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コピペ用すれ2

99618/n:2024/02/25(日) 06:48:30 ID:yHItlfKM0
 高級食材は他の恒星系から輸入するしかないかもしれず、まれにだが基本的な食糧供給の一部を星系外からの輸入に依存する場合も
ある。典型的な農業生産高D[世界]のメニューは、米、大豆、藻類、マイコプロテインなどのようなものに限られている。農業依存度
評価について、中心領域と辺境で平均的な人口を持つ世界では、基本的な食糧供給をそのまま文字通りに輸入に依存しているわけでは
ない。平均以上の人口を持つ惑星に対して、ごく僅かな事例以上に食料輸送を行おうとした場合、現存するジャンプシップ全てがすぐ
にでも払底してしまうだろう。この場合の『輸入』とは食料生産に労力が集中されていることを示している。

 一般的には農業を制限する要因のひとつが清浄な水である。水質保全とリサイクルは最優先事項であり、技術レベルが低い世界では
農場と下水道の排水浄化に多大な労力を必要とする。噴水は富の象徴として扱われ、プールはめったにないか非常に貴重な公共資産で
あるかもしれず、水泳の知識自体が珍しく、様々な乾式入浴手法(あるいはあまり入浴しない)が標準的である。これらの日常生活の
慣習の一部は水の汚染度合いによっても変化する――汚染された水が豊富に存在する世界では、ウォータースポーツが盛んに行われて
いる場合があるかもしれない。

 【居住下限世界】:農業依存度F(及びDの下限ぎりぎり)の世界は人類宇宙でも珍しい存在で、たいていは人口が少なくかろうじて
居住可能な世界に置かれた[開拓村のような]入植地である。継承権戦争を生き延びた入植地はほとんどの場合、ジャンプシップの往来
が途絶えても自給自足できるだけの水耕栽培やその他の応急的な食料生産が行われているが、ギャラックスやイリアンなどの事例では
外部からの食料輸入に大きく依存している。この分類の世界の日常は、おおむね宇宙船内での生活や居住不可能な世界での生活に似て
いることが多い。水が利用できるかどうかは惑星の海や湖、川よりも現地の生命維持システムに強く依存している。

 イリアンは中心領域で最も有名な食料輸入に依存する世界のひとつであり、軌道上及び月面農場を迅速に建設することで継承権戦争
の初期をどうにか生き延びた。現在に至るまで、イリアンの20億人の住民が食べる食物の半分以上が惑星外から供給されているものの、
他の星系から来るものはほとんどない。


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