武田世界-異常者の悪戯- - 1356415762

1：チェリー：2012/12/25(火) 15:09:22 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 武田先生
語り役。異常者と対峙し、正義を限り無く光輝かせる。
異常教室の異常先生。異常識高等学校の教え役。
異名は、『闇のアベンジャー武田』。
誠一からは、武田先生と呼ばれるが、たまにデレた誠一に
武田と呼ばれることがある。誠一をバイだと見破っているが、
その辺りの鬱陶しさは無く、むしろ自分から黙っている。
学校生徒とは仲好くしたいので、武田と呼ぶことをみんなに進めるようにしている。

仲河誠一
主人公の一人。いじめられっ子だったので人の精神などを見下している。
虚言癖というより、面倒臭いので不適当に応える男。
嘘ではあるが、嘘を狙っているというより、飽く迄も面倒臭いからの
虚言であり、騙すことなどを目的としていない。

坂田御凪
坂田家に引き取られた、『悪魔の子』と呼ばれる美少女。
虚言癖を持つ。虚勢的であり、常に虚無精神。露骨なサイコパス。
2：チェリー：2012/12/25(火) 15:15:32 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 僕は、色んな教室で生徒を教育してきた。
僕は、侮られがちなので、みんなには自分から武田とか、
武ちゃんとか、たっちゃんでいいよって云う派である。
実のところ。僕は呼び捨ては好きじゃない。だが、今度こそは必要なのだ。
僕が今日から教師をすることとなる教室の生徒は全員サイコパス。そう、相手は異常者である。
彼らの中では、大抵の人間が呼び捨てをしてこないから、呼び捨てをさせるようにっていう以来を受け、
僕は坂田家から頼まれた。そして、あの面倒な坂田家との共同がまたはじまったんだ。やれやれだぜ。
3：チェリー：2012/12/26(水) 09:26:46 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: ～坂田御凪の虚無精神世界～
4：チェリー：2012/12/26(水) 10:39:09 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: -武田先生という闇-

闇が来る。そう云った。
魔女と呼ばれる美女が、そう云った。
「闇が、闇が来るという預言を私に与え、私に云っている。」
闇が来る。と。彼女は、そう云い残し、地獄を去った。
そして、それから。あれから。あの時からの話。それを云おう。
あれから、この現実という地獄に。…、正直。何ということはない。
結局、何もなかった。アレは、デマだったのだと、この田舎では噂されている。
まぁ、このド田舎では、それは少しした噂程度には成っていたのだ。
この、とある県仲河市に住む、僕、仲河誠一。僕は親がいない。
身内がいない。無いのだ。天涯孤独さ。そんな僕だが、ひとつある。光が僕を呼ぶ。
5：チェリー：2012/12/26(水) 10:42:15 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 「武田先生」
僕は、武田先生を呼んだ。用無しでも、彼は来てくれる。
「誠一、どうした。」
「否、呼んでみただけですよ。」
「なんだよ、それは(聖)。」
6：チェリー：2012/12/26(水) 10:49:22 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 神聖教師、武田先生。彼は、学校の誇り。
この学校は聖義を象徴としているのだが、その聖義を超越えた、
武田先生は、この現実世界の誇りである。
彼は、異常ですら、普通にしてしまう、神聖な光である。
否、実は光でなく、玄なのかもしれない。
7：チェリー：2012/12/26(水) 10:58:45 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: でも、疑い出すと限りが無い。キリがねぇって奴さ。無限だけに。
まぁ、いいや。そんなことは。
「仲河、教室行くぞ。」
「ああ」

「みんな、席に憑くんだ。」
武田先生は云う。
「今日は、転校生が来たらしいぜ。」「坂田御凪っていう。」
嘘だろ。坂田、御凪・・・って、あの坂田かよ。
そう思っている僕に応えてか。
「そうよ。」
と云い、美女が入ってきた。
彼女は、雰囲気も無く、声には感情が無く、表情も、無。
虚無。やはり、あいつだ。『美しき預言の魔女』か。
「仲河君、久しぶりね。あたしに似てる人。サイコパスなのよね、あなた。」
「違うよ。僕は。きみは、サイコパスだけどね。」
良心が無い彼女は、うまれながらの悪。ゆえに、世間から虐げられてきた。
そうじゃないにせよ、彼女は悪。凶悪なる存在。虚無の魔女である。
8：チェリー：2012/12/26(水) 11:04:10 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 「武田先生よ、彼女は悪だぜ。なんで連れてきた。」
僕は云う。武田の思惑を確かめたい。
「この学校が、聖義だからだ。ゆえに、悪にも宿る聖義を学ばせようかと。」
気違いじみた理由だった。僕ら聖義ゆえに、悪を学校に連れてきたのだ。
悪を学ばせるために。なんて、聖義なんだ。異常な聖義だよ、武田の聖義は。
「先生・・・あのな・・・」
「なんだよ、仲河誠一。」

「あんた、サイコー超越えているぜ。乗ろう、その計らい。」

僕らははじまった。悪と聖義の宣戦布告的なことが。
9：光の超越神チェリー・ルーチェ：2012/12/26(水) 22:49:44 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 「はいはい。二人ともそこまでだぜ。読者のことも気にしなさい。作者も困るでしょ。」
武田先生・・・ここでまさかのメタ発言・・・なんなんだろ、本当、こいつ。
10：光の超越神チェリー・ルーチェ：2012/12/26(水) 22:51:09 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: 「さて、仲河。もう僕が語りをするから、誠一さんが主人公やってね。」
「はい」
というわけで、ここからは、また、あたしこと武田先生が語りです。
11：チェリー：2012/12/27(木) 11:23:37 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp: ～※唐突ですが、外伝をお楽しみ下さいな。～