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自分の愛する球団を「この指揮官に任せたい!!」

220なべつねもどき:2008/10/29(水) 02:22:20 ID:K1dF1Mcg0
おっと私をご指名なのに危うく見落とすとこでした^^

稲尾氏が監督に最初になった時は、西鉄ライオンズの八百長事件の後始末で気の毒なタイミングでした。
そしてロッテ時代は私の印象にはほとんどありません。
これは稲尾の監督技量云々より、私自身がこの頃はパ・リーグにほとんど興味がなかった故です。

監督としての稲尾は平凡でしたが(あくまで私の印象)選手時代の稲尾は球史に残る大投手でした。
それはもう数々の記録が証明していて、私がここで讃えるまでもありません。

実は稲尾氏とは私のビジネス上で少しだけかすった事が有り、亡くなられた時はせめて弔電でも
打とうかと悩みましたが、なまじ相手が超有名人だけに慎みました。

たいした情報がないのでお詫びに選手時代のエピソードを。
豊田泰光が語るか書くかしていたのですが、初代若乃花(横綱)が野球が得意で、事あるごとに
『ワシは稲尾の球でも打てる』と豪語していたそうです。
それを訊きつけた豊田が稲尾対若乃花の1万円賭けての真剣勝負をセッティングしました。
現在なら40万円くらいでしょうか。

5球全部ストレートを稲尾は投げ込みましたが、もちろん横綱のバットはかすりもしません。
当たる処か、もの凄い振り遅れでいよいよ最後の1球となり、当事者の豊田は1万頂きとほくそ笑んだそうです。
ところが稲尾がワインドアップモーションに入った瞬間、若乃花はバントの構えに切り替えました。
当てれば勝ちですので「勝負の鬼」(実際は土俵の鬼と云われてました)の横綱の面目躍如です。

しかしここからが稲尾の稲尾たる所以です。
モーションの途中で一瞬にしてボールの握りを変え伝家の宝刀スライダーです。
結果はもちろん空振りです。

稲尾の化け物みたいな成績を支えた大きな要素に、こういう「臨機応変さ」があると思います。
打者の打ち気を読み、自由自在に操っているクレバーな投手でした。

四季さん、選手時代の話ですみません。
またすでに知ってる話でしたら重ねてすみません。


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