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最萌トナメ用支援貼り場

114謎の人物S:2007/03/16(金) 23:00:53
 出雲大社を一回りしたら、お待ちかねのお昼。
 強風と雪のお陰でかじかんだ手を温めるには、やはり名物の『出雲そば』である。
 神在月、大社へ向かう神々が通るという『神迎の道』を、稲佐の浜方面に移動。
 ガイドにもある有名な老舗『荒木屋』は定休日だったので、その少し先に見つけた
 『かね屋』に逃げ込む。
 暖かい店内(あの強風が遮られるだけでも気温が5度上がった感じがする。まして
 それに暖房までついてたら……うーん、極楽)で、暖かい出雲そばをご馳走に。
 何となく普通のそばより弾力(こし?)が強いのだろうか、味覚音痴な私にはよくは
 わからんが、それでもとりあえず、
 うーーーまーーーかーーーっーーーたーーーぞーーー!!!!

  蕎麦の皮ごと挽いて作る、島根名物出雲そば
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 食後は『バスの時間が押している』というおばさま二人組と別れ、また単独行動に。
 指先まで温まった体を動かし、いよいよ国譲り神話の舞台・稲佐の浜へ。
 途中『手銭美術館』で暖を取りつつ日本刀コレクションや出雲の民芸品を堪能して
 から、向かい風に逆らって、かの小泉八雲も愛したという神話の海に辿り着く。
 相変わらずここでも桜貝見つけて姫千歌を偲ぶのは無理なようだったが、
 伝説の舞台に立ち、身を切るような荒ぶる潮風を体中に浴びてきたのは悪くない
 経験であった。

  相変わらず荒れ模様ながら、国譲り神話の舞台となった稲佐の浜
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  出雲には、誰も知らない社があったの……
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 出雲阿国の墓に立ち寄り、『ただ一人で』大社を仰ぎ見て聳える千木に圧倒され、
 帰り際に出くわしたガイドさんの『正殿前の青銅の鳥居に触れるとお金に困らない』
 という情報を聞いて至急鳥居に触れ直り、『シャッター押してくれませんか』と頼んで
 くれた若くておしゃれなカップルの写真を多分凄くブレて撮影してしまって心の中で
 謝罪し、勢溜の前に展示された『古の本殿』を見て、2泊3日の出雲旅行は終了。

 間の悪さはどん底だったが、それもまた旅の味。素直に『出雲はいい所だった』。
 今もこうして、『黄泉の境から大社まで旅をした』勾玉見ながらカタカタ書き込んで
 いますが、写真見返したり、浜風を思い出したりするたびに、ふわっとあの土地の
 冷たい風や湿った雪や、束の間除く日差しの熱を思い出す。
 恐らく今後も、神無月突撃だの出雲風土記伝承地制覇だの足立美術館堪能だの
 色んな理由で出雲に出向くと思う。
 その時はまた、あの土地の萌え所をぐでぐでと語ろうと思う。


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