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アマチュアボクシング第19巻
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アマチュアボクシングがテレビに流れない理由は、スター選手不在だからという理由でもなければ、マイナー競技だからという理由でもない。
アマチュアボクシングが「アマチュアリズム」という古い概念に今も尚強い拘りがある団体だからである。
http://jabf-kizuna.com/about/tekiyokijun.html
この規定を見ても分かるように、アマチュアボクサーはスポンサーどころか、プロとの練習すらしてはいけない、なるだけ関わらないようにすべき、という旧態然とした規定のままで今日まで来ている。AIBAがプロ誘致を推奨している現在でも日本だけは独自路線を行っている。
レスリングの選手や柔道の選手は連盟・協会を通してのスポンサーを付け、テレビやCM広告にも多数出演している。卓球や水泳、陸上、体操などの選手もそう。これらの競技は時代に合わせて競技規定を変容させてきている競技である。
こういった柔軟な規定の競技はテレビ側としても扱い易いので、放送の対象として真っ先に挙がりやすい。テレビで放映されるとその影響力は強く、競技の認知度も広まるし、競技人口も増えていく(細かい点は省いて分りやすく言っている)
旧態然としたアマチュアボクシング規定は時代に合わせて柔軟に変化していくべきではないのか?
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元々オリンピックスポーツには「アマチュアリズム」という考えが根底にあり、1960年代まではそれが主流であった。(アマチュアリズムとは「スポーツによる金銭的な報酬を受けるべきではない」という考え)
しかし、アマチュアリズムに拘った最後のIOC会長ブンラデージ氏が退き、マイケル・モリス氏が会長に就くとアマチュアリズムに関する改革が行なわれた。オリンピック憲章からアマチュアリズムの言葉が削除されたのだ。以降 各競技でプロの参加が認められたり、選手自身がスポンサーを取る事も容認し始められた。
日本でもJSPOが1986年5月7日の理事会で、アマチュアリズムに関する規定を廃止して新しいスポーツ憲章を制定した。以降、親プロ、親マスメディアなスポーツとそうでないスポーツとの扱われ方がはっきりと分かれてしまった。
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初期オリンピックではジム・ソープ事件(金メダリストが過去にプロ野球マイナーリーグ所属の事実があり金メダルを剥奪された事件)のような事件があったが、アマチュアリズム変革後の1982年にはソープに金メダルが返還され彼は金メダリストとして再認定されている。
現在2018年である。日本のアマチュアボクシングもアマチュアリズムについてもう少し考えても良い時期に来てるのではないか。AIBAや世界の親プロ路線から日本だけが逆行し、先日はプロジムがアマ女子選手と練習している風景をSNSに上げた件にプロに抗議文を出すような姿勢では。。。。。。些か現代の世界のアマチュアスポーツの流れとフィットしないのではないか。
クーデターの一件からメディア媒体慣れもしているであろう新政権には、更なるアマチュアボクシングの大改革を期待したい。あなたたちにはアマチュアボクシングの新しい発想や未来が見えているはずだ。
民放テレビでアマチュアボクシングが流れ、スキャンダル以外の正当な理由でアマチュアボクシングが世間に認知されて欲しい。レスリングや柔道のように、選手達が様々なバックアップや取材を受けて十分なレベルアップを図れる環境になって欲しいと思う。
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AIBAは2006年に「国際アマチュアボクシング協会」からアマチュアという言葉を除外して「国際ボクシング協会」という名称に進化した。
以降「アマチュアボクシング」という言葉も使っていない。代わりに「オリンピックボクシング」という言葉を従来のアマチュアボクシングの意味で使うようになった。
国際的にはアマチュアボクシングはアマチュアリズムからの脱却を図る流れが続いている。日本もその流れにしっかり乗って欲しい。APBやWSBにも参加出来るようになって欲しい。才能はまだまだ眠っているのだから、その才能を開花させるような環境作りを是非お願いしたい。
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