したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

岩崎ダイ病院

640空想:2023/07/30(日) 15:34:23 ID:???
無茶苦茶なジジイだ 

https://sn-jp.com/archives/133207 
元プロ野球選手「最近の選手は水分の摂り過ぎで集中力を欠いている」「2時間半か3時間、我慢もできないような選手は辞めたほうがいい」 


第129回 オールスターの本質を履き違えるな 

ふざけている。オールスターゲームを楽しみに見たらガッカリした。
ひと言で言えば遊び。真剣味がない。
夢の球宴が行われた。第1戦に先発した投手がニコニコしながら初球に山なりのスローカーブを投げた。
それで抑えるのならいいが、連打を喫して4失点。降板後は笑顔でインタビューに答えていた。
阪神の村上頌樹である。私はシーズン開幕前に今季の優勝は阪神だと予想したが、
あんなに不真面目な姿勢を見せられたら最下位でいい。
第2戦では広島・九里亜蓮とオリックス・杉本裕太郎が大乱闘と見せかけて次の瞬間に抱き合うというシーンを演出。
サイ・ヤング賞投手のDeNA・バウアーは1球ごとに球種を予告して打たれていた。
球宴に選ばれることの名誉がまるで分かっていない。オールスターの本質を履き違えているのだ。
本人たちは観客たちを喜ばせているつもりなのだろうが、ふざけたことをやることが
観客をどれだけバカにしているか。球界を代表する選ばれし男たちが一生懸命にやるから観客は感激するのだ。
やっぱり一流選手は違う、というプレーを見せるべきだ。

昔のパ・リーグは人気がなかった。球場はどこも閑古鳥が鳴いていた。
だから、オールスターは自分たちの存在をアピールする絶好のチャンスだったのだ。
広報部長を務めていたパンチョ伊東は「絶対に負けないでください」と私に言ってきた。
西武の監督時代に全パの指揮を執った1980年代だ。当時の選手たちはリーグを挙げて一生懸命にやったものだ。
その結果、「人気のセ、実力のパ」と言われるようになった。
昔は、各チームの監督が「技術を盗んでこい」と言って選手を送り出したものだった。
だから目の色が違っていた。ライバル球団の投手がバッタバッタと三振を取る姿を見て刺激を受けた。
今は逆。こういうことをやったら打たれるという見本をさらせ出してしまっている。

私はセ・リーグ生まれのセ・リーグ育ちだ。当時のプロ野球は巨人におんぶに抱っこの時代だった。
パ・リーグのことは知らなかった。1981年オフに西武から監督として招聘されたときには、
事前に西武関連の本を読んだ。そこでクリーンなイメージを持った。
清潔感があって、規律がしっかりしていた。それが今はどうだろうか。
髪の毛はライオンのタテ髪のように伸ばし放題である。
我々の時代から引き継がれた伝統はどこにも残っていない。「今はそういう時代じゃない」を言い訳に、
何もかも許されていく。スポーツをする髪型というものがある。
ダメなものはダメ――指導者は毅然とした姿勢を示すべきだ。

話は変わるが、最近のゲームを見ていると大量得点の乱打戦が散見される。
水分の摂り過ぎで集中力を欠いているのが原因だ。ベンチでペットボトルを飲むのが当たり前。
控えの選手まで飲んでいる。なっていない。
野球はサッカーやラグビーのように動きっ放しの競技ではない。間がある。
それなのに2時間半か3時間、我慢もできないような選手は辞めたほうがいい。
我々の時代は、どうしても水分が欲しいときには、水道水の蛇口をひねって後頭部の上からかけて、
流れてくる雫を舐めてごまかしたものだ。
試合前のウォーミングアップはなんのためにやるのか。水分を出し切って、試合に向かって集中力を高めるためだ。
それが、試合中にガブガブ飲んでいたらウォーミングアップの意味がない。矛盾している。

すべては指導者の問題だ。教育とは何か。責任観念とは何か。それが今の日本人は分かっていない。

隔週連載コラム『やれ』と言える信念(廣岡達朗) 『週刊ベースボール』2023年8月7日号(7月26日発売)より


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板