場から宮殿の外へと放り出された。全身から力が抜けていき僕の意識は失った。


〜神の間〜

ゼウス
「女神よ、あの者はこのままでは危険だ。いつも通り頼む。分かってるな?」

ともちん神
「はい、ゼウス様」

第6話に続く
ToBeContinued

11あひるの卵:2013/10/12(土) 21:16:15
「明晰夢」第6話   筆者まさお君
ゼウス
「女神よ、あの者はこのままでは危険だ。いつも通り頼む。分かってるな?」

ともちん神
「はい、ゼウス様」

ゼウス
「カオスよ、来ているんだろ?隠れてないで姿を現せ」

ともちん神
「なっ!?」

モクモクモク・・・
何処からか黒い煙があれソレは姿を現した

カオス
「よぉ、ゼウス、それとマガイモノ、久しぶりだな。天界の空気は糞不味くて吐き気がするぜ。」

ともちん神
「くっ・・・・」

ゼウス
「カオス、天界に何の用事だ?お前がくると天界の空気が荒れる。用件を済ませさっさと地獄へ帰れ」

カオス
「うっせ、俺様に指図すんな。いいか?同じ神である俺様は、少なくともお前と対等の立場にある」


ともちん神
「貴様、ゼウス様になんて口のききかたをする!」

カオスが薄ら笑いを浮けべて女神の耳元で囁いた
カオス(マ・ガ・イ・モ・ノの女神様)

その瞬間、女神の瞳から殺気が放たれた。貴様ああああ!
怒りに身を任せ、女神がカオスへ飛びかかろうとした、その瞬間、真っ黒な塊が女神の身体を貫いた。
女神の身体から大量の血が流れる・・・。

ともちん神
「うっ・・・」

カオス
「あん?低級霊の分際で、神である俺様に命令してんじゃねーよ。」

ともちん神
「うぅっ・・・ゼウス様」

カオス
「ぎゃははは、いいザマだ。所詮、お前はマガイモノそこで這いつくばってるのがお似合いだ。安心しろ、霊体であるお前は決して死ぬことはない。痛みは感じるだろうがな。ははは。」

ゼウス
「いい加減にしろカオス!ここは地獄ではなく天界だ、邪神であるお前が天界へ何の用件があってきた?女神よ、そなたはもう下がるがよい。まさお君と共に再生の間でその傷を癒すが良い。」

ともちん神
「はい、ゼウス様」

〜宮殿の外〜

くっ・・・あやつめ・・・わらわはあやつが憎い。カオスが憎い。
わらわは女神ぞ?わらわは神ぞ?うぅ・・・女神の瞳から涙流れた。
ふっ・・・わらわの瞳から涙じゃと?涙など、とうの昔にに枯れておったと思うたわ。
さて、わらわには、涙を流している暇はないぞ。まさお君を連れ再生の間へ行かなければ。霊気は感じられる、そう遠くには行っていないはずじゃて。

ともちん神
「あれは・・・いた!見つけたぞ!まさお君じゃ!倒れておるのか!」

バシっ!バシっ!

ともちん神
「こらっ!目を覚ますのじゃ!しっかりとせい!」

駄目じゃ、こやつ完全に意識を失っておる。
わらわの霊体は深く傷ついておる。、とてもじゃないが、こやつをおぶって再生の間へ導いてやることなどできぬ。

ともちん神
「うっ、意識が・・・わらわの意識が・・・もう駄目じゃ・・・」

霊体の限界がきたと同時に、女神は、まさお君の隣で意識を失い倒れた・・・・

カッカッカッ・・・
嫌な予感がしてまさおの霊気を辿りここまできたが、どうやら僕の嫌な予感とやらは、的中したらしい


牛君
「おい!まさお!女神様!大丈夫か!?誰か!誰かぁ!ここに人が倒れている!誰か手を貸してくれ〜!」


第7話に続く
ToBeContinued

12あひるの卵:2013/10/12(土) 21:16:51
「明晰夢」第7話   筆者まさお君

ゼウス
「それで、カオスよ、お前の用件とはなんだ?」、

カオス
「用件はただ一つ。今すぐ、数億の新たな霊魂を生み出し、その魂を今すぐ現世へと転生させろ。」

ゼウス
「何故だ?」

カオス
「現世に現存する魂は、そのほとんどが幾千もの転生を繰り返し、今ではどいつもこいつも中級霊。そのおかげで、創造の秩序が崩壊しつつある。」

ゼウス
「創造の秩序を保つには、ポシティブエネルギー、ネガティブエネルギーその両方が必要不可欠であったな。」


カオス
「宇宙を無限に増殖する為には、愚かな人々の持つ葛藤エネルギーが大量に必要だ。」

ゼウス
「新たな霊魂、新たな宇宙、それらを無限に生み出せるのは人々の持つ葛藤エネルギーを糧にしているからであったな。」

カオス
「そーいうことだからよろしく頼むぜ。このままだと、新たな創造ができなくなり、神々の遊びができなくなるからな。」


ゼウス
「神々の遊びか・・・」

カオス
「なんせ暇なんだよ。俺様は、もっと人々の憎悪と憎しみのストーリーに触れたいんだ。」

ゼウス
「・・・・・」

カオス
「おっと、そういえば、さっき居た女神とやら。神様気取りのあいつを見てると笑えてくるぜ。それはそうと、俺から言わせれば、ゼウス、お前こそ偽善の仮面を被った悪魔だ。」

ゼウス
「慈愛に満ちた、我の存在が悪だと?」

カオス
「どっからどう見てもアンタは真っ黒さ。真っ黒クロすけさ。ぎゃははは」

ゼウス
「我は創造主だ。この世界の秩序と均等を守るのが我の定めだ。」

カオス
「秩序だぁ?均等だぁ?難しい言葉並べて誤魔化そうとすんじゃねぇ。」

ゼウス
「未熟である霊魂は、未熟であるが故、自らを管理する能力がない。彼らには、管理者が必要だ。」

カオス
「管理だと?支配の間違いだろ?ぎゃはははは。つまり、ゼウス、お前は現世で例えるところの政治家だ。ぎゃはははは。」


ゼウス
「・・・・・・」

カオス
「ゼウスよ、高級霊達が、現世で積み上げてきた、経験と感動と知識はそんなに美味いか?ぎゃははは。高級霊達が現世で切磋琢磨している中、お前自身は高みの見物。ぎゃははは。これは笑いがとまらねぇ。」

ゼウス
「カオスよ、何が言いたい?」

カオス
「高級霊達は、何よりお前の言葉を信じて疑わず、お前と同化する為だけに、その一生を捧ぐ。そして、そんな哀れな霊魂達の経験と感動と知識を奪い、全知全能なる神としてこの世界へ降臨する。」

ゼウス
「聞こえなかったのか、カオスよ。我は何が言いたいのかと問ういる」

カオス
「つまり、アンタは現世でいうところのズル賢い極悪人ってこった。ぎゃはははは。」

ゼウス
「・・・・・」
そこは霊界よりも高く、天界よりも高き場所にある世界
そんな世界で、一人の少女がゼウスとカオスの会話を聴いていた

????
「ふーん。おもしろそうなことしてるじゃん。あはっ。」


第8話に続く
ToBeContinued

13あひるの卵:2013/10/12(土) 21:17:21
「明晰夢」第8話   筆者まさお君

辺り一面、真っ暗な世界をただ歩いて行く
行く当てもなく、ただ歩いていく

僕は、この世界が明晰夢だって知っている
僕が望めば、この真っ暗な世界に光を灯せるのだろうか?

理香のいない世界なんてどうでもいい
このまま、永遠に目覚めなければいいんだ

ゼウスへの、せめてもの嫌がらせに、この世界へ閉じこもってやる
魂までお前にくれてやるもんか

今思えば、全ての始まりは明晰夢からだったな
本来なら、僕は63歳で寿命を迎えるはずだった。

そう、あの日、僕は自らの宿命を変えた
明晰夢の中で、僕がそう望んだから僕がそれを願ったから

ならば・・・


「大いなる存在よ、僕に真実を伝えろ、僕に真実を与えよ」

・・・・・・って、一体僕は何をしてるんだ。
はぁ・・・自分で自分が情けない

????
「ねぇ、私のこと呼んだのだぁれ?」

!!?僕は慌てて声がした方へと振り返る
そこには、一人の小さな少女が退屈そうにアクビをしながら立っていた。


「君は一体誰なの?君は何で僕の世界へ入ってこれるの?」

????
「あー!あの時の君じゃん!。元気してたぁ?あはっ。」


「あの時って?それに、僕は君に会ったことがない。」

・・・・この少女は一体何者なんだ?
明晰夢の中で無意識に僕が創造してしまった?

それにしても、この少女、見た感じ15歳くらいか?
こんな少女を僕が創造した?いや、待て、僕はここまでロリじゃないはずだ。自分を信じよう・・・


????
「ねぇ、超眠いんだけどぉ?用件があるなら早く言ってよねー」


「僕は真実が知りたいんだ。理香の・・・」

????
「全ての記録はアカシックレコードに記憶されている。」

ドンッ!ドンッ!
突然、僕は身体に激痛を感じ明晰夢から追い出された

牛君
「目覚めよ、まさお!牛君ファイナルアターック!」

ドンッ!ドンッ!


「いたっ。痛い。牛君やめて。痛い。もう起きた!起きました!」

牛君
「やっと目覚めたようだな。」

どうやら、ここは再生の間みたいだ
僕は、どうやらずっと再生の間で眠っていたらしい



「うん、おはよう」

牛君
「それより大変だ、女神様がずっと目覚めないんだ」

第9話に続く
ToBeContinued

14あひるの卵:2013/10/12(土) 21:18:03
「明晰夢」第9話   筆者まさお君

あれから7日が過ぎ
女神様は相変わらず死んだ様に眠っている

ふと、明晰夢での出来事が頭の中を過ぎった
(全ての記録はアカシックレコードに記憶されている)

確か、真実の塔にアカシックレコードの眠る場所があったはず
そこへ行けば、理香の手掛かりが何かあるのかも知れないな。


「牛君、僕はちょっと真実の塔に行ってくる。僕が戻ってくるまで女神様のことはお願い。」


「それは構わないが、隠れて牛肉食べるなよ」

まさおの奴、真実の塔に何をしに行くつもりだ?
あぁ、なるほど、アカシックレコードか。板野理香か・・・・それほどまでに板野理香が大切なのか。
恋愛というものは、どうも理解できないな。僕も、いつか人になれば恋愛というものが理解できるのだろうか・・・。

〜真実の塔〜

ここが真実の塔
全ての記録、全ての記憶が眠っている場所・・・。僕は、小さく頷き、塔の扉を開いた

塔の内部は、蛍のような光に溢れていて、とても神秘的だった。
いくつもの階層があり、僕は驚異した。

この塔の何処かに理香の記録が・・・。

????
「真実の塔に許可なく入る不届き者は誰じゃ?」

僕は、聞き覚えのある、その声に振り返った。

おばば
「なんじゃ、まさお君ではないか。この塔に何の用じゃ?ふぉっふぉっふぉっ」


「おばば!お願いがあるんだ!今すぐ、僕をアカシックレコードの眠る場所へ導いてくれ」

初めは強く断られたけど、何度もお願いしてやっと堪忍したのか、おばばはアカシックレコードの眠る場所へと僕を導いてくれた


〜アカシックレコードの眠る場所〜

おばば
「ほれ、ここがアカシックレコードの眠る場所じゃ」

僕「・・・・・・」

そこはまるで、図書館だった。
ありとあらゆる魂の記録と記憶が詰まった図書館。
実際には、本棚に本が並べられているわけではなく、本棚の中に無数のレコードがあり。レコードは、きちんと整理整頓され綺麗に並べられていた。


おばば
「えっと、板野理香じゃったのぉ。どれどれ・・・」

僕には、ゼウスの言葉が信じられなかった。
理香は、僕と結ばれることを心の中から願っていた。

仮に、ゼウスの言葉が真実だったとして
理香が最後の転生でどんな人生を歩んだのか、それだけでもいい。最後に理香の記憶に触れてみたかった。


おばば
「まさお君や、本当に真名は板野理香であっとるかえ?レコードが見つからないぞえ」


「うん、あってるよ。ちなみに、シリアルコードは1067469650」

おばば
「どれどれ、シリアルコードはと、はて?そんなシリアルコードは存在しとらん。お主の言っている人物は本当に存在するのかえ?」

は!?この糞ばばぁ何を言っているんだ?
老化で見た目だけじゃなく思考も腐ってしまったんじゃないのか?



「板野理香は存在するよ。いや、存在していた。それに、34年前の霊界祭りの時、おばばに頼んで僕と理香のツーショット写真まで撮ってもらったじゃないか」

おばば
「あ〜あのべっぴんさんかえ?ちゃんと覚えているとも。黒髪が凄く似合うべっぴんさんじゃったのぉ。ふぉっふぉっふぉっ」


「誰と間違えてるの?理香は茶髪だから。それに、どちらかというと美人っていうよりカワイイ系。」

この老害に期待した僕が馬鹿だった
やはり、見た目だけじゃなく思考も腐っていたらしい

一体なんなんだ?この世界は色々とおかしすぎる
何故、理香のレコードが存在しない?

ゼウス・・・お前のせいなのか?


第10話に続く
ToBeContinued

15あひるの卵:2013/10/12(土) 21:18:34
「明晰夢」第10話   筆者まさお君

あれから、無我夢中で理香のレコードを探してはみたものの、結局、理香のレコードは見つからなかった。
僕は、やりきれない気持ちのまま、真実の塔を後にした。

ゼウス・・・全てはお前のせいだ
僕は、ただ歩く。怒りに身を任せ、ただ歩く。ゼウスの宮殿に向かって。

ともちん神
「ゼウス様に会ってどうするつもりじゃ?」


「め・・女神様!どうしてここへ?それに、御身体はもう大丈夫なんですか?」

ともちん神
「わらわの事なら、心配無用じゃ。で、ゼウス様に会ってどうするつもりじゃ?と聞いておる」


「別に・・・・」

ともちん神
「もう止めぬか?板野理香のことは諦めよ。女なら星の数ほどいようぞ。」


「そういう問題じゃないです。僕にとって理香は唯一の理解者だったんです。理香を失った今、僕には希望も夢も何も残っていないのです」

女神様が寂しげな表情で僕に言った

ともちん神
「わらわが、ソナタの新しい理解者には成れぬか?」


「女神様、一体何をおっしゃっているのですか?」

僕が言葉を発した、その瞬間、女神様の唇が僕の唇に優しく触れた
ともちん神「こういうことじゃて」女神様が、僕の耳元で、優しく囁いた



「い、いきなり何をするんですか?」

ともちん神
「いきなりキスしては駄目か?」


「キ、キスっていうのは、愛し合うもの同士がする行為であって。。。つまり、あの、その。。。。」

ともちん神
「わらわは、まさお君、お主のことが好きじゃ。先ほどのキスは決して軽い気持ちでしたわけではないぞ」

女神様が僕のことを好き?今まで、そんな素振り一切見せなかったのに?
でも、改めて女神様の姿を良く見てみると、本当にともちんと瓜二つだ。本当に可愛い。僕の理想そのものだ。

正直なところ、かなり鼓動が脈打っている。正直、ドキドキしている。
駄目だ・・僕には理香っていう運命を約束したパートナーがいてるんだ。理香のことは裏切れない。あれ?でも理香は?理香は・・・理香はもう存在しない。

此処で、女神様に甘えたら、
僕は最低な奴だろうか?僕は白状な奴だろうか?
それでも良い。今は一人で居たくない。もう、一人は嫌だ。

僕はその場で泣き崩れ大声で泣き叫んだ


「もう一人は嫌だ、もう孤独嫌だ」

女神様は、そんな僕を優しく抱きしめてくれて、そんな最低な僕に、もう一度優しいキスをしてくれた

ともちん神
「もう泣かなくてよいぞ。お主には、わらわがついておる。」

そんな、まさお君と女神様の様子を、天界より更に高い場所にある世界で眺めている者がいた

????
「うわっ!女ってこわーぃ!あはっ。」

第11話に続く
ToBeContinued

16あひるの卵:2013/10/12(土) 21:19:36
「明晰夢」第11話   筆者まさお君


此処で、女神様に甘えたら、
僕は最低な奴だろうか?僕は白状な奴だろうか?
それでも良い。今は一人で居たくない。もう、一人は嫌だ。

僕はその場で泣き崩れ大声で泣き叫んだ


「もう一人は嫌だ」

女神様は、そんな僕を優しく抱きしめてくれて、そんな最低な僕に、もう一度優しいキスをしてくれた

ともちん神
「もう泣かなくてよいぞ。お主には、わらわがついておる。」


同時刻、神の間では

現世での未確認生物、未確認物体の報告が相次ぐ中、霊界でも未確認生物、未確認物体の報告が相次いだ
そして、神の間に、緊急会議という名目の元、創造主ゼウス、邪神カオス、業の神カルマが集まった

ゼウス
「うむ・・・これはどういうことだ.これらの存在は、現世、霊界共に宇宙人、UFO等と呼ばれているみたいだが」

カオス
「新しい生命を創造できるのは、神だけだ。つまり、この中に裏切り者がいるということだ。おもしれぇ」

カルマ
「極端な話し、この3人の中に掟を破ったものがいるってことだね。クスっ。」

ゼウス
「神々が新しい生命を創造する時、我ら3人の神々、すなわち全ての神々の同意がなければ生命の創造はできない掟だ」

カオス
「さぁて、この中で迫真の演技をしているクズはどいつだぁ?ぎゃははは。」

ゼウス
「カオス、よさぬか」

カオス
「現時点で判明していることは、現世と霊界で天災や災いが起こった時、必ず、その現場にUFOが現れるということ。宇宙人が何からしらの軌道修正を施しているということ。そうなると、一番臭ぇのは、ゼウスお前だ」


ゼウ
「我を疑うのか?」

カオス
「良く考えてみろ。現世で天災が起ころうと何が起ころうと、俺様やカルマは興味ないさ。俺様は、人々のネガティブエネルギーが手に入れば良い。業の神であるカルマには、そもそも光の概念も闇の概念も存在しない。つまり、宇宙人の存在で得をしている奴は、ゼウス、お前だけってことだ」

ゼウス
「我は、宇宙人など創造していない。」

カオス
「とにかく、宇宙人とかいう奴らのせいで、宇宙の秩序が崩壊してるんだよ。現世、霊界、で本来、起こるべき出来事であった、天災や災害が宇宙人の存在によって軌道修正させられている。このままだと、ネガティブエネルギーは減少する一方だ」

ゼウス
「このままネガティブエネルギーが減少すれば、新たな生命の創造ができなくなるな」」

カオス
「それだけじゃねぇ。。宇宙人はUFOというものに乗り、現世と霊界を行き来している。次元を超越している、宇宙人の知識は霊界の知識と同等かそれ以上だ。」

カルマ
「このままだと、宇宙の秩序が崩壊して、大変なことになっちゃうね。クスッ。」

カオス
「創造の秩序を犯したもは、神であれ許されざるべき行為た。ゼウス、理解しているな?」

ゼウス
「まだ、我を疑うか。」


カルマ
「このままだと、埒があかないね。クスッ。」


そんな、神々の様子を、天界より更に高い場所にある世界で眺めている者がいた

????
「うわっ!こっちも超おもしろいことになってんじゃん!あはっ。」


第12話に続く
ToBeContinued

17あひるの卵:2013/10/12(土) 21:20:13
「明晰夢」第12話   筆者まさお君


女神様は、そんな僕を優しく抱きしめてくれて、そんな最低な僕に、もう一度優しいキスをしてくれた


「僕は・・・自分勝手で最低な奴だ・・・」

ともちん神
「そう自分を卑下するでない。さぁ、家に帰ろうぞ。牛君もお主のことを待っておるぞ。」


「確か、僕と牛君の住処は、女神様が霊界で用意してくれてるんですよね?」」

ともちん神
「そなたが高級霊となった祝いじゃ。ゼウス様が天界の一等地にソナタの住処を与えて下さったのじゃ。わらわがソナタに用意した霊界の住処はもう不必要じゃて処分したぞ。これからは天界で暮らすが良いぞ。」


「ゼウスが・・・・」

ともちん神
「そう、難しそうな顔をするでない。天界の一等地は素晴らしい所じゃぞ?」


「えっと・・・その・・」

僕が困った表情で考え事をしていると、
女神様が強引に僕をテレポーテーションで天界の一等地へと飛ばした

ともちん神
「ほれ、ここが天界の一等地じゃ。現世であらゆる苦行に耐え高級霊と昇華した者だけに与えられる住処じゃ。」

天界の一等地・・・未熟な霊魂だった頃に、夢に見た場所。憧れの場所。
だけど・・今は・・・


「・・・・・」

ともちん神
「ほれ、あそこがまさお君の家じゃ!」

複雑な僕の想いを知ってか知らないか・・・
女神様は、無邪気に僕の腕を引っ張り、ゼウスに用意されたであろう僕の住処へと案内する


「ここが、僕の新しい家?家っていうより・・まるでお城みたい・・・。これは、いくらなんでも大きすぎじゃぁ・・・」

僕が驚くのは当然だ。
だって・・・目の前には、シンデレラ城みたいなお城があるんだから。

ともちん神
「おぉ、さすがのお主も驚いたみたいじゃな。そ・こ・で!一つ提案があるんじゃが、わらわも一緒にこの城で暮らしてもいいかの?」


「え・・・僕は別に構わないですけど・・・あの・・女神様・・えっと・・その・・さっきのこと・・その・・・」

ともちん神
「さっきのことってなんじゃ?あと、その、女神様という呼び方止めてくれんかの?」


「え・・じゃぁ何て呼べばいいんですか?」

ともちん神
「わらわに名前はない。だから、お主がわらわに名前を与えてはくれぬか?」

いきなり何を言い出すのかと思ったら・・・
名前を考えてって言われたって・・・あっそうだ!


「じゃぁ、ともちんで・・・駄目だよね?・・・」

ともちん神
「ともちんか!なかなか良い名じゃな。よし、決めた!今日から、わらわのことは、ともちんと呼ぶがよいぞ!」


「良かったです。怒られると思いました。で、その・・・ともちん様」

ともちん
「あと、敬語と様付けも止めて欲しいのじゃが。まさお君とわらわはもうパートナーじゃて」


「あの・・その・・つまり、パートナーって?」

そう言った瞬間、僕の唇はともちんに奪われた
僕を見つめる、その大きな瞳に僕は吸い込まれそうになった

ハッ!
後ろから、とてつもなく意地悪な視線を感じる

牛君
「い〜けないんだ!いけないんだ!ジ〜〜〜」

その視線の正体は牛君だったみたいだ。
僕と、ともちんは、2人して照れ笑いした。

ともちん
「さぁ、皆、わが家に帰ろうぞ」

第13話に続く
ToBeContinued

18あひるの卵:2013/10/12(土) 21:20:48
「明晰夢」第13話   筆者まさお君

天界へ移住してから3日が過ぎた深夜2時30分
僕はベットの上で仰向けになりながらぼ〜っと天井を見つめていた

あぁ・・理香・・・ともちん・・・
一体、僕はどうしたいのだろうか、もう何もわかない


コンコンコンッ!
僕の部屋のドアをノックする音が聞こえた。こんな深夜に一体誰なんだろう?

ドアを開くと、ともちんが枕を持って立っていた。


「こんな時間にどうしたの?」

ともちんが照れながら言う
「わらわは寂しがり屋なのじゃ。一緒に寝てはくれぬか?」


「えっ・・ちょっと待って!」

僕の言葉なんてお構いなしとばかりに、
ともちんは僕の部屋に入り込み、そしてあろうことか、僕のベッドで横になった


「あっ・・・僕は床で寝るね・・・」

ともちん
「何を言っておるのじゃ?こっちに来るのじゃ」


「いや・・でも・・・」

ともちん
「こっちに来るのじゃ!」

僕は、ともちんに言われるまま、同じベットで横になった・・・
僕の胸の鼓動は高鳴り、緊張して声が出せない

ともちん
「何を照れておる?もっと近くにくるのじゃ」

やばい・・これ以上、ともちんに近づいたら・・僕の理性が保てなくなる


「えっと・・その・・」

ともちん
「わらわでは、理香の変わりは務まらぬか?」


「えっ?・・・ともちん、何を言ってるの?」

ともちん
「わらわは、お主が好きじゃ」


「僕は・・正直、自分の気持ちがわからない」

ともちん
「今はそれでもよい。いつかお主の気持ちがわらわに振り向いてくれるのなら」

ともちんは、そう言って、僕の唇にキスをした
そのキスは、この前のキスより深くて、僕の理性を一瞬で破壊した

まるで言い訳を捜すように小さく呟いた一言
「僕は・・・もう一人は嫌だ・・・」

そして、その夜・・・
僕は、ともちんを抱いた

同時刻・真実の塔

牛君
「用件は、ただ一つ。何者かの意思によってアカシックレコードの記録が修正されること等はありえるか?」

第14話に続く
ToBeContinued

19あひるの卵:2013/10/12(土) 21:21:27
「明晰夢」第14話   筆者まさお君

牛君
「用件は、ただ一つ。何者かの意思によってアカシックレコードの記録が修正されること等はありえるか?」

おばば
「アカシックレコードの記録は絶対じゃ。アカシックレコードの記録を修正することなど、神の力をもってしても不可能じゃ。ふぉっふぉっふぉ」

やはりそうか・・・
やはり、僕の睨んだ通り、板野理香は存在しないらしい

考えられる要素としては、
板野理香そのものが偽名、板野理香は存在しない、板野理香は・・・

あれ?待てよ

牛君
「まさおから、板野理香とおばばは面識があると聞いている。それは誠か?」

おばば
「板野理香なのかどうかは知らぬが、34年前の霊界祭りの日、まさお君に写真を撮るのを頼まれてのぉ。その時に、わしがまさお君とその女の子の写真を撮ったんじゃ。ふぉっふぉっふぉっ」

やはり・・・名前そのものが偽名だったとしか思えないな
あれ?待てよ

牛君
「おばば、あんたのアカシックレコードの記録を見せてもらってもいいか?34年前の霊界祭りの時の記録だけでいい」

おばば
「あ〜いいとも。これじゃ、ほれ」

・・・・・・これはどういうことだ?
まさおの隣に居てる奴・・・こいつは・・・・

牛君
「もう用件は済んだ、失礼する」

僕は急ぎ足で真実の塔から出た
早くこの真実をまさおに知らせてやらねば・・・

????
「そんなに慌てて何処へ行くつもりだ?ぎゃははは」

牛君
「貴方は・・・」

カオス
「俺様の名は邪神カオス、地獄の神だ。ぎゃははは。悪いけど、お前には消滅してもらう。ぎゃははは。」

邪神カオスだと・・・なんで地獄の神がこんなところに・・・
それに、何故、僕を消滅する必要がある?あぁ、そーいうことか・・・。僕は全てを理解した。


カオス
「抵抗しないのか?賢明な判断だ。ぎゃははは。」

牛君
「僕は、無駄な努力はしない主義なんでね、殺すなら早くしてくれ」

カオス
「安心しろ、殺しはしないさ。永遠の闇をさまよえばいい。ぎゃははは。」

邪神カオスの放ったブラックホールが、牛君の身体を呑み込んでいった。

まさお・・・どうやら、僕が手を貸せるのはここまでのようだ
どうか、真実に気づいてくれ

第15話に続く
ToBeContinued

20あひるの卵:2013/10/12(土) 21:22:05
「明晰夢」第15話   筆者まさお君

ある日、突然牛君は僕達の前から姿を消した・・・
必死になって理香と牛君のことを探し回っては見たものの牛君は見つからなかった。


あれから50年の歳月が流れた・・・・
今では、この大きなお城でともちんと2人で暮らしている。

ともちん
「まさお君よ、ご飯の時間じゃぞ〜!」

あぁ、もうこんな時間か・・
なんの変哲もなく、ごく普通の生活。そんな生活が僕にはとても心地良く感じたんだ。

理香を失ってから、僕の心に闇が生まれた・・・
光の住人である僕は、闇に蝕まれると存在自体そのものが消滅しかねない。

ともちんは、そんな僕をずっと支えてきてくれた。
今では、ともちんは僕にとって大切なパートナーでありなくてはならない存在だった。

そんなある日、僕は置手紙を残して家を出た
深夜12時30分愛の丘で君を待つとだけ記して


〜深夜12時30分〜

僕は愛の丘で、ただともちんを待つ。
僕のジーンズのポケットには、エンゲージリングが入っている。
僕の精一杯の霊力を使って創り上げた指輪。この指輪をともちんにプレゼントするんだ。そして・・・


理香・・・理香・・・ごめん・・・僕は、ともちんを愛してしまった・・・
もう独りは嫌だ・・・理香・・・こんな自分勝手で最低な僕をどうか許して欲しい・・・

バシッ!

ともちん
「おい!こんな深夜にわらわをこんなとこに呼び出しおって!何用じゃ?」


「いたっ、いきなり瞬間移動で現れてぶつなんてひどいよ(泣)」

ともちん
「で、用件はなんじゃ?」

理香・・・ごめんね・・・僕は未来に生きるよ・・・


「えっと・・その・・・これ・・・はい!」

ともちん
「何をもじもじしておる!用件があるなら早くせい!」

僕は覚悟を決めてともちんに指輪を差し出した。

ともちん
「これは指輪?・・・」


「えっと・・その・・・僕と結婚して下さい!」

緊張して言葉が上手く紡げない。
僕はともちんの瞳を真っ直ぐと見据え返事をただ待つ・・・・。


ともちん
「お主の気持ちは嬉しいのじゃが、それは叶わぬ」

第16話に続く
ToBeContinued

21あひるの卵:2013/10/12(土) 21:22:45
「明晰夢」第16話   筆者まさお君

ともちん
「お主の気持ちは嬉しいのじゃが、それは叶わぬ」


「・・・・・・・」

すべてがスローモーションだ・・・
僕の霊生で二度目のプロポーズも無残に散っていった・・・


「やっぱり、僕みたいな頼りない男とじゃぁともちんも嫌だよね・・ははっ」

ともちん
「そうではない。そうではないのじゃ。お主のことは好きじゃ」

ともちんは瞳に涙を浮かべていた


「じゃぁ何故!僕の何処が不満なの?僕はSランクの高級霊!ともちんのことを幸せにできる!」

ともちんの瞳から一滴の涙が零れた

ともちん
「そうじゃないのじゃ・・・わらわもお主のことを愛しておる。叶うならお主と結ばれたい。」


「じゃぁ何故!ともちん答えてよ!」

ともちん
「神であるわらわのランクはM(マスター)ランクなのじゃ・・・」

霊界では、霊格の違う者同士が結ばれることは認めらない
つまり、僕とともちんの結婚は許されない・・・



「僕が・・僕が・・Mランクの高級霊になればいい・・」


ともちん
「・・・・・・・」


「僕がMランクになればいい!そしたら、ともちんと結婚できる!」


ともちん
「そう、簡単に言って退けるな!SからMに昇格することなぞそう容易いことではないのじゃぞ!」

そんなこと言われなくったって分かっている。
AからSに昇格する時だって、現世でこれでもかというくらいのハンデキャップを与えれた


「現世でどれだけの苦悩に満ちようと最後の楽園で君が待っていてくれるのなら、僕はどんな困難だって乗り越えてみせる。」


僕は、ともちんの身体を力強く抱きしめた


????
「まさお!待て!そいつから離れろ!」

その聞き覚えのない声に僕は振り返る・・・・
そこには、僕の知らない美青年が息を切らしながら立っていた。

????
「よぉ、まさお久しぶりだな。相変わらず牛肉食べてるのかい?」

ちょ・・・このセリフって・・・・
えっ・・・茶髪でロン毛、ホストみたいな身なり。こいつが牛君?そんなはずないよね?だって僕の知っている牛君は動物だもん


「ねぇ・・もしかして牛君だったりする?」

牛君
「あぁ、そうだよ。姿形は変わってしまったが僕だ」

ともちん
「なっ!?」


「え・・・てか、なんで人間なの?・・・」

牛君
「その話しは後だ。その女と離れろ。そいつは女神なんかじゃない。」

ともちん
「くっ・・・」

第17話に続く
ToBeContinued

22あひるの卵:2013/10/12(土) 21:23:23
「明晰夢」第17話   筆者まさお君

数時間前・・・

牛君が姿を消してから50年・・・・
その真相をわらわは知っている。

あやつがわらわの秘密に気付いたからいけないのじゃ・・・
仕方のなかったことなのじゃ・・・わらわとて、決して望んだ結果ではなかった。

〜リビング〜

さて、あとはいつも通りフライドチキンにわらわの媚薬を混ぜて完成じゃ
もうそろそろ堕ちるはずじゃて

ともちん
「まさお君よ、ご飯の時間じゃぞ〜!」

ゼウス様からあの日命じられた任務それは・・・・・
板野理香の消失と共に、霊的向上心を失ってしまったまさお君の心を奮い立たせ再び現世へと転生させること。

そう、まさお君を誘惑して再び現世へと無事転生させること、それがわらわの役目。
霊的向上心のない魂達の心をどうにか奮い立たせ現世へと無事転生させること、それが女神であるわらわの仕事なのじゃ。

ねぇ、ねぇ、ねぇってば!

まさお君
「ねぇってば!ともちん聞いてる!?」

ともちん
「あっ、うん聞いておるぞ?」

まさお君
「ともちん!フライドチキンとっても美味しかった!ごちそうさま!あのね、僕ちょっと出かけてくるね!」

そう言って、まさお君は急ぎ足でお城を飛び出して言った。

なんじゃ?頬を赤くしおってからに。
それに、変じゃの。いつもは礼なぞ言わない癖しおって。

うん?これはなんじゃ?
食器の下に何か挟まっておる。これは手紙?


【深夜12時30分愛の丘で君を待つ】

うん?愛の丘じゃと?
さては、わらわにプロポーズする気じゃな。

板野理香と過ごした100年よりわらわとの50年を選んだか・・・。

所詮、男なんてこんなもの
所詮、男なんて口先だけの生き物

そう呟いて、ともちんは手紙を破り捨てた。


第18話に続く
ToBeContinued

23あひるの卵:2013/10/12(土) 21:24:17
「明晰夢」第18話   筆者まさお君


「え・・・てか、なんで人間なの?・・・」

牛君
「その話しは後だ。その女と離れろ。そいつは女神なんかじゃない。」

ともちん
「なっ・・・」

こやつ・・・生きておったのか・・・
しかし何故・・・人の姿形をしている?・・・そんなことはありえない・・・

牛君
「さぁ、そろそろ本性をあらわしてもらおうか偽りの女神様」


「ねぇ、牛君はさっきから何を言ってるの?」

牛君
「まさお、お前は黙っていろ」

ともちん
「お主、本当に牛君か?よもや何者かが化けておるのではないか?クスッ」

牛君
「貴様、何を言っている?・・・・」

ともちん
「動物である霊魂は決して人には転生できぬ、ソナタが誠に牛君というならばその証拠を見せてみよ!」

牛君
「ふっ・・・証拠ならあるさ。まさおが証明してくれる。なぁそうだろ?まさお」

ともちん
「騙されてはならぬ!こやつの言っていることはデタラメじゃ!」


「僕は・・・僕は・・・ともちんを信じる!嘘ついてるのは、牛君の偽者!お前だ!」

昔・・・魂の学校で習った。
動物である霊魂は決して人には転生できない。
ともちんの言っていることは正しい。つまり、嘘をついてるのは牛君の偽者だ。

牛君
「チッ・・・言ってもわかぬなら」

牛君がそう言った瞬間、牛君の手の平からいくつもの光弾が放たれた。

バン!バン!バン!

そのいくつもの光弾を、ともちんの放った魔弾が相殺していった。

ともちん
「いきなり何をする!危ないではないか!」

牛君
「ふっ・・・なぁ、まさお今こいつが放った魔弾をお前も見ただろ?魔弾は魔族である印こいつは天界の者でさえない地獄の者だ!」

ともちんが魔族?ともちんが地獄の者?
牛君の偽者は一体何を言っているの?・・・・・・

うあああああ!
僕は大声で泣き叫んだ!


「もうやめて!もうやめてよ!僕の世界は何処にあるの!僕の世界は此処だよ!」

自分でも何を言っているのかわからない・・・
僕の精神は完全に壊れた・・・・魔弾は魔族である印・・・・僕は・・・その事実から目を背けたかった・・・

第19話に続く
ToBeContinued

24あひるの卵:2013/10/12(土) 21:25:05
「明晰夢」第19話   筆者まさお君


「もうやめて!もうやめてよ!僕の世界は何処にあるの!僕の世界は此処だよ!」

ともちんが魔族ってどういうことなの?
もう何が何だかわからない・・・・もう何もわからない・・・・

牛君
「さぁ、傲慢なる偽りの女神よ、その真実の姿をさらけだせ!」

牛君が夜空に鏡を放り投げると鏡は砕け散り
その破片が、ともちんに降り注ぎともちんの真実の姿がさらけだされた

真っ黒な翼 真っ黒なしっぽ
その姿は、もはや天界の者ではなく地獄のもの・・・つまり魔族そのものであった


ともちん
「あああぁぁぁぁ!その鏡は真実の鏡・・・貴様それを何処で・・・・」

牛君
「まさお、これがこいつの真実の姿だ!」


「嘘だ!こんなの絶対嘘だ!ねぇ、嘘だと言ってよともちん!」

ともちん
「あははははは。そうじゃ、わらわは女神ではない。だから何じゃ?」


「そんな・・・そんな・・・・うあああああああああ!」

ともちん
「泣くな。叫ぶな。気持ちの悪い。後、もう少しでわらわの役目も達成できたものを。」

牛君
「ふっ、本性を現したな偽りの女神。いや、サキュバス。それともファーストと呼ぶべきかな?」

ともちん
「くっ・・・貴様が何故そのことを・・・まあどちらにせよ貴様達は生かしておけん。せめてもの情けじゃ、わらわの超魔力で主らの霊魂ごと葬り去ってやろう。」

地獄の炎よわらわの元へと集え
ともちんがそう言い放った瞬間、強大な魔力がともちんの元へと集まっていく

もうシンデレラごっこはお終いじゃ!
その霊魂ごと消滅するがいい!
ダークフレレイム!

あぁ・・・もう・・・終わりだ・・・僕はこのまま消滅してしまうんだ・・・
僕は全てを諦め瞳を閉じた・・・もうお終い・・こんな世界なんて壊れてしまえばいい・・あれ?何も起きない?


ともちん
「くっ・・何故・・何故じゃ・・・魔力が開放できない!何故じゃ!」

牛君
「ふっ、ダークフレイムだと?笑わせるな。Dランクの低級霊であるお前がそんな上級魔法など扱えるはずないだろ」

ともちん
「わらわがDランクの低級霊じゃと?ぬかせ!今、一度命ずる地獄の炎よわらわの元へ集え!」

牛君
「やれやれ。天界を欺き自らをも欺き続けたことによってその真実さえ見失ってしまったか。哀れだなファースト。」

ともちん
「あぁ・・・わらわは・・・わらわは・・・」

牛君
「神界の光よ僕に力を!」

キーン!
牛君がそう言い放った瞬間
眩いばかりの光がともちんに降り注ぐ

ともちん
「なんじゃこの光は・・・うぅ・・・痛い・・・やめろ・・やめてくれ・・」

牛君
「お前は余りに多くの罪を重ねすぎた。情けはかけぬ。その魂ごと消滅しろ。」


「牛君もうやめて!お願いだからもうやめてよ!」

牛君
「まさお、お前は黙ってろ」


ちょっと待ってぇ!
ファーストを消滅させちゃ駄目ぇ!ぷぷ

牛君
「なっ!誰だ!?」

第20話に続く
ToBeContinued

25あひるの卵:2013/10/12(土) 21:26:52
「明晰夢」第20話   筆者まさお君

〜数年千前〜

新たな霊魂の創造の為
天界の神の間に創造主ゼウス、邪神化オス、業の神カルマ、3人の神々が集まった

ゼウス
「現世の次元上昇に伴いこれより新たな霊魂クリスタルチルドレンの創造を始める。異論のある者はいてまい」

クリスタルチルドレン
それは全く新しい霊魂であり、クリスタルチルドレンの創造は神々にとってはじめての試みであった

カオス
「異論はない。だが、また何でいきなりクリスタルチルドレンなんだ?普通の霊魂では駄目なのか?」

ゼウス
「お前も知ってる通りだ。クリスタルチルドレンの霊魂は赤子の時点でS級クラスの霊魂と潜在能力は同等かそれ以上。全ては霊界の進歩の為だ。」

カルマ
「・・・・・・・・」

そして神々の手によってクリスタルチルドレンの創造は行われた
創造主ゼウスのポシティヴエネルギーと邪心カオスのネガティブエネルギーを均等に創造の卵にぶつけることで新たな霊魂は誕生する。

そして霊界に2人の女の子のクリスタルチルドレンが誕生した
そして誕生したクリスタルチルドレンは神々によって一人はファーストもう一人の名はセカンドと名づけられた。


ゼウス
「素晴らしい。なんと眩い霊魂の輝きか。2人の存在は霊界により良き光をもたられしてくれることだろう。」

カオス
「あぁ、そうだな。」
ククク・・・ゼウスの奴ぬかったな
ファーストの創造時は言われた通りネガティブエネルギーを均等にしてやったが
だが、セカンドの創造時はポシティブエネルギー8割増しにしといてやったぜ。こいつは楽しみだ。ぎゃはははは。

カルマ
「・・・・・・・クスッ」

そして5年の歳月が流れ

ファースト
「ねぇねぇ、ゼウス様ぁ。あそぼーあそぼー」

ゼウス
「うむ、元気なことは良いことだ。今日は何して遊ぼうか」

そんな2人の微笑ましい光景を嫉妬深い瞳で見つめている人物がいた

セカンド
「グギギギギギ・・・・なんでアイツだけ・・・いつもアイツだけ・・・ファーストあいつキライ・・・コロシテヤル・・・・」


おいおいおい
そんなに殺気をギラギラさせてると天界から追放させられるぞ

ダ・・・ダレダ?・・・

カオス
「なぁ、セカンド。ファーストが憎いか?」

セカンド
「グギギギギギ・・・・」

カオス
「安心しろセカンド。俺はお前の味方だ。なぁ、ファーストを消滅させたいって言っちまいな」

セカンド
「グギギギギギ・・・・ファースト殺す・・・・・でも・・・ファースト私より強い・・・・グギギギギギ・・・・」

カオス
「なぁ、セカンド。霊魂は5歳で成人だ。つまり、お前達はもうすぐ現世へと転生する。現世では霊界の能力は大きく制限される。つまり、現世でならセカンドお前にも勝機があるってこった。」」

セカンド
「グギギギギギ・・・・でも・・・・転生すると霊界の記憶も封じられる・・・・ファーストに復讐できない・・・・」

カオス
「安心しろ。お前には特別に現世でも記憶が失われるよう俺様が特別に力与えてやろう。ぎゃははははは。」
ククク・・・
この作戦が上手くいけばファーストとセカンドの両方を俺様の配下に加えられる。ぎゃはははは。

第21話に続く
ToBeContinued

26あひるの卵:2013/10/12(土) 21:27:34
「明晰夢」第21話   筆者まさお君

〜板野友編〜

ちゃおっす☆
私の名前は板野友☆アイドルを夢見る18歳☆
今日は私にとってとってもとっても特別な日なの☆

それは!な・・・なんと!?
アイドルの新ユニットグループ☆
エンジェルガールのメンバーを決めるアイドルオーディション☆

な、なんと!?
私、板野友がそのアイドルオーディションに最後まで勝ち残り
今日はなんと!?芸能事務所のお偉いさんとの食事会に呼ばれたのです!
食事会に呼ばれたのはオーディションを最後まで勝ち残った私とあと2人・・・え〜っと名前は確か・・・梅木麻友と岸田麻里子!

さぁ!今日は頑張って自分を売るチャンス!
そして目指せ世界アイドル☆

〜高級レストランにて〜

指定されたレストランに行くと
私以外の二人はすでにテーブルについていた


はぁ・・・なんだか気まずい雰囲気・・・・
ひょっとしてやっちゃった系かな?気のせいか麻友って子から一瞬睨まれた気が・・・ガクッ

杉本
「みんな集まったようだね。まず、君達3人ともよく最後までこのオーディションを見事勝ち残ってくれた。おめでとう!そしてありがとう!」

友&麻友&麻里子
「ありがとうございます!」

杉本
「そこでだ!君達3人ともエンジェルガールのメンバーとして迎えたい!どうか、君達の力を貸して欲しい!」


「えっ!?それって合格って意味ですか!?私達、3人ともエンジェルガールになれるんですか!?」

杉本
「もちろんだとも!」

麻友
「やった!」

麻里子
「やったね!」

杉本
「みんなで頑張って!エンジェルガールを盛り上げてくれ!」

バタバタバタ!

????
「杉本さん遅れてすいません!」

杉本
「お〜!遅いじゃないか!みんなもう集まってるよ〜!」

????
「すいません、仕事の件で遅くなりました!」

杉本
「まぁいい。みんな紹介するよ!彼女が君達のマネージャーを担当する笹木由紀だ。」


笹木由紀
「みなさんよろしくお願いします」

友&麻友&麻里子
「こちらこそよろしくお願いします!」


数時間後 自室にて

やった!やった!やった!
これで私も明日からアイドルだぁぁぁ!

ふぅ、それにしても・・・・
杉本さんが話してる最中に何度となく感じた
あの気持ちの悪い視線みたいなのはなんだったろう

うわっ!もしかして友・・・目つけられるとか!?
いじめられたらやだなぁ。。。。。

まぁ、あれこれ悩んでいても仕方がない
杉本さんの話だと、明日からさっそくデビューに向けて本格的なレッスンが始まるみたい!

友がんばらなくちゃ☆


第22話に続く
ToBeContinued

27あひるの卵:2013/10/12(土) 21:28:05
「明晰夢」第22話   筆者まさお君

エンシェルガールの結成から一年が経ち
そこそこの人気が出始めた頃エンジェルガールにビッグニュースが飛び出してきた

杉本「君達にビッグニュースだ。新曲のオスイチサプライズがオリコン初登場1位に輝いた。みんな良く頑張ったね、おめでとう。」


友&麻友&麻里子「やったー!」

笹木由紀「本当にみんな良く頑張ったわね。ミューピックステーションからも出演のオファーがきてるわ。みんないけるわね?」

友&麻友&麻里子「いいともーーーーーー!」

笹木由紀「で、さそっくで悪いんだけど出演は明後日の金曜日。生放送だからみんな気合を入れて頑張ってね!特に友ちゃん!ねっ?」

友「えっ・・・なんで私だけ?」

笹木由紀「友ちゃんはメンバーの中で特に人気があるわ。友ちゃんの愛らしいルックスと健気な性格が大衆受けしたみたい。だから、明後日のミューピックステーションの鍵は友ちゃんが全て握ってると言っても過言ではないわ!」

麻友&麻里子「・・・・・・・・・」

杉本「笹木!他のメンバーもいるんだぞ!ちょっとは考えなさい!」

笹木由紀「すいません・・・・私は・・・その・・そんなつもりで言ったんじゃないんです。麻友ちゃん麻里子ちゃん気を悪くしたならごめんなさい。」

麻友&麻里子「いえ・・・・・」

笹木由紀「さぁ、後はレッスンあるのみ!みんな気合を入れてレッスンよ!あっそれと、いつもの人から友ちゃん宛にファンレターが届いてるわ」

あっ、きっとまさ王子からだ
まさ王子はエンジェルガールのデビュー当時からいつも私のことを見守ってくれている人で私にとってかけがえのないの存在


親愛なる友ちゃんへ
オリコン初登場おめでとう
明後日はエンジェルガール初のミューピックステーション出演だね友ちゃん頑張って
PS.貴方の王子様まさ王子より

こんな私のことを応援してくれてるまさ王子の為にも
明後日のミューピックステーションはなんとしても成功させなきゃ!とは言ってもまさ王子の顔も何も知らないけど・・・


〜そして金曜日〜

笹木由紀「みんな集まったみたいね!今日はいつもの収録と違って生放送だからくれぐれも慎重にね!」

友&麻友&麻里子「あいあいさー!」

笹木由紀「あと3時間後には番組が始まるわ!みんなそれぞれに専用の控え室が用意されていると思うから時間がくるまでは自由行動で!」

友&麻友&麻里子「やったー!」

あと3時間後にはミューピックステーションの生放送・・・なんだか緊張しちゃうなぁ・・・・
緊張するには他にも理由があった

私がアイドルになる決意をした理由
その安達奈美恵ちゃんがなんと!今日ミューピックステーションに出演するのだ☆

さすが安達ちゃん!
ミューピックステーションでトリを演じられるなんて安達ちゃんは凄い!

友も・・・いつか安達ちゃんみたいなスターになりたい
その為に今まで頑張ってきたんだ!いつの日かきっと・・・・・

えっと・・・控え室はっと
「板野友様」おっ?あった!ここだ!

カチャッ

うわぁ、なにここ!?超広いじゃん!?
さすがミューピックステーション!私専用の控え室まで用意してくれているなんて!

友はすかさずクローゼットを開き衣装をチェックする
おおおお!このピンクのひらひらのドレスは!?もしかしてこれが衣装!?超ラブリーじゃん


コンコンコン!
????「すいませーん!板野さんいてますか?」


「はーい!」
もう、せっかく今から友の一人ファッションショー始めようと思っていたのに!

カチャッ

安達奈美恵
「板野さん始めまして!本日はよろしくお願いします!」

・・・・・・・・・・その瞬間、友の世界は止まった

友「あ・・・あ・・・・安達ちゃん!?あっ・・呼び捨てにしてごめんさい!私、昔からずっと安達さんのファンなんです!」

安達奈美恵「あら、そうなんだ!ねぇ、今暇してるから私の部屋でお茶しない?あっもしかしてレッスンの途中だったり?」

友「えっ・・私が安達ちゃんの部屋に!?いいのですか!?・・・・いきます!今すぐ行きます!」

第23話に続く
ToBeContinued

28あひるの卵:2013/10/12(土) 21:28:45
「明晰夢」第23話   筆者まさお君

〜安達奈美恵の控え室〜

友「うわぁ・・・私の部屋より大きくてすごぉい!さすが安達ちゃん!あっ・・・また・・・ごめんなさい・・・安達さん」

安達奈美恵「もう安達ちゃんでいいよ(笑)それより友ちゃんは彼氏いてるの?」

友「い、いえいてないです!」

安達奈美恵「じゃぁ、好きな人は?」

友「恋愛の方はさっぱりです」

安達ちゃんに問質されている途中、何度かまさ王子のことが頭によぎって
私は慌てて顔を横に振る。だって・・・友・・・まさ王子の顔も何も知らないんだもん・・・これが恋だなんてそんなはずないよ

安達奈美恵「こんなに可愛いのに勿体無い!そうだ!私が友ちゃんのお化粧してあげる!こう見えてもお化粧の腕には自信があるの!そこら辺のスタイリストより腕はいいと思うの!」

安達ちゃんが私にお化粧をしてくれるだなんて
やばい・・友・・・胸がドキドキして嬉しくて風船になって何処かに飛んでいっちゃいそう

安達奈美恵「はい!終わったよ!鏡見て!オッケー?」

ドキドキワクワク
友はドキワクしながら鏡を見た

・・・・・・・・これが友?まるで別人みたい・・・・

友「オッケー!ベリーベリーオッケーです!」

安達奈美恵「それにしても友ちゃんって若い頃の私にそっくり!」

友「よく安達ちゃんに似てるって言わます。てへっ」

安達奈美恵「あっ、もうこんな時間ね。久しぶりに楽しくてちょっと話し込んじゃったみたい。あと1時間でミューピックステーションがはじまわるわ!友ちゃんも衣装の準備しなきゃ!」

えっ・・・1時間前!?
やばい・・・すっかり忘れちゃってた


そして友は安達ちゃんにお礼を言って急ぎ足で部屋へと戻った
ふぅ、あと55分あれば余裕ね

さて、衣装に着替えますかー♪
カチャッ

えっ・・・・・
・・・・・・・
友の衣装が無い!?えっそんなはず・・・

ない!どこにもない!
クローゼットの隅々まで探したけれど衣装がどこにもない

・・・・こんなこと絶対ありえない・・・・・
まさか、私が安達ちゃんの部屋に行ってる間に誰かが勝手に私の部屋に入って衣装を持ち出した!?

だめ・・・今は考えてる暇なんてない・・・
早く笹木さんにこのことを伝えなきゃ

私は急ぎ足で笹木さんの部屋まで行く
コンコンコン!笹木さん!板野です大変です!衣装が衣装が・・・なくなりました

コンコンコン!笹木さん!笹木さん!
駄目だ・・・何度ドアをノックしても返事が返ってこない

あっ麻友と麻里子!

友「あっ!麻友!麻里子!大変なの!私の衣装がなくなったの!笹木さんを見なかった!?」

麻友
「まゆ知らな〜い(笑)」

麻里子
「もしかして例のまさ王子じゃないの?気持ちわるっ」

麻友「お〜こわ〜ぃこわ〜ぃ(笑)」

友「ねぇ、真剣に聞いているの!・・・私が何かした?お願いだから答えて・・・」

麻友「オメーなに泣いてんだよ!?きめぇんだよ!勝手に一人で衣装無くしたのはオメーだろ!?今日のミューピックステーションどうすんだよ!?」

麻里子「あらら友ちゃん衣装なくしちゃったらミューピックステーションでられないね!?代えの衣装なんてないもの!可哀想な友ちゃん」」

友「ねぇ・・・麻友・・・麻里子・・・私の衣装本当に知らない?・・・」

麻友「おっ、こいつもうすぐ泣くぞ!泣くぞ!(笑)何でも泣けば許されると思ってんじゃねーぞカス!本番まで40分前なんだよ!泣く暇があったら必死に衣装探せよ!麻里子、こんな奴ほっといて行こうぜ!」


もう終わりだ・・・何もかも終わりだ・・・友はもう終わりだ・・・うぅ・・・・

第24話に続く
ToBeContinued

29あひるの卵:2013/10/12(土) 21:29:18
「明晰夢」第24話   筆者まさお君

もう終わりだ・・・何もかも終わりだ・・・友はもう終わりだ・・・うぅ・・・・

友ちゃーん!友ちゃーん!
安達奈美恵「友ちゃーん!こんなところでどうしたの?ねぇ、何で泣いてるの?」

友「あ・・・安達ちゃん・・・友の衣装が誰かに盗まれちゃった・・・もうミューピックステーションにでられない・・・うぅ」

安達奈美恵「あら、大変!友ちゃんそこでちょっと待ってて!」

そして5分後・・・

安達奈美恵「はい!友ちゃんこれ良かったら使って!私のお古だけど!」

こ・・・これは・・・安達ちゃんの衣装?

友「これ・・・安達ちゃんの衣装だよね?私なんかが着てもいいの?」

安達奈美恵「その衣装は私のお気に入りなんだ!だから、きっと友ちゃんにも似合うと思うの!さっ!着替えておいで!待ってるから!」

友「うぅ・・・安達ちゃんありがとう・・・」

私は急ぎ足で部屋に戻り安達ちゃんから借りた衣装に着替えた
・・・・・・・真っ黒なドレスに背中の部分には緑色の蝶の羽・・・・・安達ちゃん・・・友にはちゃっとまだ早いと思うんだ・・・・

あっ残り20分前だ!私は急ぎ足で安達ちゃんの元へと戻った

安達「わぁ!友ちゃん超綺麗!とっても似合ってる!!まるで妖精みたい!」

友「でも・・・友・・・普段はあんまりこーゆー服着たこと無くてちょっと恥ずかしい・・・」

バタバタバタ!

笹木由紀「友ちゃん!もう15分前よ!こんなところで何してるの?その衣装は?とにかく早くスタジオに入りなさい!」

私は安達ちゃんにお礼を言って急ぎ足でスタジオに入った

そして、15分後

ピモリ「さぁ。今夜もミューピックステーションのお時間がやってまいりました!盛り上がっていきまっしょい!」

ふぅ、なんとかミューピックステーションの時間に間にあった
エンジェルガールの出番はっと・・・2組目だから・・・もうすぐかな?

????
「ちっ、ファーストの奴うぜぇ安達さえ邪魔しなければ・・・・」

第25話に続く
ToBeContinued

30あひるの卵:2013/10/12(土) 21:29:56
「明晰夢」第25話   筆者まさお君

ピモリ
「さぁ、続いて今回がミューピックステーション初登場!期待のアイドルグループ!エンジェルガールだ!」

エンジェルガールが舞台に上がると会場から物凄い歓声が沸き起こってきた!

友ちゃぁん!こっち向いてくれー!友ちゃん超絶可愛すぎ!その衣装まじ妖精王だよー!

友&麻友&麻里子
「それでは皆さん聴いてください!新曲オスイチサプライズまであと5秒☆」

ファイヤー!サンダー!チャーチャー!

オスイチサプライズ 作詞作曲まさお君

確立変動引いてドヤ顔したら♪
ふいに僕の煙草に火をつけて♪
有無言わさずドヤを決めてコールランプ連打♪

赤保留連発に虹保留連発当たり♪不安そうに君は立ちだし♪
何するの?って聴かれたけど食事休憩と答えるよ♪

常連客が集まって♪
準備したのさこっそり(ひっそり)

赤マルボロを吸って良い?♪それが合図だみんな一緒に♪
鳴らすコールランプ♪3!2!1!0!

happy!happyドル箱シェイク♪
ドル箱の出玉を一振りで♪
さぁ音鳴らせよ♪

君のためにドル箱シェイクパーティー始めよう♪
happy!happyドル箱シェイク♪
作戦は大成功♪
あいつにされたドヤ顔♪
覚えてたのさ♪

こんな素敵な僕がドル箱シェイク奏でる♪
君が大ハりしている隣で♪
オスイチサプライズ♪キラッ

パチパチパチ!パチパチパチ!
エンジェルガールの歌が終わるとスタジオ内から拍手喝采の嵐が飛んできた!

ピモリ「いやぁこれはとんでもない新人アイドルグループですね!この会場内の盛り上がり少したまげました!」

ふぅ、観客席の盛り上がりを見た感じ上手くいった感じかな?ホッ
安達ちゃんから借りた衣装たまにはこんな衣装も良いかな?って思った友である

そして、最後のトリ安達ちゃんの歌も終わり
ミューピックステーションは無事終わりを迎えた

????
「ちっ、ファーストの奴このままで済むと思うなよ・・・」

第26話に続く
ToBeContinued

31あひるの卵:2013/10/12(土) 21:30:39
「明晰夢」第26話   筆者まさお君

エンジェルガードの結成から3年の月日が流れ
今では、エンジェルガールは今をときめくアイドルグループへと成長していた


「みなさん☆今日はエンジェルガールの為に集まってくれてありがと☆」

友&麻友&麻里子
「新曲シュクリームちゅちゅちゅまであと5秒☆」

ファイヤー!サンダー!チャーチャー!

東京ドームで物凄い掛け声と共にシュークリームちゅちゅちゅの熱唱がはじまった


うおおおおお!友ちゃん最高だぁぁぁ!
うおおおおお!麻里子最高だぁぁぁぁぁ!

物凄い熱狂の中、曲もサビにかかろうとしたその時

ガッシャーン!

なんと舞台上にある照明灯が友ちゃんめがけて落ちてきた
幸いにも間一髪のところで照明をかわした友ちゃんだったが会場内は不穏な空気に包まれた


ざわざわざわざわ
慌てふためくファン達・・・・


勿論のことながらコンサートは中止になり
友ちゃんは医務室に運ばれた

医者「板野さんの外傷は特にどこにも見当たらないです。ですが、一歩間違えていたら大惨事になっていたことでしょう。」

笹木由紀「友ちゃん大丈夫?どこも怪我してない?」

友ちゃん「うん・・・・でも、私こわい・・・・うぅ」

笹木由紀「突然の事故でびっくりしたけど、もう大丈夫よ。舞台の警備ももっと厳重にするよう上の人に取り合ってみるわ。」

友ちゃん「ねぇ、本当にあれって事故だったのかな?・・・うぅ」

笹木由紀「えっ?それってどういう意味?」

友ちゃん「実は・・・2年前にも・・・テレビの収録前に突然私の衣装がなくなったりしたことがあって・・・私、誰かに恨まれてるのかな・・・・」

笹木由紀
「友ちゃん!なんでもっと早く言ってくれなかったの!?私は友ちゃんのマネージャーなの!何からあってからじゃ遅いのよ!?」

友ちゃん「ごめんさい・・・笹木さんにに相談したらきっと心配すると思って・・・それで・・それで・・うぅ」

友ちゃんをなだめるように優しく頭を撫でる笹木由紀

笹木由紀「ほら、また例の人からファンレターが届いてるわよ」

まさ王子からのお手紙だ
今はそんな気分じゃない・・・また後で大切に読もう・・・

笹木由紀「今日は心配だから友ちゃんのお家まで送っていくね。それと、しばらくの間友ちゃんの送迎は私がするね」

友ちゃん「うん・・・・」

同時刻・六本木のホストクラブダークエンジェルにて

麻友「でさーあいつマジあのまま死ねば良かったのにーって感じ?」

麻里子「ほんと超ウケル〜(笑)なんか友ちゃん最近天狗になってるよね〜?」

ホストA&ホストB「・・・・・・・・(苦笑)」

麻友「でさーここだけの話しなんだけど聞いてくれるぅ〜?」

麻里子「えっ?なになにぃ?」

麻友「実は2年前に友の衣装隠したの私なんだぁ〜(笑)あなたの衣装頂き○ゆゆ〜って感じ?(笑)」

麻里子「ちょ!それ最高じゃん!頂き○ゆゆ〜(笑)」

麻友「貴方の衣装頂き○ゆゆ〜(笑)おいこら、雑魚ホスト共!お前らも頂きまゆゆ〜ってやれ!(笑)」

ホストA&ホストB「い・・・頂き・・・○ゆゆ〜(苦笑)」

ドゴッ!
なってねーんだよ!もっと笑顔でやれよ!ほら、もっかい頂き○ゆゆ〜ってやれ!

????「乱暴はおやめください姫」

麻友
「なんなんだよテメーはよ!?こっちは金払ってんだよ!文句あんのか!?あぁ!?」

????「失礼しました。私はダークエンジェルのNO1ホスト牛君と申します」

第27話に続く
ToBeContinued

32あひるの卵:2013/10/13(日) 00:26:48
まさお百歳以上なんやwwwww

33改造人間ともちん:2014/03/17(月) 11:01:31

http://www1.axfc.net/uploader/N/so/182704.zip
ともちんの愛を歌にしました。まさおなんかより愛してる

34改造人間ともちん!:2014/03/21(金) 08:59:59
まさお出てこいやー!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板