[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
| |
界螺旋聖・遠方見聞録
42
:
彗斗
:2013/03/23(土) 18:58:46 HOST:opt-115-30-217-109.client.pikara.ne.jp
二十乃呪印 逆巻く双風
「もう爽のところは片付いたも同然よ。さて問題は?」
「俺達の方って事だよなっ!!」
その場から飛び退き二方向に別れた直後、先程のカマイタチよりも更に速い何かが、桜達のいた場所を通り過ぎた。
「新手のご登場……と言った所かしら?」
その言葉を見えない相手に向かって言い放った桜は、悠然と余裕を持って札を構えた。とその時、攻撃を仕掛けてきた者が姿を現した。
「穹に響……君達はいつの間に慧様を裏切ったんだい?」
「それとも……貴方達は慧様に嫌気がさしたのかしら?」
――双子だ、性別は違っていても顔は驚く程によく似ている。齢は大体、十七辺りに見える双子だ。
背中合わせにして立っている二人はそれぞれ、普通の人間ならあり得ない目を持っていた。少年の深緑に輝く左目の瞳孔が、針のように細くなっており、一方で少女の方も、深青色に輝く右目の瞳孔が同じ様になっていた。
「これは絆の双眸と呼ばれている」
「色は違っていても私達を繋ぐこの絆は千切れないわよ!」
そういった直後、二人の絆の双眸が光だし、周囲を瞬く間に取り囲んでしまった!
「チッ! やっぱりこうなるのかよ!」
「仕方ないわね……やるしかないわよ」
苦々しく吐き捨てる様な発言をするメテオと、仕方なしに闘う姿勢を見せる桜は突如現れた「絆の双眸」を持つ二人組に戦いを挑む……!!
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板