13歳。君に恋をした

6：未来：2013/08/06(火) 17:54:24 HOST:27-140-43-56.rev.home.ne.jp: *玉緒mesenn*
「ここが城星中かぁ…」
「小学校よりすごいね」
「当たり前じゃん」
私の親友、律花は可愛くなった。
だからなのか私を置いて行ってしまうのではないか。
先に彼氏が出来てしまうのではないか。
そんな不安が時々頭をよぎる。
考えたくないのに、
考えてしまう。
「玉緒?どうしたの??」
「ん、何でもないよ」
私のカラ元気は彼女に見透かされていないだろうか。
彼女を元気づけたい。
なのに、なのに私が苦しい。
ずっと側にいてほしい。
これは私のワガママではないのだろうか。
元気づけたいのに、何で私が苦しいんだろう。
「玉緒……行こ?」
「ん、そうだね」

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*13歳。君に恋をした*