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邪気眼少女と桜の欠片

51ピーチ:2013/04/14(日) 00:15:40 HOST:EM114-51-172-16.pool.e-mobile.ne.jp
その日からのお仕事






「本当に申し訳ございません……っ!」
 若おかみさんの言葉に、俺たちが苦笑する。
 別に謝ることじゃ……あるかな。でも実質迷惑かかったわけじゃないしなぁ…
「いいよ、無事だったんだから気にしないで」
 柚木園と美空先輩がそう言ってなだめるけど、多分自責の念とかが強いのかな。一向に頭を上げる気配がない。
 ある意味一種の意地とも取れるだろう謝罪に対して、姫宮が困ったように首を傾けた。
「何で謝るの?」
「―――はい?」
 いや確かに謝んなくていいとは思ったけど何で謝るのっておかしくないですかね?
 そんなことを思った俺とは対照的に、若おかみさんは。
「え、いや、だってお客様にご迷惑をおかけしたから……」
「まさか天然ッ!?」
 この状態でそんな答えが出ますか普通!?
 言われた若おかみさんはきょとんと首を傾げて、小さく俯く。
「友だちにも言われます…」
「いや別に責めることないんですけど!」
 この状態じゃ俺が悪者じゃん!
「ヒナ、若おかみさんは繊細なんだからね、可愛いんだからね、酷いこと言ったらだめだよ」
「可愛い関係ありますかね!?」
「可愛いは正義だからね」
「久々に聞いた!」
 確か最初の頃に言ってたよねそれ!
 そんな俺たちの会話を無視、とまでは行かずともスルーしながら、若おかみさんが美羽とか美空先輩にひたすら謝る。
「もういいよー、彩織ちゃんが大丈夫だったんだからいいんだって!」
 そう言った美空先輩が若おかみさんに笑顔を向ける。
 それを聞いて、さすがに言いすぎもよくないと思ったのか、すぐに調子を取り戻したらしく。
「あ、じゃあ私、飲み物持ってきま……」
「あ、いや、今夜はいいよ。ごめんね」
 柚木園の言葉にそうですかと返し、俺たちが部屋に戻ったことを確認しながら若おかみさんが部屋に戻った。


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