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恋愛モード〜赤い糸〜

1Yuka☆:2013/02/17(日) 10:52:23 HOST:p2180-ipngn810hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
「ねぇ、君サッカー部のマネージャー?」

急に見たこともない人に話しかけられた私は
「はい。誰ですか?」

と言った。

「新人部員の福田宏樹!よろしくね。君の名前は?」

「美山遥です」

「タメ口でいいよ^^君高1でしょ?俺もだよ。」

「宏樹くん・・・よろしく!」

「今何してるの?」

「部員たちはアップで、マネ達は差し入れを
選手のロッカーに入れてるところだよ。」

「ほほう・・・。じゃ、後で話すね!バイバイ!」

***********************
恋愛とか興味なかった私が
胸をドキドキさせているのはどうして?
あんな爽やか男子に優しくされたの初めて・・・。

「遥〜。もぅ、どうしたのよぉ」

「杏奈・・恋ってドキドキする?」

「えっまさか・・・・・」

「宏樹くんのこと好きみたい」

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!マジで!!」

「誰にも言わないでね!」

「遥の親友でしょ、言わないよ」

***********************
「はぁ、楽しいね、ここの部活は!」

「宏樹くん!お疲れ〜。クッキーだよ♪」

「おぉ、さんきゅ。健斗先輩って彼女いるんだな〜。
しかも同じ部活なんてっ。熱いよな〜」

いつか私もそんな風になりたいな・・。

健斗先輩は杏奈の彼氏。
健斗先輩が告白して杏奈も好きだったパターン。
いいなぁ!!!

「健斗先輩、お疲れ様です^^」

「おぉ、クッキーじゃん。ありがと、杏奈。」

その現場を偶然見ていた私たち(遥と宏樹くん)は
目があった。

私はすぐそらしたけど///

「あ!」

健斗先輩が大きな声で叫んだ。

「どうした健斗?」

健斗先輩の親友・悠太先輩が聞く。

「チョコッチップが入ってる〜!やった〜!」

「健斗先輩が好きだから入れたんです^^」

「ありがとう・・・杏奈〜〜♡」

「ははっ^^」

「熱いな、ったく健斗先輩」

「いいなぁ杏奈ちゃん可愛いしさ」

「野球部のマネが可愛い子1人しかいないらしいぜ」

「あぁ、奈々ちゃんだろ?あの子は可愛いよな〜」

「杉原とかありえないべ」

「うん。」

部員たちが女子の話をしている。

健斗先輩は後輩たちの憧れである。
それはマネの中で一番可愛い杏奈が彼女だから。

「悠太先輩って彼女いるの?」

宏樹くんに聞かれた。

「いないと思うよ。」

「遥は?」

どきっ。
下の名前で呼ばれた・・。

「いないよ・・・」

「そうなんだ。意外とリア充少ないね。
俺も彼女なんか出来るわけないよ」

彼女いないんだ・・・よかった。

「え!?宏樹彼女いねぇの?」

部員の一人・涼介が食いつく。

「いないよ、俺なんか」

「めっちゃモテそうだからいるかと思った〜」

涼介、同感です(笑)

「モテねぇよ。告白されたことすらないよ」

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!嘘だ!嘘付いてる!!!

「本当に?ないの?」

「なんで?俺だよ?俺なんかにあるわけないじゃん」

「超意外・・・」

「ね!美山も思ってるよ!」

「遥モテそうだね」

そ、そんな・・・

                   続く


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