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It's beginning to and back again

224M=M ◆eskwQ12oL2:2010/09/17(金) 00:34:08 ID:R1.eUGzo
「天使のおそれ」 G・ベイトソン

精神の定義
1 精神とは相互に作用しあう複数の部分ないし複数要素の集合体である。
2 精神の各部分のあいだで起こる相互作用の引き金を引くものは差異である。
3 精神過程は傍系エネルギーを必要とする。(注 差異はエネルギーではない)
4 精神過程は、循環的(またはそれ以上に複雑な)決定の連鎖を必要とする。
5 精神過程においては、差異のもたらす結果をそれに先行する出来事の変換形(コード化されたもの)とみなすことができる。
6 これら変換プロセスの記述と分類によって、その現象に内在する論理階型の階層構造が明らかになる。

ここでは<認識論>を、知るというプロセスーー差異に反応する能力と、それらの差異の発生源である物質世界との相互作用ーーを研究する科学として定義したい。

まだまだ自分が、かたや量的思考をともなった現行の唯物論と応用科学と「しっかり管理された」実験、かたやロマティックな超自然論にはさまれて、身動きとれないでいるのがわかる。
私の仕事は、悪夢のようなこれら二つのナンセンスのあいだに、どこか宗教のおさまるべきまともで妥当な場所があるかどうかを探ることである。
もしも宗教が蒙昧や偽善なしに成り立つとしたら、知識や芸術のなかに、自然の一体性をよろこびとするような聖の肯定の基盤を見出せないものか。
そしてそれは、われわれにいまぜひとも必要な新しい謙虚さを生み出すことができるだろうか?


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