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エメラルド 夏休み秘密計画

1名城作家:2005/08/25(木) 13:37:10
 ここはオーストラリアのような大陸である。中央、東、西、南、北、この大陸は5つの国に分かれて昔から戦争を繰り返してきた。
大陸暦2745年 初夏 東の国「ウィーン」の田舎町レインボータウン そしてこの小さな町に住む少年リュガはこの夏休み、あることを計画していた。
リュガ「あ〜あ、ついに終業式になっちまった〜!!」
どうやらこの少年学生らしい。
リップ「さっさと先生に言っちまえよ〜。」
飼い鳥に言われリュガは1学期最後の学校へ向かった。

2名城作家:2005/08/25(木) 22:52:07
 終業式も無事に終わり、リュガは先生に言う決心をする。
リュガ(さぁ、あと5分!!)
先生「さーてじゃあ2学期みんなで会おう!!」
リュガ「よし!!」
そしてリュガは走った!!
リュガ「先生!!」
先生「どうしたリュガ??」
リュガ「夏休み旅に出ます!!」
先生「・・・・・・・・・・・・ふ〜ん。ってえええええぇぇぇぇ!!!?」
先生「なんで学年トップのお前がそんな危険なことを、お前なら」
リュガ「もう決めたことですから!!」
この時のリュガの碧くどこまでも澄み切った目はどこか遠い夢を真っ直ぐ見ているようだった。

3トパピ軍隊第十二番隊隊長:2005/09/02(金) 00:39:14
はいはいはいちょっとすいません。上のスレに書いてください。いろいろと面倒なので、すいませんごめんなさい

4トパピ軍隊第十二番隊隊長:2005/09/02(金) 00:40:38
訂正・・下の「がんばれ」とか書いてあるほう。

5トパピ艦隊第三番隊副官補佐:2005/09/02(金) 00:42:26
管理人さん!!もうややこしいんでエンジェルの片方消してください!!

6名城作家:2005/09/02(金) 17:54:19
あれからすでに30分が経っていた。
リップ「おかしいなぁ、もう12時過ぎてるのに・・・。」
がちゃっ
リップ「きた」
リュガ「ただいま〜」
リップ「先生に言った?」
リュガ「うん。」
リップ「どうだった?」
リュガ「強引に。」
リップ「やっぱり・・・。」
そしてついに出発は明日にせまっていた。

7名城作家:2005/09/02(金) 20:37:00
もう夜の7時、夕食前・・・
ここ、リュガの住んでいる家はリュガの母の妹、つまりおばさんの一家の家である。リュガは幼いころ両親を亡くし、おばさんの一家に引き取ってもらった。
リップ「ほんとに行くの?」
リュガ「当たり前だろ!もうこれ以上おばさんとおじさんに迷惑をかけるわけにはいかないだろ。」
リップ「でもアイルはどうすんの?」
リュガ「アイルだっていつかは1人で生きていかなきゃなんないんだ。」
リップ「うん。」
おばさん「リュガ!リップ!ご飯よー!!」
リュガ&リップ「は〜いっ!!」

8名城作家:2005/09/04(日) 09:56:04
夕食のテーブル・・・
並んでいるのはクロワッサン、野菜のコンソメスープ、厚切りベーコンに野菜が添えられている。栄養バランスがなかなか摂れるような夕食である。
おばさん「明日から夏休みだね〜。」
リュガ「おばさん、そのことで話が・・・」
おじさん「リュガ、ぜんぜん食べてないじゃないか。」
リュガ「明日から俺、旅に出ます!」
おじさん「ぶー!」
おじさんの口からコンソメスープが飛び出す。
おばさん「最近何か様子がおかしいと思った。」
おじさん「おまえ知ってたのかー!!」
アイル「ほんとに行っちゃうの?」
リュガ「うん。」
おばさん「旅に出るならこれを持って行きなさい。」
橙色のヘアゴム、リュガは茶髪の長い髪をボロボロの青いヘアゴムで1つにまとめていた。
リップ「おばさんに迷惑かけないつもりだったのにな。」
おじさん「旅に出るなら、ロングランドさんの形見を持って行きなさい。」
ロングランドとはリュガの父のことである。
おばさん「旅に出るなんて兄さんと同じこと考えて・・・やっぱり親子ねぇ・・・。」
そういうとおばさんは寝室へ行き、なにかを持ってきた。

9モリリン・モンロー:2005/09/08(木) 00:16:42
〜少し別の物語〜
リュガ衝撃発言の8時間前。

リュガの住む大陸から少し離れた小さな島にて〜

??「いやぁ、こんな小さな島でも色々あるんですねぇ。」
少し小太りな伯父さんが満足そうにいった
??「わぁ、すごーい、アルプスの少女になったみたい!」
??「はいはい、騒がないのよプッチ。」
プッチと呼ばれた少女はごっつはしゃいでいた。
??「まあまあ、クックよ、はしゃぎたくもなるよ。」
クックと呼ばれた伯母さんも少々うきうきしていた。
しかし、そんなアット・ホームな家族の中に一人、膨れっ面の少年がいた。
??「ん?どうしたムク、気分でも悪いのか?」
ムク「別に・・」と言うものの明らかに機嫌が悪そうだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長くなったんでいったん切ります

10モリリン・モンロー:2005/09/08(木) 00:28:48
クック「どうしたの?大丈夫?」プッチ「だいじょーぶー?」
二人ともムクの顔を覗き込んだ
ムク「だって、シーザンおじさんが・・・」
ムクがおじさんを指差しながら微かに震えていた。
シーザ「・・・しょうがないだろう、あの事は。」
皆の周りに重い空気が流れた。
しかし、それを振り払う様におばさんが手を叩いた。
クック「はい!もう終わり!家に行きましょう!」
それについていくシーザン、プッチ。
いつもなら駄々をこねるムクも、今回はその指示にしたがった。
ムク(やるなら今夜だ・・・)
ムクは今夜の計画を確認しながら家についた。

11名城作家:2005/09/08(木) 21:55:16
モリリンゎ今日学校で言ってたの書け!でゎ俺の6話行っきま〜すッ!!

おばさんが持ってきたのは1月の誕生石“ガーネット”!!リュガは右腕にブレスレットをはめおり、ガーネットがちょうど入るくらいの穴が開いていた。
おばさん「あなたに宝石を操る“宝力”があるか試してみなさい!!」
リュガはガーネットをブレスレットにそっとはめた。その瞬間紅い光を3人と1羽は見た。そして、紅く透き通った刃がブレスレットから出ていた。
おばさん「さすが兄さんの子ね。」
リュガ&リップ「ごちそうさま!!」

12名城作家:2005/09/11(日) 13:37:04
それからリュガとリップはしばらく話しており、こんな話題になった。
リップ「リュガこの旅は夢のためとか言ってたけど、夢って何?」
リュガ「俺の夢は・・・この大陸を平和にすること!!」
リップ「えっ?」
リュガ「この大陸を統一したいんだよ。」
リップ「・・・かっこいいじゃんか、その夢俺も叶えるために協力するよ。」
リュガ「ありがと」
リップ「今日はもう遅いし明日に備えて寝なよ。」
リュガ「まず最初は首都ストリートへ行こう。」
こうしてリュガの40日の夏休みは始まる。」

13名城作家:2005/09/28(水) 23:19:38
朝、つまりリュガの旅立ちの日
リュガ「よーし、行ってきます!!」
こうしてリュガは旅に出た。
リップ「ストリートなんか行ってどうすんだよ?」
リュガ「ちゃんと計画があるんだよ。」
そう言うと、リュガは懐から何かが包まれた布を取り出す。
フィーネ740と金色で彫られている。
リップ「フィーネって言ったらあの超有名な銃職人じゃねーか!!」
リュガ「5年前のモデルだけど。」
リップ「でも凄いよ!」
この時はまだ重大なミスをしていることに気付くはずは無かった。

14名城作家:2005/09/29(木) 23:10:00
それから2時間後、重大なミスに気が付いたのはリュガだった。
リップ「いや〜それにしてもいいねぇ、四十口径の最高級ライフルは・・・。」
まだ言ってやがる。
リュガ「あ〜〜〜〜〜!!道分から〜〜ん!!」
リップ「えー!!?しっかりしてよ・・・。」
半ば諦めモードのリップ。
リュガ「あの人に聞いてみよう!!」
リップ「おっ、いいね!」
リュガ「あの、すみません・・・」
旅人「はい、何ですか。」
いつもリュガ達が喋っている言語とは違う言語だった。

15名城作家:2005/10/17(月) 21:45:22
名城『台本にない厄介な言語の話をしまーす!まずこの大陸にはセントラル(中央)、ウィーン(東)、マドリード(西)、ホルム(北)、ウォール(南)に分かれています。』
リップ「だから簡単に言えば、セントラルを『シティ』その他4つを『カントリー』って呼んで、セントラルで話されている言葉を『シティ語』、その他4つで話されている言葉を『カントリー語』って話だろ!?」
名城『言ったなぁ!この野郎ぉぉお!!』
リュガ「ああ、そうだったんだぁ・・・俺の父さん空軍飛行士だったから、自然と家庭では2つの言葉が飛び交ってたんだよ。」
旅人「何喋ってのか分かりませーん!!」

16名城作家:2005/11/12(土) 12:43:51
リュガ「ごめんなさいね・・・。で、本題はどうすれば“『ストリート』に行くことができるのか”ってことなんですよ」
リュガはいつもと違ういわゆる『シティ語』で喋る。
旅人「そこなら僕が昨日まで居たところだからよく覚えていますよ。とにかく真っ直ぐです」
リップ「?」
リュガ「ありがとうございます」
そしてリュガとリップは言われたとおりこの道を真っ直ぐ進んだ。

17名城作家:2005/12/10(土) 21:45:28
〜ストリート〜
リュガ「首都だぁぁぁああああ!!!」
リップ「第一声はそれかい!!」
ここが首都ストリートである。大陸でもトップを争う大都市、
そしてリュガ達が来たのは、城下町である。城下町と言っても城があるわけでもなく
どちらかと言うと皇居みたいな感じである。
リュガ「レッツチェックイン!!」
リップ「ホテルはないかな〜」
ここでリュガ達はしばらくホテルを探す。

18名城作家:2005/12/22(木) 22:42:44
そしてリュガ達は良さそうなホテルを見つけ中へ入る。
無事部屋に入り折りたたみ式鳥籠を広げ、中にリップを入れる。
リュガ「しばらく中に入ってて。」
リュガが上着を脱ぎながら言う。
リップ「はいはい、それで今からどうするの?」
リュガ「有名な中華街があるらしいから言ってきていい?」
リップ「うん、いいよ」
リュガは必要なものを小さなバックに入れ、上着を着た。
リュガ「行ってきま〜す」
リュガは元気よく部屋を飛び出す。
そしてこの外出がリュガの夢を叶えるための大きな一歩となる。

19名城作家:2006/01/02(月) 23:05:35
リュガは有名な中華街を歩く。
商人「お客さん、おひとつどう?」と言って肉まんを差し出す。
リュガ「うまそう!」お金を出して肉まんを受け取る。
もぐもぐ・・・リュガはおいしそうに肉まんをほおばる。
そのときだった・・・
少女「きゃぁぁぁ!!」商人「誘拐だー!!」どうやら少女が誘拐されたらしい。
リュガ「おばさん、ありがとっ」そういうとリュガは走り出す。
少女「誰かー助けてぇぇぇ!!」
リュガ「今助ける!!」そう言いリュガは全力で犯人を追いかける。
リュガはホルスターから拳銃を抜く、こんなときに役に立つなんてな。
俺がこの状態で集中して撃てるのは1発。でも・・・
何言ってるんだ、やるしかないだろ。
そしてリュガは引き金を引く。

20名城作家:2006/01/04(水) 22:37:08
どかん、という音とともに誘拐犯は足をすくわれ転倒。すぐに商人に取り押さえられた。
少女は投げ出されヤジウマのガタイのいい男の人にキャッチされ無事だった。
商人「だ、大丈夫ですか?王女?」
リュガ「お、おうじょぉ?」
王女「あ、ありがとうございます!」というと、深く礼をする。
リュガ「い、いえ・・・そんな、顔を上げてください」
王女は顔を上げるとこう続けた。
王女「私はホーク、ホーク・イースティよ」
リュガ「俺はリュガ・カーティスです」
執事「だ、大丈夫ですか?」ホーク王女は大丈夫よ、とだけ言う。
警察「執事さん、犯人を見ました?」
執事「いいえ、それが・・・どうか?」そして警察は一息入れてこう言った。
警察「犯人には傷がひとつもないんです。靴の底にだけ穴が開いているんですよ。」

21名城作家:2006/01/14(土) 13:41:05
つまり、リュガは犯人を傷つけないために靴底を狙ってライフルを撃ったのである。
もうこの靴底をみればリュガを凄腕のガンマンじゃないとは言えない。
執事「す、凄い・・・」
警察「あの少年、どうします?」
執事「もちろん城に招待しますよ」
そして執事はリュガと少し話し歩き出した。
歩いている先には白く美しい城が見えた。

22名城作家:2006/03/18(土) 23:27:46
〜イースト城〜
執事「ここに国王がおられます」
リュガ「ありがとうございます」言い終えた後、執事が扉を開ける。
ガチャッと扉が開き、国王が言う
国王「ホークを助けてくれたそうだな。礼を言う、ありがとう」
リュガ「頭を上げてください、それにお礼を言うだけなら執事さんを通して
おっしゃればいいのでは?」
国王「ほう、鋭いさすがだ」リュガ「何か用でも?」
少し間をおいて国王は言う
国王「銃の大会に出てはくれんか?」
リュガ「いいです、ただし条件つきでなら」国王「何だね?」
リュガ「ホーク王女と一緒に旅をさせてください」

23grfvcdsx:2006/04/01(土) 01:39:07
rtyu


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