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君は僕のeveryting

2YoonSic:2013/07/21(日) 21:39:00 HOST:i121-115-60-49.s04.a001.ap.plala.or.jp
「ゆなっ! 主役の衣装完成したよ〜」

ふわっとした白雪姫のドレスを抱えて タタタっと私の元に駆け寄ってきたのは、ゆり。

「わっ、かわいい! いいじゃん! さすがゆり、みっぽに絶対似合うよ〜」

私が頷きながら言うと、ゆりは白い頬をピンクに染めて微笑んだ。

「ありがと。じゃあ、先生に最終チェックしてもらうね。」

そう言うと、ゆりは再びタタタっと去っていった。

彼女は 白浜 ( しらはま ) ゆり。

白い肌で、黒髪のショートカット。高校2年生の純情乙女だが、きりっとした顔立ちが どこか少年の雰囲気を漂わせている。 特技は裁縫。しかし料理に関しては全くのお手上げらしい。


私はゆりを見送ると、M高校の伝統、M高ミュージカル の今年の主役である、みっぽの元へ向かった。


今年のミュージカルの演目は、「白雪姫」。

私は、みっぽ・ゆり・私のクラスである 2-B にみっぽを見つけ、声をかけた。

「みっぽ! 台詞の練習?」


みっぽ こと 島崎 瑞津穂 ( しまざき みずほ ) は、私に気づくと 白雪姫の台本を机の上において頷いた。

みっぽは、なんと言うか、まさにお人形さんのような子。
ゆりと同じくらい白い肌には常に赤みがさしていて、ふわっとした栗色の長い髪。スタイルも抜群、顔や体のどこをとっても100点満点な女の子。もちろん、男子からの人気も高い。

みっぽがぶつぶつと呟いた。

「ほんと、やんなっちゃうよね。私1人の台詞だけで3ページ以上もあるのよ。本番まで あと2ヶ月しかないのに・・・。」

そういって頬を膨らませた。 そういう顔もかわいいのがみっぽだ。


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