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平成二度目の夏へ日大三島 発進 Ⅲ
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熱男ファイヤー
復活！平成の怪物・松坂大輔!!
鷹・松坂、３６４８日ぶり１軍登板！ＣＳ起用へ１０・２楽天戦でテス投
（サンスポ 2016.10.1 05:04）
右肩手術から復活を目指すソフトバンク・松坂大輔投手（３６）が、１０月２日の楽天戦（コボスタ宮城）で登板することが３０日、決まった。
日本球界での１軍登板は３６４８日ぶりで、クライマックスシリーズ（ＣＳ）の起用を見据えてのテストとなる。
工藤公康監督（５３）が楽天戦の試合後、明かした。
右手薬指の骨折で離脱している柳田悠岐外野手（２７）も経過報告に訪れ、ぶっつけ本番でＣＳに出場する可能性が浮上した。
日本球界復帰２年目の最終戦で、ついにその時がきた。
２軍での練習を終えて私服姿でヤフオクドームを訪れた松坂は、楽天戦の試合開始１時間前、監督室から出てきた。
ざわつく関係者の間を足早に歩いた右腕は、工藤監督から１軍登板予定を告げられていた。
「試合の後で監督に聞いてください」
右腕が帰宅後、本拠地最終戦に勝利した指揮官が明かしたのは待ちに待ったひと言だ。
「（松坂を）仙台に連れていきます」。
今季最終戦となる、１０月２日の楽天戦。背番号「１８」の中継ぎでの登板を明言した。
「状態が上がっているのは間違いない。どれだけ投げられるか分からないけど、１、２回はチャンスを与えたい」
優勝争いに加わることはなかったが、ＣＳも残っている。指揮官は起用を視野に入れた。
「結果を見せてもらって可能性はあります」。
“テスト”の投球次第では、ポストシーズンの戦力。何よりも経験値に期待した。
「２軍で投げるのと気持ちは違うもの。全盛期うんぬんは分からないけど、打者が驚異を感じる球を投げられるのなら、ＣＳも考えられるし、来季への自信にもなる」
右腕は昨年８月に右肩にメスを入れた。今季前半は実戦で登板も、５月後半から再びリハビリ。
それでも、８月後半に２軍戦に復帰して１４０キロ台後半も計測した。
「直球が戻ってきている。（肩の）張りも出ていない」と手応えも口にしていた。
１０月１日に合流。オープン戦での登板はあったが、１軍の公式戦のマウンドは、
西武時代の２００６年１０月７日のプレーオフ・ソフトバンク戦（インボイス西武Ｄ）以来。
３６４８日ぶりの大きな一歩が刻まれる。（安藤理）
★松坂の前回１軍登板ＶＴＲ
２００６年１０月７日のプレーオフ第１ステージ第１戦のソフトバンク戦（インボイス西武Ｄ）。
松坂は序盤から三振の山を築き、９回６安打１３奪三振で完封勝利を挙げた。
同年のシーズンは２５試合で、１７勝５敗、防御率２・１３だった。
松坂の今季の経過
★２月２６日
工藤監督が松坂の開幕２軍を明言。
昨年８月に手術を受けた右肩の回復を優先し、完全復活を目指す方針を示した
★３月３日
２軍練習試合の韓国斗山戦に先発。２８８日ぶりの実戦登板で２回無安打無失点
★５月１４日
２軍の広島戦（マツダ）で先発。１回２／３を７安打９失点で降板。
倉野投手総合巡回コーチは「試行錯誤しているのが悪い方向に出た」
★８月２５日
２軍の広島戦（筑後）の六回から２番手で登板。最速１４４キロをマークし、１回無安打無失点。
「試合に投げられてホッとしています」
★９月３日
２軍交流戦の巨人戦（別府）に四回から登板し、５回２安打１失点。
日本球界復帰後１、２軍通じて初勝利を挙げた
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