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bbspinkSM板 女の子に顔面パンチされたいスレッド 規制避難所

28311:2015/03/16(月) 00:09:57 ID:???
やっと追い詰めた筈の少女が、俺をコーナーに追い詰めている。これではわけがわからない
対角線を戻るように、もつれる足で少女を追いかけ、再びジャブを浴び、破裂音と血にまみれ続ける
何度も、何度も往復するごとに、リングに落ちた鮮血は薄いピンクのラインを形作り
二人のシューズがそれを蹴散らしているというのに、ますます朱のラインは濃くなっていく
右ストレートで俺が鼻血を噴き上げている隙に、この少女は位置を入れ替えている・・・だからどうする?
追う。追うだけだ。打たれて、追って、また打たれ・・・失血で俺はおかしくなってきていたのかもしれない

白く細い腕相応の軽く弾く程度の威力ながら、100発を超える被弾に、狂気の追い足はついに止まり
柔らかな膨らみに抱かれるようにクリンチに逃れ、少女の魔性はなぜかそれを避けずに受け止めた
既に夥しい出血で、リングのコーナーからコーナーへは赤くぬめった道が造られている
それを確認した少女は、ぺろりと唇の返り血を舐めると自らコーナーを背に、この試合初めての攻勢に出る

死闘と恥辱のリング上で、極限を超えた怒りが諦念さえ呼ぶ程に疲れ切り腫れ上がった顔面に
微塵の疲労も、心の動揺すらも感じさせない少女のジャブが弾け続ける
追う者と追われる者の関係が逆転していた。追って打たれる痛みと、追われて打たれる痛み・・・
紅い閃光が視界に弾ける度に、剥き出しの口許が恐怖と、この期に及んで俺に憧れを与え、鮮血が爆裂した

一撃ごとに棒立ちの靴裏は、自らの体内から迸り幾層にも塗りつけた鮮血のぬかるみに滑り
コーナーからコーナーへ瞬く間に運ばれ、背中を激しく打ち付けると
またもクリンチとは名ばかりの位置の入れ替え、幼い少女の柔らかさを慈しむその一瞬の安らぎが
既に原型を留めていない鼻を殴り潰される絶望に振り切れた絶頂の快楽を揺れる脳と魂へ容赦なく叩き込む
強打による脳震盪ではなく、多量の失血による緩やかな失神への過程は、未体験の感覚だった

汗ばんだウェアを一点の白も残さず返り血に染め上げた少女は、ちらりと電光掲示板へ目をやった
最後はコーナーを蹴っての右ストレートが顔面を、へし折れた鼻すらも叩き潰した
俺は真っ直ぐ発射され、暫くの水平飛行ののち頭から着地し、自らの血で出来た道を背中で滑り続け
対角のコーナーの金具へ頭頂部から激突し、跳ね返ってリングの真ん中で大の字に伸びたまま
なぜか笑って意識を閉じた。見上げる少女も弾けるような笑みを返したように見えた


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