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お城に行ってみました

8紋章官:2014/05/24(土) 00:57:25
なにやら暑いのか涼しいのか、気温差の激しいところ。みなさん、体調と天候にはお気を付けを!

さてお城に行ってきました!。愛媛の旅は続きます。松山から電車に揺られてのんびりとうっかり内子座の事を忘れていて、通り越し伊予大洲!こちらには大洲城があります。
コンパクトな城と城下町。武家屋敷などがほとんど消滅しているのが残念なところ。
なにしろ川べりに木造復元の4層天守がそびえ、周囲に江戸期の櫓が連結して残る。
それもお城の景観を壊すような高層建築もない!大変よいロケーションです。ここは川べりの立地を生かして、武家町を総構えとして取り込み、今は学校のグランドなどになった外堀で仕切って三の丸、さらに堀で区切りつつ、川べりの独立丘陵を中核部として天守のある本丸、二ノ丸などを形成。コンパクトながら、平山城の縄張りをしっかり体験できるよい城跡です。
姫路城の小型版!こういってはなんですが、姫路、金沢、岡山など大城郭は大きすぎて、城の縄張りや構造のイメージがとらえにくい方も多いと思います。まあ、侵入者を迷わすことが城郭の縄張りの目的なので、当然なのですが、それに余りに大きいと回るだけでひと苦労なので、その点、ここは手頃でいわば自動車教習所みたいにわかりやすいところ。
それに個々に残る櫓や天守に連結する台所櫓など建築物もよい、何より丹念に復元された4層天守、新しいものですが、木造なので構造を見るには良いものです。
城下町も町割が江戸時代のままですので、歩くといいものです。これで武家屋敷が残る一角でもあれば、角館みたいに人気が出てにぎわうだろうに、もったいない!
それでも「鶴瓶の家族に乾杯」に出てきたお城と対をなす臥龍山荘周辺の古い町や地区を歩き、そばの茶房でお茶を飲み、「しぐれ」や「まんじゅう」など和菓子を目に着いた和菓子屋に片っ端から入りかいこんできました。武家屋敷はありませんが、ところどころに大きな商家の建物がありましたので埋め合わせ!
それで駅に戻り電車に揺られて1時間ほど、たどりつきますは宇和島!1年早かったかなあ〜今年なら日本一遅い新幹線(型車両)に乗るか見ることができたのに(笑)〜駅からとぼとぼ歩きまして、路地裏みたいな道から城郭への入り口を歩きますは宇和島城。まあ、駅に近い昇り口は江戸時代は海側なので、本来は博物館のある方に木戸門が残っていますので、そこからの方がよいのでしょうが、昨年、行きました折は駅から歩きましたので、そんな状態。その上、途中で一昨年の豪雨で崩れた斜面がブルーシートに覆われたままです。そして登りついたのが本丸、そこにぽつんと天守が残る。ちょうどここも山の上に平坦地を細長く切り開いていますので、本丸の形としては彦根城や松山城などの城と同じ感じです。
ここに江戸時代の天守が存在。三層天守としてはけっこう大ぶりな方なので、見学も楽しいです。それに江戸時代の建前祭具が梁の上に残っていたりします。この建前祭具、あんがい江戸時代に使用されたものは残っていないので、城の建物と祭具セットであるのは貴重なのです。ちなみに大洲城復元天守にも、復元時に使われた建前祭具が同じように梁の上に乗っていますので、両方見れますので、セットで回るといいでしょう。
それで宇和島城では本丸前で地元のボランティアさんたちがテントでお茶のお接待。いいですね〜やはりお四国様、遍路道のお接待文化なのでしょうか。さて、この宇和島城、現在は周囲が埋め立てられていますが、江戸時代は海に囲まれた海城。かつての空角の縄といわれる、五角形の外郭縄張りは歩いて体験してみてください。また、構造上、気がつくのは、この城の縄張りが実は中世の山城的なところ。すなわち、本丸など中枢はまとまっていても、他の郭が独立性高く段々に配置されていること。これは中世の山城の縄張りの系譜をひくもので、集中して相互の郭が隣接する近世城郭とは異なるものです。
このあたり、歩いてみるとわかります。それにしても、やはり天守だけぽつんあるのはさびしいところ。宇和島は戦災もあり不利ですが、大洲城が復元天守と櫓で天守複合体が再現されていて、その他、2つ櫓が残り中を見学できるという好条件があるだけに、幾分、さびしいところです。それに大洲城では天守復元パンフレットが200円で販売。
代わりに伊達家博物館と庭園に行きますか。それではまた〜


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