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282
:
ちょっと違う「例の紐」
:2015/05/15(金) 09:03:44
リボンのようなものが、誓子のパンティ越しに股間にきつく張られていた。
「ああっっ」
志緒がリボンを引っぱると、律が持ち上げていた誓子の左手が動いた。
「えっ、なにこれちょっと待って?」
律が誓子の腕を良く調べてみると、二の腕にリボンが結び付けられていてそこからブラウスの中に続いていた。
察しのいい鎮子が誓子の右手をさらに引き上げると、そちらにも結び付けられていたリボンが引かれ、
背中側から股間をぐいっと引き上げた。
「ひゃううう」
意に反した圧力がかかり、今回のリボン押さえはおしっこ我慢の助けにならず妨害になったようだ。
スカートの中の誓子のパンティとその上のリボンがふいにじわっと湿った。
誓子は両手を支える律たちをふりはらって、直接両手で股間を押さえた。が、指のすきまからポタポタと濃黄色の液体がしたたる。
「せ、セイちゃん、こっちこっち!」
鎮子はすばやく個室のひとつをあける。
誓子は、いつものあどけなく陽気な顔を珍しくゆがめて、必死で食い止めている。
一度は何本もの雫が両足を伝っていたのが、水滴になり、そのポタポタの間隔が遅くなった。
すでにパンティはかなり濡れているが、ひとまず歩き出せるまでに食い止めたようだ。
誓子は開いた個室にむかって進みかけたが、立ち止まって出口の方に向きを変えた。
この期におよんで、まだトイレに行かないスタイルを貫こうというのか。
「あ、あああ!」
しかし、もちこたえられるわけがなかった。両手で固められた股間からは黄色い液体がまた流れだし、
今度はみるみるうちに勢いを増して床を激しく叩きはじめた。
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