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阪神改造計画
8
:
名無しさん
:2015/06/12(金) 14:21:43
「上位を争うチームがトレードでテコ入れをしているのに、阪神は何をやっているんだ?」
阪神OBがアキレ顔でこう言った。10日に発表された巨人の矢野と須永、日本ハムの矢貫と北の2対2のトレード。首位を争う2球団が今後に向けて手を打った。これが阪神にも影響を及ぼしそうだ。
「巨人と日ハムが動くなら、阪神はなおさらだ。投手陣は中継ぎが崩壊してチーム防御率は3.63。攻撃にしても、三塁の西岡が故障し、マートンも不振。チーム打率.233、26本塁打、178得点とすべてリーグ最下位。5割前後をウロウロし、なかなか大型連勝できない状況を打破したい。例えば中継ぎは、福原と高宮しか計算できる投手がいない。トレードのひとつくらいあってしかるべきでしょう」(前出のOB)
しかし、阪神の今季補強は、助っ人のサンティアゴの獲得だけ。昨オフは金子、宮西らFA選手の争奪戦に全敗し、一部で「6人目の助っ人」として元広島のキラらをリストアップしたと報じられたこともあったが、これも実現の可能性は低そうだ。
「開幕前にトレードで外野手を放出して投手補強に動くも、不調に終わると、その後、左の外野手が足りないといって、投手を交換要員にオリックスの鉄平などの獲得に向けて動いたそうだ。これもおかしな話で、外野手を出して投手が欲しいと言ったと思ったら、次は投手を出して外野手を取ろうとしている。中村GMの右往左往ぶりがわかる」(球界関係者)
中村GMは昨オフ、補強の失敗のみならず、コーチの招聘でも他球団との争奪戦で敗れたという。
GMとは短期的な補強に加え、育成を含めた中長期的な視点でチーム編成を行うもの。選手の故障や成績不振等、常にリスクマネジメントを考えなければならない。阪神には他球団が欲しがる選手が少ないということを差し引いても、中村GMは編成能力が欠けているといわざるをえない。
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