[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
| |
超能力な彼女たち
5
:
ミサ
:2013/04/07(日) 02:09:07 HOST:KD182250027218.au-net.ne.jp
第一章「超能力な学園」
「ふぁー、凄いデカイな。この学園。流石だな、中高大一貫!自分が入れたのが奇跡みたい!」
そこは、東京ドームがピッタリ50個入る大きさらしいね。
この学校は全寮制で、一回入ったらあんまり外部とは接触が出来ないみたい。でもまぁいいか!うん!
ウキウキした気分で入学式を終わらせた。でも、途中で学園長が
「この学園に入ったからには、能力を発揮してもらいます。どんなに苦しい事があっても逃げてはいけませんよ?」
と、言っていたのが少し気になった。かな?
入学式が終わった新入生達は各自の教室に行った。私は、1年6組らしい。早く行かねば。
「はーい、着席!1年6組の皆さん、こんにちわ〜!私は、担任の玖賀流音[くがるおん]と言いますのね。」
その先生は、凄い美人の先生だった。長い髪をポニーテールにし、大きな瞳をキラキラさせながら喋っていた。
「じゃあ、早速実力測定を行うのね。今座っている席の右の人からいくのね。」
「じゃあ、君からね。うん、君。えっと、佐伯さんかな?」
当てられた生徒は、うろたえながらも玖賀先生のいうことに従った。…………待てよ?ん?実力測定ってなに?筆記テストでもするのかな。
「先生!実力測定ってなんですか?」
手を上げたのは、私の前に着席している男子生徒だった。どうやら、私と同じ疑問を持った生徒がいたみたいだね。
「え?知らないの?あっ、説明し忘れてたのね。」
「超能力実力測定なのね。」
全思考がフリーズしたかと思った。は?何?what?どゆ事?
皆も知らなかったようで、口をポカンと開けている。
「この学園は、超能力を発見し、使えるようにする学園なのね。この学園の名前も、都乃由湖陵をローマ字に直すと、[Tonoyukoryou]ってなるのね。」
そういいながら、玖賀先生は黒板に向かって[Tonoyukoryou]と書いた。
「この文字を入れ替えると、[Tyounouryoku]になるのね。」
んなアホな。超能力なんてあるわけない。皆もそう思ってるだろうね。そしたら、私の前の男子生徒が私の思考をトレースしたようにこう言った。
「超能力なんてあるわけないじゃないですか。」
「………そうですね。最初は皆同じ反応なのね。じゃあ、証拠に私の能力を見せるのね。私の能力は、風使い[ウィンドエランド]。」
玖賀先生がそう言った瞬間、先生の身体が浮き上がった。
ザワザワザワ____
教室内がざわついた。
「これで信じてくれたかしらん?」
どうやら、信じるしかないようだね。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板