昔話改造計画 - 1122041920 - したらば掲示板

1：MP5K：2005/07/22(金) 23:18:40: ――昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おばあさんが持ち帰った桃からは男の子が出てきました。二人はその子を
桃太郎と名づけ、鬼ヶ島に送り出しました。犬、猿、キジをしたがえ、
鬼を倒し、宝物を持ち帰った桃太郎は英雄となりました――。
『２３代目の桃太郎』
俺は桃谷太一。小６。俺には特別変わったところが一つある。なんでも、
あの『桃太郎』の２３代目なんだそうだ。そんなわけで、こんな名前も
付いてしまった。初代が倒した鬼が持っていた宝は今でも家にあるらしい。
頼んでも見せてくれないけど。このころはまだ、気づいていなかったんだ。
あんなことがおこるなんて・・・・・・。
2：パン苦労：2005/07/23(土) 18:12:07: それは俺が中学に入学してから一週間目の国語の授業中のことだった。
俺はいつものようにノートの端に適当な絵を書いていた。
ふと窓の外に視線を向けた俺は、眼を見張った。俺がそこで見たものは・・・
3：ノリンコ：2005/07/23(土) 21:09:32: 燃えながらおちて来る桃だった!
4：名無しさん：2005/07/24(日) 11:35:58: そして世界は核の炎につつまれた！
5：MP5K：2005/07/24(日) 21:02:11: ・・・という夢を見た。
しばらく布団の上でボーっとしていると、下から声が聞こえてきた。
「今日は修学旅行でしょ～！早く起きなさーい！」
そ、そうだった・・・。今日から２週間の修学旅行!!うちの学校の修学旅行は異常に長い。
行き先はなにかのテーマパークだったはずだ。えーっと・・・。あった！
『２５世紀の科学の結晶！日本昔話をバーチャル空間で体感することが出来ます！』
ぜひとも「桃太郎」をやってみたいもんだ。さて下に降りるか・・・。
6：名無しさん：2005/07/25(月) 17:53:53: ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン！！！
辺りは炎につつまれた
7：MP5K：2005/07/25(月) 22:18:04: 「・・・っていう内容のテレビの予告がやってたんだけど、結構おもしろそう
だったから、あさって録画しといて！」
「わかった。あさってだね。」
俺は朝食を食べながら母さんにそう伝えておいた。よし。これで心配することは何もない。
「じゃ、いってきまーす！」
俺は、旅行先で何をしようか考えながら学校へ向かった。
8：MP5K：2005/07/28(木) 22:01:05: はい、つきました。ずいぶんと急展開だがしょうがない。前置きが長すぎる
のだ。(たまに炎につつまれたりしたようだが)
係員の人の長ったらしい説明を聞いた後、やっと入ることが出来た。
さて、何からやろうかな・・・・・・。
～プロローグ　終～
9：ガリ勉のガリ：2005/09/16(金) 17:50:51: １章・１５で不良とよばれた男「浦島太郎３２代目」！
10：norinnko：2006/11/14(火) 22:29:42: だがそれは、かなり未来の話。
僕が今回考えるべきことは、あの子に話しかけること。
今日のバスで是非隣に座りたいもんだ。