２０１７年仮想ドラフト２巡目 - 1500217794

497：巨人 ◆cplnFO9T0I：2017/08/27(日) 12:13:33 ID:WMKVsd7s: 巨人総評

本指名
１位村上宗隆内野手
２位櫻井周斗外野手
３位與座海人投手
４位園部佳太内野手
５位谷川昌希投手
６位鈴木遼太郎投手
７位佐藤・デシャーン・広之外野手
８位尾崎拓海捕手

育成指名
１位佐々木健投手
２位磯村峻平投手
３位平澤貫太投手
４位梶原昂希外野手
５位小又圭甫投手
６位伊藤翔投手
７位望月涼太内野手
８位布川雄大投手

歪な選手層なので補強したいポイントは多いのだが、その中でも優先度が高いのは①左打ちのスラッガー(将来の主軸候補)②即戦力リリーフ(リリーフ層の底上げ)③センターラインの強化と考えた。

甲子園での空前のフィーバーにより表１位候補になった中村は、去年の秋頃より熱心に調査していてかなり迷ったが、１位は初志貫徹で清宮に特攻。予想通り競合数は減らせたが、敢えなく外し再入札は増田と迷った末長打力を考慮し村上にした。徹底して打撃を磨いてもらいたいので捕手ではなく内野手(三塁手or一塁手)での指名だが、１年時の動きを見れば充分守れると判断。打つ方では、清宮、安田と打球は互角だが、彼らよりも打てるポイントが狭く技術的改善点はまだまだあるが、将来の主軸として大いに期待したい。
２位は、全体のバランスを考えて大卒投手の馬場・草場と悩んだが、現状二軍の支配下左打ち外野手に今の亀井の成績すら超える可能性のある選手がいない危機感の方が強く、３位折り返しまで残らないと判断し櫻井を野手評価で指名。夏の予選は不調だったが、軸回転の綺麗な打撃フォームをしており、内角の捌きが上手い。現時点で技術的には村上よりも上かもしれない。個人的には外野手としての評価も今年の候補の中では増田に次ぐ。
３位は２位より更に悩んだが、直前までに３位評価相当選手が尽く消えたので、正直４位以降で獲りたかった候補からアンダースローの與座をチョイス。大卒投手指名なので全体のバランスとしては良いかもしれないが変則右腕の上位指名なので評価としては賛否両論かも。ただ、全国大会でも結果を出したし、田原よりコントロールもよさそうなので確実にリリーフの層を厚くしてくれるはず。
４位園部はスイングスピードが抜群に早く、巨人の内野手にはいないタイプ。高卒二遊間なのでポジション・年齢的にも補強ポイントにドンピシャ。村上と共に岡本より下のスラッガーとして彼の尻叩きもして欲しい。
５位は都市対抗野球でも良い投球をした谷川。岡崎スカウト部長が高木勇人に似ていると評したが、ストレートの威力はこちらの方が上か。シュートを覚え投球の幅が広がったようなので先発もこなせそうだがまずはリリーフの即戦力として計算。
６位は狙っていた高卒投手が消えたので、少し方針転換し近い内の先発候補として大卒素材型の鈴木を指名。与四球率、奪三振率は地方大としてはやや物足りないが、長身細身の岸二世で小谷コーチの指導が活きそうなタイプ。今思えばここで無理に投手を狙わず亜大北村を確保して１順下げても良かったかも。
７位佐藤は、中位で獲れなかった楠本の代替で彼よりもロマン枠寄りの指名。ただ、楠本と違ってプロでもセンターライトを守れそうな点は強み。スイングはシャープで速くクセは少なそうだが、あとはタイミングのとり方が課題とのこと。
８位指名はファームの捕手層を厚くするため高卒捕手の尾崎。甲子園前まではケガの回復具合がどうだ？という状況だったが、割りと順調な回復ぶりと短いイニングながら打撃・守備ともセンスを充分感じたので支配下指名に踏み切った。ケガの完全回復を待ちながら、まずは三軍の壁からコツコツ頑張って欲しい。

育成指名は、本指名で縁の無かった左腕や大型・速球派投手中心に。欲を言えば独立リーガーの山崎を獲りたかったか。

清宮は外したが、残っていた左の大物打ちを確保できたし、弱点の外野手も即戦力とはいかないが早い段階で出てこれそうな選手を獲れたのは良かった。指名した野手は総じて将来性に期待できる。下位での投手指名をもう少し上手く立ち回りたかったが、及第点以上ではないかと思います。