コピペ用すれ2 - 1527464055 - したらば掲示板

984：8/n：2024/02/16(金) 19:04:47 ID:hZeFTbas0: 経済と産業
　以下のセクションでは、人類宇宙における様々な世界の生活を構成する一般的な要素を紹介し、プレイヤー達に惑星上での日常生活
の概略を提供する。

汎用社会産業レベルリファレンス（Universal Socio-Industrial Level References）
　以下の日常生活の概要は、汎用社会産業レベルリファレンス（USILR）コードを利用して数値化されている。USILRは、人が居住する
世界の技術的洗練度、産業発達度、輸入原料への依存度、工業生産高と農業依存度（これら最後の二つは人口比で表される）のそれぞ
れを（適切に）定義するためAからFの等級付けシステムを使用する。以下の汎用社会産業リファレンスレベル表でコードの意味を説明
する[表は省略]。

テクノロジー
　このセクションはプレイヤーにバトルテック世界の惑星上での生活を想像するための基本[情報]を提供する事を意図している。これ
は完全にはほど遠く、空白の多くを埋めるためプレイヤーの想像力に依存しなければならない。ただし、バトルテックの日常的なテク
ノロジーについて想像力を根拠に推測した場合、誤解が発生するかもしれない。ほとんどのプレイヤーは現実のテクノロジーがバトル
テックのそれを追い越しているのを既に目にしているからだ。現代のテクノロジーの進化を基準に23世紀や28世紀の光景を想像したプ
レイヤーは、おそらく実際のバトルテックの到達点よりも遥かに進んだ技術的奇跡に行き着いてしまうだろう。

　バトルテックは〈1980年代の未来〉として、意図的にその構図が維持されてきた。この宇宙は人間ドラマと『闊歩する巨大ロボット
（AToWの匿名ライターの発言から）』のために存在する。バトルテックはナノテクノロジーやAI、重力制御、[便利すぎる]遺伝子工学
などの世界ではない。1990年代から2000年代に想定されていたような奇跡の未来像はこの設定と噛み合わないため、一般には存在して
いなかったり、開発途上だったり、胡散臭いタブロイド紙の噂として扱われる。バトルテックには核融合ロケットやカーニィ-フチダ
機関、バトルメックとほとんど魔法じみた素材その他数々の奇跡のようなテクノロジーが存在するが、それらはテレポーテーションや
ナノテクノロジーの氾濫、仮想現実などによってストーリーラインを左右されずに未来の騎士物語を描くため必要な（ほぼ）最低限の
ものである。

　このため、プレイヤーがルールで定義されていないテクノロジーとその能力（例えば携帯電話のような民間人所有の個人用通信機）
の詳細を必要とした場合は、現実世界の1990年代半ばのテクノロジーの能力を基準にしつつ、そこにホログラムや表面的なカタログス
ペックの高さ、未来的なスタイルなど31世紀的な装飾を付け加えるのはさほど的外れではない。1990年代半ばは、バトルテックの設定
の根幹に組み込まれていないハイテク技術を避けるのに都合のいい日付でもある。