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邪気眼少女と桜の欠片

101ピーチ:2013/05/23(木) 05:38:46 HOST:EM114-51-36-202.pool.e-mobile.ne.jp
非日常的な出来事






「……貴方たち、こんなところで何やってるのよ」
「へっ?」
 私の声に驚いたのか、無数―――雑鬼たちの目が一気にこちらを向いた。
「な、ななななな何で俺らのことがっ!?」
「その手の仕事に就いてるから」
「何でだよぉー! さっきも居たのにぃー!」
「あと二人は居るわよ?」
「ぎゃあぁぁぁああー!」
 ……面倒なことって、何でこんな時にあるんだろう。
「ちょっと聞いていい?」
「なっ何が」
「最近、この学校内で変なもの見なかった? 貴方たちの類」
 私の言葉に、雑鬼の塊が顔を見合わせた。
「…な、なぁ。それってでっかい化け物のことか……?」
「さぁ? 私たちは依頼を受けて来ただけだから、まだ何とも言えないわね。ただ、貴方たちがその化け物を見たってことは、十中八九それね」
 私が言った直後、雑鬼どもが一斉に喚き出した。
「わぁー!?」
「どうしようどうしようー!」
「住処(すみか)がなくなっちゃうよー!?」
「なんだって此処に長く住んでる俺たちが逃げなきゃいけないんだよー!」
 ………うるさい。凄くうるさい。
 少しだけ霊力を解放した途端、うるさかった声がぴたりと止んだ。
「あら? もっと喚いてていいのよ? 私は何も気にしてないんだから」
「嘘だ絶対嘘だ!」
 …雑鬼に大合唱されても何も嬉しくないことが、改めて分かった。


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