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☆☆☆Bull Fighters 上田西わっしょい野球14☆☆☆

889名無しさん:2017/07/24(月) 20:05:21 ID:MldrC/P60
7月20日付読売新聞地域頁30面

「屈指の右腕強対決 上田西・工藤 佐久長聖・塩沢」
 県内屈指の好投手と誰もが認める二人は飯田市のスポーツ整体で出会った。
中学2年の時だった。
 隣接する泰阜村と飯田市の出身。学校は別だが同学年の投手同士、
うち解けるのに時間は要らない。グラウンドで、整体で、会えば「たわいもない話」
をするようになった。中学最後の公式戦でも投げ合い、塩沢が完封で勝った。

 互いの進路を知らないまま高校に入り、高1夏の甲子園、テレビ中継を見ていた塩沢は
作新学院を相手に力投する上田西の1年生に目を奪われた。「あいつか!」
振り返って塩沢は言う。「正直、中学校ではそこまでの投手と思ってなかったのに、
いつの間にか体が大きく、変化球のキレもすごくなっていてびっくりした」。1年春から
強豪の背番号を勝ち取った相手を、「尊敬したし、もう一度追い抜きたいと思った」。
今でも、変化球だけなら工藤が県下一だと思っている。

 1年後、今度は塩沢の夏が来た。長野大会では層の厚い佐久長聖投手陣の中でも
最多回を投げ、決勝は2失点完投。敗れはしたが甲子園でも好投した。
 右肩を故障したまま1球だけ投じて大会を終えた工藤は「当時は先輩方への申し訳なさで
頭がいっぱい。塩沢の活躍ははっきり覚えていない」と言う。

 工藤の方も癒え、県を代表する強豪校の「1」を背負う2人は20日の準々決勝で夏の大会では
初めて投げ合う。「甲子園前に必ず倒さなければいけない相手」と負けん気を強める塩沢。
一方工藤は「自分の勝負する相手は投手ではなく打者。塩沢は意識しない」と、
静かに炎を燃やす。

最後の夏、甲子園再登板への挑戦権をかけ、早くも”天王山”に臨む。(森田啓文)




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