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○○の小説スレ

27東条:2007/05/30(水) 22:53:03
「デブ専の専務でデブ専務!なーんちゃって!ww」



もう俺はどうでもよかった。

社内で悪評を流布されようが、専務の悪口をチクられようが、
俺はもうどうでもよかった。

ただ、この場から逃げたい・・・!!

ヘタなおべんちゃらなんてもういらなかった。

もう、別の意味で二人の間に言葉なんて要らなかった・・。

つづく

28Haniwa:2007/06/18(月) 20:07:00
「僕はこの続きを書けばいいのかな」

いい加減に受験生を迎えたって、そうそう習慣は変えられない。

やっぱりキーボードから手は剥がれないから、

ちかごろ仲良しになりはじめた、画面に線を引く小さな羽虫をただ目線で追っ払うだけする。

「さぁ、なんて書いたもんだろう」

雨降る部屋の僕の椅子、遠くに転がる殺虫剤、それにしたって動くのは案外億劫なもんで、

だから僕は羽音をイヤフォンで黙らせ、パソコンにショパンのノクターン遺作を何度も弾かせる。

おやおや随分お洒落じゃない、なんて呟けど、

高校生にしてはひとりぼっちすぎやしないね。

携帯の画面を覗いたって今日も昨日も変わりゃしない。

さっさと閉じる携帯を布団の向こうに投げ込んで、それでも僕はマウスに針着く。

「どうしたって最悪な青春だ」「おや、やあ羽虫君」

ついに画面へ羽を留めた虫にそう呼びかけて、伸ばす指。液晶に虫を波で消した。


つづく

29東条:2007/06/19(火) 15:28:51
と、沈黙の空気の中、
携帯を手に取り誰かの日記を読んでこの一瞬を過ごした。

「そろそろ出ようか」

○○デブの返事もなしに、ノンコエを出た。

「あ!お、おーい!」

と、友人が近くにいるフリをして、何とかこの場を離れようと思った。

「誰を呼んでいるの?誰もいないのに・・」

しまった。
ふと周りを見渡すと、一人の影も見当たらなかった。
くそう、ドアを開けた瞬間叫んじゃったから、周りなんて見てなかったぜ。

「ほら、あそこの車の横の細いわき道から見える影あるじゃん。あの影、どこかで見たことあるんだよなー」

「ふうん」

「あ、じゃ、そういうことなんで、今日はどうもありがとう!それでは・・」

「マテ」


背中が凍りついた。

30フルメタル:2007/12/23(日) 21:47:53
昨日雨を降らした雲が残っているせいか、街中の空気のよどみのせいか、もしくはその両方のか…立ち並ぶビルの間から見上げる空はとてもじゃないが気持ちのいいものではなかった。
しかし、その雲のお陰で9時をまわっても寒くならないことを考えると、テンションがどん底まで落ち込むことはなかった。

それにしても早すぎた。
毎朝の授業には遅刻するくせ、こういう時になるとビビってアホのように急いでしまう。時計を見ると、まだ30分も時間があることがわかった。集合場所の受付すらまだ設置されてない。
集合場所は想像と違ってなんかチャチだった。
バスターミナルみたいなところだと思ってたら、ただの広場だった。

ウキウキしてるスキーの団体客がウザい。
腕組んで横切るカップルがウザい。
クリスマスを幸せに過ごすやつは三割くらい死ねばいいのに・・・
彼女ができないどころか女の子と喋ることすらできない自分のささやかな不幸を呪うのはいい加減飽きたので変わりにまわりの奴を呪っていたら、なんと時間が15分も過ぎていた。

明日の9時に熊本駅に着く。
どんなに時間がかかっても正午には実家に着くだろうが、友達の誰とも連絡をとってないのでどうしようかと考える。集合時間まで10分になった。

っていうか、寒いんですけど。雲がどうで今日は寒くないなんていってみたけど、気温がガンガン下がって風がガンガン吹き付けるんですよ。
仕方がないから、お気に入りのおおきいリュックからマフラーを取り出して首に巻き付けると、気休めにはなった。

そんなこんなで時間が来たので、そろそろ携帯を打つ手を止め夜行バスに乗る手続きをしてこようと思う。
めんどうくさいし、暇潰しに書きなぐっただけなので推敲もしない。
終わる。


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