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( ・∀・)箱庭の街のようです

1以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 16:57:18 ID:MhuTV25o0
199X年

4月19日 米国時間9時13分、米国テキサス州にて巨大なキノコ雲を観測。

米国情報局CIAがソ連製核ミサイルと断定。

死傷者800万人を上る。

7時間後、アメリカのシークレットエリアにてICBMが発射される。

核戦争勃発

そして4ヶ月後...

7月27日 最後の核弾頭がロシア、モスクアに着弾

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2以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 16:59:08 ID:MhuTV25o0
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  人類の文明は終息を迎える……


―――――――――――――――――――――――『 ( ・∀・)箱庭の街のようです 』―――――――――――――

3以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:02:13 ID:MhuTV25o0


最初に一発はキューバから発射されたとされているが本当かどうか定かではない。

それにそれがソ連製なのかそれともまたNATOなのか、その事実は核戦争ですべて失ってしまった。

今分かっている事といえば、この戦争で人類の総人口の過半数は失われ、やがて来た核の冬の影響で太陽光は完全に遮断されてしまったという事。

土は腐り、木や川、海までもが枯れ、空気は放射能によって汚染されている

地表は完全に人が住めない毒の魔境へと変弄してしまったのである。


生き残った人類は地下深くへと潜り、地表に散らばる毒が浄化されるのをひたすら待ち望んでいた。

4以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:08:22 ID:MhuTV25o0
そして核戦争で生き残った人類は多くの地下都市を作り上げた。

放射能が届かないユートピアである。

地表を追われた人類は再びここで元の社会体制を築こうとして行く。

しかしこれも人類におけるサガか…

種族や思想、宗教、様々な違いによって争いの火種はとどまることはない。
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5以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:09:55 ID:MhuTV25o0
人類評議会は地下都市を一つにまとめコンピュータによって都市を管理運営していく事に合理した。

厳重な管理AIにより争いは治まった。

市民一人一人の情報の共有、監視、管理、すべてコンピュータの指示によって坦々とこなしていく

いつしかコンピューターはVIPコンプレックスすべてを支配するに至っていた。

しかし市民の管理は日に日に厳重になり、コンピューターが不必要と断定した市民は粛清するという

圧迫された日々は続く



そして数十年後…

6以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:14:25 ID:MhuTV25o0
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=ュiil|llllllll|lll|jl|三三|ll|_.._.ュ-k=liュliiik:=|ヨヨヨヨヨヨヨヨ| ̄ ̄ ̄|ll| j|llllllll|: |lllllll|llll|三|ll|:三三:|;; |:│||||||||||:=|ll===|llll|
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三三|;;;:ュllilil┌┐ェェェェ ll;::l;l;;::|三三|ii|ヨヨヨヨヨヨヨヨ|ヨヨヨヨヨヨ|=:┐ lllll|i;;l;ュ;;:;il: |====|  l|_.._.ュ-k=liュli┌─┬─┐
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VIPコンプレックス B地区 456号線....

7以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:16:11 ID:MhuTV25o0
車内の空気は重かった。

人が多いわけではない、むしろ席はガラガラにすいていた位だ。

一車両に4、5人位が壁や席にうつむき加減でよしかかっている。

皆青色のボディスーツと小さいアタッシュケースを身に着けている。

皆VIPコンプレックスの市民だ。

( —∀—)「………」

(;・∀—)「はぁ…次の駅だ…」

程なくして僕の乗るモノレールはB地区の中央駅へと停車した。
プシューっと扉が開き僕は数人の市民達と共にホームに降りた。

8以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:21:34 ID:MhuTV25o0
すると黒いコンバットアーマーで武装した民警が僕らを待ち構えていた。

ここ最近ホームの警備は厳重らしい。

ここ数年間テロも起きていないというのに、どうしてだろうか、

日に日に増しているように感じる…

iOWO)「労働者はこっちだ」

ランク分けされた市民は各自担当の民警によって取り調べをさせられる。

iOWO)「IDカードを見せろ…」

9以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:25:57 ID:MhuTV25o0
特に僕らのような労働者は念入りに検査されるようだ。

各駅に降りるたびにこれをやられちゃあたまったモンじゃない。

name:モララー

出身:G地区1678番地

ランク:一般労働者

身長:175cm

体重:54kg

ect...

「……いいだろう、情報共有室へ行け…次!」

10以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:34:04 ID:MhuTV25o0
(iOWO)「……いいだろう、情報共有室へ行け…次!」

僕は言われるがままにホームの階段を下りたすぐの除法共有室へ歩いていく。

その時も民警と一緒だ。

黒くて長い電磁警棒をチラつかせている。

歩いている途中に別の部屋からうめき声と電磁警棒が出す独特の音が聞こえてきた。

(;・∀・)「うわぁ…」

(iOWO)「お前もあぁなりたくなきゃあ、さっさと行け!」

そうこうしているうちに僕らは情報共有室へと付いたみたいだ。

これから情報共有という名の尋問が始まる。

11以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:40:58 ID:MhuTV25o0
僕は中央にある椅子に腰を掛けた。

(iOWO)「いくつか質問をする。」

(iOWO)「ではまず、B地区に転住する理由は?」

( ・∀・)「第7食用プラントへの、移職願いです」

僕は右においてある心拍端末を見た。どうやらこれで嘘かどうか見破るらしい。

古い手だが実に有効的だ。

それから何回か簡単に質問をされた。

別に隠すこともなく僕は正直に質問に答えた。

(iOWO)「よろしい、この部屋を出て管理室前へ行って結果を待つんだ…」

程なくして...

12以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:50:59 ID:6p7oUDOwO
知ってたら余計なお世話かもしれんが、ここ10秒規制ですだぜ

13以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 17:52:25 ID:MhuTV25o0
(iOWO)「お前の在住するアパートは1098番だ。職場の移転先はアパートの情報端末に表示される確認しておくように」

ここではすべてが定められている。

住む場所、住む地区、職業、娯楽、ect

この街の支配者歯車王(コンピューター)は僕たちを常に管理し、監視している。

精密な市民管理のおかげで就職率は98%だ。

今年のデーターバンクによると無職は殆どいないらしい。

(;‐∀‐)「有難いことだよ、まったく」

14以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:00:11 ID:MhuTV25o0
>>12

マジですか?警告メッセージは出てなかったけども

なにせ初めての投稿だからよく分からなくって…

15以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:22:01 ID:MhuTV25o0
イ从゚ ー゚ノi、『市民、諸君らは幸福でなくてはならない。そのためには君たちの情報共有が必要です。』

ようやく駅から出ると、中心にある噴水から

立体液晶が公共放送していた。

プロパガンダ放送と大して変りないけど。

女の子をかたどったそれは、もっともらしいことを坦々と述べる。

イ从゚ ー゚ノi、『市民、我々は君たちの幸福を望んでいます。幸福は完璧な存在のあかしなのです』

幸福か…さっきの取り調べが幸福な行為というならば僕はもうこりごりだ。

16以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:36:10 ID:MhuTV25o0
ここの街は幸福こそが絶対条件だ。

幸福こそが市民の義務であると歯車王は言う。

実のところ情報端末に毎回送られてくる幸福か否かといアンケート調査で僕はうんざりしている。

このアンケート調査は絶対に行分ければならない決まりで

むろんサボると反逆罪で収容所か再教育所に連れて行かれる

アンケートで否と答えてもそうだ

幸福かどうかなんて普通個人か決めること何だろうけどここでは違うのだ。

17以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:40:14 ID:MhuTV25o0
僕が新しく住むアパートに向かう途中に何機か監視ポッドが通った。

こいつはVIPの市民を監視するためのポッドで街を何度も巡回している。

こいつらの機嫌を損ねるとたちまち刑務所に送られる。

ようやく僕のアパートが見つかった。

最近どれも同じような建物が増えて、どれがどれだか分からなくなる。

結局番号で識別しなきゃいけない。

ここが新しい家になるのか…

といっても前いたところとさほど変わらない。

変わったといえば日の当たりが良くなったことだけか。

18以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:41:54 ID:6p7oUDOwO
ごめん10秒規制ってあれだ、10秒経てばすぐ投下出来るって事で、さるもないから素早く投下出来るよって事です…

19以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:42:50 ID:MhuTV25o0
「ふぅ今日は疲れた…」

始めての移転だったこともあり精神的にも疲れてしまった僕は

カチカチに固まったパンのようなベッドで僕はそのまま横になった。

明日からは新しい職場だ。しかしやることは変わらない。

皆個性を失ってきているような気がする…

新しい人生の幕開けというのにちっともその気になれない。

まぁいいや…仕事に付くまでまだ時間はあるしゆっくりしよう…

そんなことを考えていると僕はいつの間にか寝てしまった。

20以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:44:56 ID:MhuTV25o0
以上。

一話終了です。

初めてなんで細かいところに時間くっちゃいました。
申し訳ないです

>>18
そうだったんですか、わざわざ知らせてくれてありがとうございます

21以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:47:57 ID:6p7oUDOwO
お疲れ。
やっぱ一話ってこれからの展開にわくわくしちゃうな。

22以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 18:51:01 ID:5HwptX/w0

完結させてくれよ!

23以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/18(金) 20:01:14 ID:xAiUjoYIO
誤字多い。VIPコンプレックスてなに? 続きはきになる

24以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/19(土) 08:24:24 ID:yXiDpmww0
こういうの大好き

25以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 13:13:59 ID:WEQJ4PXc0
>>23
もう一度見返してみるとやっぱり誤字多いですね…もっと確認して投稿すべきでした。
そのほかに気になった所があれば気軽に教えてください。

VIPコンプレックスはモララーたちが住む都市名です説明不足で申し訳ありません。

>>21
有難うございます。正直途中から物語の構想を始めたので一話でどう話をつなげよかう
大変でした。

>>22
了解です。必ず完結しようと努力しようかなぁと思います orz...

>>24
有難うございます。SFは初めてなのでぎこちない部分があるとかなぁと思ったのですが
とても安心しました。

26以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 21:50:06 ID:WEQJ4PXc0
二話投下します。

27以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 21:50:55 ID:WEQJ4PXc0
一週間後...

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28以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 21:55:47 ID:WEQJ4PXc0
新しい職場にも慣れたし、以前と変わらない生活だ。

今は仕事を終え帰宅途中でバスを待っている。

正直もうモノレールは使いたくない…

( ・∀・)「ふぅ…まだバスの時間までは余裕があるな」

VIPの交通機関は極めて正確だ。

一秒たりとも遅れたりしない。

29以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 21:58:39 ID:WEQJ4PXc0
(#゚0゚)「ちょっと!どういうことなのよ!」

(;・∀・)(わっ!…なんだ?)
 
僕は反射敵に声がするほうへ振り向いた

すると狭い路地に子供の女性そして民警が見えた。

何か揉めてるようだけど、民警がかかわる揉め事なんて限られてる

巻き込まれないうちにさっさと家に帰りたいが…

でも、ついつい気になってしまいついつい横目で見てしまう

30以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:00:07 ID:WEQJ4PXc0

(iOWO)「さっさとその異能者を渡せ!」

(;・∀・)(うっ!異能者狩りかぁ…)

地下都市の戦争で生まれてしまった異能力者、不運にもまだその存在は今だに遺伝子として残っている。

双方の親が異能者でなくても、その先祖の一人が異能者であれば、自発的にその子供が異能者になる事もある。

使う能力もさまざまで、今ではその力は弱いものだが、人を殺せる程度ならざらと居る。

ここの街では異能者は歓迎されない。

むろん民警に見つかれば、ある施設に送られて処分されてしまう

31以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:08:11 ID:WEQJ4PXc0

                 ミュータント
(#゚0゚)「いやよ!この子は正常よ!異能者な訳ないわ!」

(iOWO)「貴様の情報端末で貴様の娘が異能者だって反応が出たんだ。」

子供のほうは・・・

(,,゚‐゚)

まだ小さいじゃないか…

でも、かかわらないほうが身のためだ。

こんな現場は日常茶飯事だ。

毎年何百人の異能者が処分されてる

実際見るのは初めてだけど…

僕だって命は惜しい、こんな所で死にたくない。

(;゚o゚)「デタラメじゃないの!とにかくこの子は渡さないわ!」

(iOWO)「貴様!反逆罪で処刑されたいのか?」

32以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:13:19 ID:WEQJ4PXc0
民警は母親と思わしき女性を蹴り飛ばし銃を突きつけた。

Σ(*゙0゙)「アグッ!」

このままじゃ殺されてしまう……

でも僕にだって生活が…

(*゙0゙)「お願い!この子は!この子だけは…」

(iOWO)「貴様を銃殺した後に施設に送ってすぐにでも貴様の所に送ってやる…」

カチャッ...

畜生!!

33以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:16:38 ID:WEQJ4PXc0
耐えられなくなった僕は近くにあった工具で民警の頭を…


ズガッ!


殴りつけてしまった。


バールはコンバットマスクを突き破って頭蓋骨をぶち割った。

(;・∀・)「ハァ…ハァ…」

(;‐∀‐)(なんてことだ!僕は取り返しのつかないことを…)

こんな事をしても彼女たちはいずれ処刑される。

僕だって反逆罪で銃殺刑だ。

もう少し冷静になればこんな事には…

34以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:21:03 ID:WEQJ4PXc0
そのとき巡回中の監視ポッドが僕等をとらえた。

相変わらずVIP監視局は対応が早い。

どうやら民警の生命維持装置と連動しているらしい。

(;・∀・)「に、逃げるんだ!」

焦るあまり僕は口走ってしまった。

逃げたって状況は変わらない。

ただ銃殺されるまでの時間がほんのちょっぴり伸びるだけだ。

僕は彼女たちと一緒に無我夢中で走った。

そして路地の奥深くへと走っていく。

監視ポッドは追いかけていないみたいだけど…

(::◎)「ピー・・・ピピ」

路地の入口でこちらを見たまま止まってる。

(;・∀・)(狭いところに入れないのか…)

35以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:29:32 ID:WEQJ4PXc0
僕等は路地を抜け廃棄された工場へと逃げた。

(;・∀・)「ココならしばらくの間は安全か…」

(;*゚‐゚)「申し訳ありません…巻き込んでしまって…」

( ・∀‐)「いえ自分から首を突っ込んだだけですよ…どうやら状況は悪化したみたいだけど」

 (,,゚−゚)「……」

36以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:31:16 ID:IFu.CVc20
ハーフライフ思い出した

37以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:39:44 ID:WEQJ4PXc0
( ・∀・)(何処かに隠れないと…)

とりあえず僕らは工場の中へ入ることにした。

その時だった。

ドガン!

�堯福─Β蓮Α�

大きな音を立てながらドアを突き破り数人の民警が僕らの前に立ちふさがる。

どうやら回り込まれていたらしい。

(;・∀・)「しまった!」

(iOWO)「残念だったな…」

僕はとっさに引き返そうとしたが、相手のほうが早くすぐに距離を詰められ逃げられない状態になった。

大柄な民警は持っている自動小銃を僕の顔をめがけて大きく振りかぶる

ドコッ!

銃のストックを顔面にモロに受けてしまい鈍い音とともに、僕はその場にぐったりと倒れこんでしまった。

(*>0<)「キャー!」

38以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:48:18 ID:WEQJ4PXc0
まだ意識はあって、ある程度見渡せるが、全身に力が入らない。

複数の民警は小さな女の子とその母親を取り押さえる。

数人の民警が母親のほうを突き飛ばし自動小銃で

銃殺した。

処刑を終えた民警が僕のほうへと戻っていき、腰にある拳銃を取り出し僕に銃口を向けた。

( ‐∀‐)(これで終わりか…)

39以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:53:24 ID:WEQJ4PXc0
その時だった。

バババババっと激しい銃声が鳴り響いた。

ぼやける視界の中、僕を銃殺しようとする民警達がバタバタと倒れていく。

从 ゚∀从「立て!」

(;・∀‐)(男性…?いや女性か)

彼女は僕に手を差し伸べ、僕はその手をつかみ起き上がる。

(;・∀・)「あ、ありがとう。あんたは一体…?」

从 ゚∀从「まだ死にたくないんだろ?じゃあ黙ってついてこい」

40以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 22:58:39 ID:WEQJ4PXc0
服装から見るにVIPコンプレックスの市民じゃない。

それに軍が持ってる自動小銃を持ってる。

とにかく《VIPコンプレックス側》の人ではなさそうだ。

从 ゚∀从「銃は使えるか?」

彼女は腰から拳銃を取り出しセフティーと弾倉をいじりながら言う。

( ・∀・)「いや…撃ったこともないし…実際に触るのも初めてだ」

从 ゚∀从「こいつを相手に向けて引き金を引く、終わりだ」

ぶっきらぼうな口調で説明した後、彼女は僕に拳銃を投げた。

从 ゚∀从「私一人じゃあ丸腰の2人をカバーしきれない。」

どうやら手伝えという事らしい…

41以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 23:03:43 ID:WEQJ4PXc0
从 ゚∀从「とにかく急ぐぞ、連中は早い」

(;・∀・)「急ぐってどこへ?」

从 ゚∀从「ついて来ればわかる」

命拾いしたけど、やれやれとんだ事態になってしまった。

42以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/20(日) 23:09:09 ID:WEQJ4PXc0
投下終了です。

微調整をいろいろしていたら、後半gdgdがになってしまいました。
やっぱりまとめて書いた方がいいですね。

>>36
ハーフライフはとても面白いのですよねぇ

少なからずとも影響は受けてると思います多分...

舞台設定はとあるTRPGからとってます特に都市の名前とか...

その話は後程していきたいと思います

43以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2011/03/21(月) 01:32:00 ID:jwjJGKmkO
続きマダー、あっ今日は終わりか 
この先面白そう、続きワクテカです

45以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします:2016/02/26(金) 21:33:10 ID:GurR2exs0



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