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告知とコミ手段。
1
:
西
:2018/04/01(日) 08:52:16 HOST:i125-201-56-247.s41.a016.ap.plala.or.jp
先日、ある方(Tさん)と難聴者主体のNP0に関連した話し合いをしました。
僕はコピー用紙と筆談器を持参し、「聞こえが悪いので申し訳ありませんが筆談して下さい」と申し出し話し合いを始めました。
Tさんは、快く筆談して下さり、Tさんの仰りたいことや疑問点などよく分かり、
質問事項を自分なりに丁寧にご説明しました。
話し合いを進める内に、論点がずれたり、説明がご理解出来ないのかなと感じることがしばしば生じ、
僕からの説明が分かり辛い面があるのかなと思い、言い方や具体的な事例をあげ説明方法を変えました。
話を進める内に
私たちと同じように聞き取りが難しい難聴者ではないのかなと感じ始め
Tさんに「難聴ですか?」とお聞きしましたところ、
Tさんは「聴覚障害者手帳取得が出来ない中度難聴です」
さらに「何故私の障害部分をあなたに言わなければならないのか」と。(全て筆談)
このご本人からの中度難聴告知まで、話し合いを初めて1時間以上経過していました。
「告知」するのは確かに勇気が要ることです。
特に、初めて合う相手だと尚更だと僕も理解出来ます。
ですが、難聴者主体の事に関する話し合いで、しかも当初に僕自身が難聴で筆談という配慮を願い出て始まった話し合いです。
つまり当事者同士の話し合いの場だった訳です。
難聴者間での話しでは主に筆談(要約筆記)で意思疎通を図ることが多いと思います。
始めから聞こえへの配慮をTさんが申し出て下さっていれば
双方にとって無駄な時間は省けたのです。
自らの聞こえの状態を相手に伝えるってかなずしも有益なことばかりではないことは僕も経験しています。
ですが、自らの聞こえの状態を相手に伝えることは
意思疎通をスムーズにすることに繋がり、それは誤解や偏見を避ける意味もあると思っています。
そして、自らのことを告知することは、相手の方に対して僕の礼儀でもあり配慮でもあると思っていいるのですが、
これって僕の価値判断や独断を押しつけているのかなと感じた先日の話し合いでした。
告知し伝えるって本当に難しいものですね。
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