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雑談スレ2
303
:
名無しさん@速読練習中
:2007/09/02(日) 06:17:55 ID:aGabeEN2
潜在力開発メソッド
齋藤孝 著( 1,200円)2004.9.16発行 マガジンハウス
これまで、スポーツに打ち込んできた人はスポーツの、ピアノを習ってきた人にはピアノの知識と技が、
本人が思っている以上の大きな潜在力として、蓄積されているはずだ。本書は、たとえば、
スポーツの練習法を読書術に適用するというように、個人が持っている潜在能力を勉強、仕事、スポーツ、
語学のスキルアップに活かすためには、どのように取り組めば効果を上げられるか解説した本だ。
スポーツの練習では、初めは基本形を身につけ、少しずつステップアップする。
読書にこれを応用するとすると、本を最初から最後まで読み通すようなことはしないで、
自分が面白いと感じるところだけとか、読みやすいところだけを読んで、読了したことにする。
そして次の本に移り、また、同じように一部だけを読む。そうすると、読み終えた本が増えていくので、
だんだん自信がついてくる。だんだん、わかってきたところで、最初の本を読み返して、1回目よりも深く読むようにする。
スポーツは、何度も基本練習を繰り返す。練習を止めないことで、質的な変化が本人も気がつかないうち
本人の中で起きることがある。これを音楽鑑賞に応用すれば、同じ名曲を何度も聴くと、
次第に指揮者の違いまで聴き分けることができるようになるという。スポーツでも音楽でも反復練習を繰り返すことで、
感覚を鋭敏にさせることができる。ワインを何回も飲んでいると、産地はもとより、醸造された年代まで、
細かく飲み分けることだってできるようになる。しかし、ワインの微妙な味の違いは、
なかなか記憶に残すことはできないそうである。そのため、ソムリエの田崎真也氏は、ワインの味を、
できるだけ言語化してデータベースに残すそうだ。微妙な味わいを言語に表すことは簡単ではない。
齋藤氏によると、言語感覚は、朗読で養うことができるそうだ。
試験では、これまで習ったことを忠実に思い出して、記憶の中から答 えを見つけたり、
公式を当てはめたりすればよかった。仕事となると、 記憶や公式だけでは対応できなくなる。
答えが一つしかなかった学校の 試験と違って、仕事では、問題そのものの発見から始めなければならないし、
解答もたくさんあり、その中からリスクやリターンを判断しなが ら一つだけ選ばなければならない。
齋藤氏は、仕事で必要なのは、知識だけでなく「暗黙知」すなわち潜 在力であるとする。
この本は、潜在力を引き出すための技法の解説を試 みたものだ。齋藤氏は、東洋の身体技法である
「呼吸法」が、潜在力をパワーアップするのに役に立つとしている。呼吸法は身体の文法とも呼ばれ、
潜在力を引き出すための強力なツールになると主張する。呼吸法については、当メルマガでも、
7月6日号で紹介したことがあるので、以下、参考ま でに再掲する。
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