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近況報告 2006年8月

6LSR:2006/08/28(月) 23:25:05 ID:PmBewCfo
丁寧なお返事ありがとうございます。自分の持っているSpから得た印象を
書いているつもりなのですが、読み返しているとどうも言葉が独り歩き
しているような印象で、生意気のしったかぶりにも読めてしまいます。
文章でものを伝える、、というのは中々難しいですね。
Webmaster様初め様々な方のHPを読ませていただいておりますが、皆さん達筆で、、、
まずそこから勉強させていただきたいと思いますので、今しばらく拙い文章にお付き合い下さい。

さて、実はLS-990HGも持っています笑。こちらはハードでダイナミックな音を出すSPで、
直接音が強く、M7の様に音場が奥に展開することはなく、前へ前へときます。
キャビはバッフルはカチコチで箱もそれなり(一枚板だけで補強は無し)で、
立上がり立下りはいいですが、仰るとおり微妙な響きが潰されてしまい、余韻の再現性じは今一です。

比べるとLS-M7は、バッフルの強度はありますが、箱の強度があまりにないのか、
低域〜中低域が膨らんでボコボコ鳴ります。箱鳴りを聴かせるタイプのSPでは
膨らんだ中低域に、少し刺激のあるTWなどを載せてバランスを取っているパターン
が良く見受けられますが、M7のユニットはG5000譲りの高剛性かつ刺激音
が徹底して抑えられているものです。
M7のコンセプトが良く分からないのは、バッフルは強力、ユニットもウーハーを含めて
高剛性素材の強力なもので、MIDのバックチャンバーなどもどちらかというと
G5000宜しく、それまでの流れ通り徹底的にダンプする方向なのにも関わらず、
箱だけは正反対に鳴かせる方向で仕上げられている点についてなのです。

M7は狭い部屋で他のSPと並べて側板の響きをあまり届かないようにした上で、
箱庭的に鳴らすと、全く刺激無く奥に展開する音場とレンジ感など、かなり上等な音がします。
が、広い部屋で音量を上げて再生すると、音全体が余りに主張がない割りに
ウーハーの箱鳴りばかり目立ってしまい、全体の質感は決して高くないようです。

私自身の好みから外れることと、決して大きな空間で思い切り音量を上げて
聴くのが向いているタイプではないのかもしれません。

これがLS-990HGだと、逆にスッキリしすぎた中低音にダンプされすぎた
高剛性素材特有の息つまり感のようなものがあって、これもこれで聴きつかれします。

88年を境にKENWOODに限らず多くの国産SPのコンセプトが変わり始めたのは
間違いなさそうですが、M7自体はかなり仕様用途を選ぶのかなぁ、、、というのが
私の印象です。


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