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トップ・オブ・お嬢様

7しおな:2013/01/26(土) 00:22:43 HOST:KD182250024254.au-net.ne.jp
「ちゃんと寝てくださいね。」
「わかってまーす。」

帰ってきて、ベットに横になっていると、西山さんが心配して見にきてくれた。

・・・でも、いつもと変わらない部屋なのに、
今日は1人になるととてもさみしい。

具合が悪いと気持ちも滅入っちゃう。

すると西山さんはそんなあたしの気持ちがわかったのか、
ベットのそばまで歩いてきて

「・・・大丈夫ですよ、そんな顔をなさらなくても
お嬢様のそばにいますから。」
「えっ?え、だ、大丈夫だよ!?だって西山さん仕事あるでしょ?
ごめん、あたしそんな変な顔してたかな!?」
「いえ、誰でもさみしいときくらいはありますよ。
てゆうか早く寝ることを推奨します。」
「・・・はい。」

どうして、そんなにあたしの心を見透かしてるの?
あ、てかなんてあたしは気のきかない女子なんだ!!
西山さんずっと立ちっぱなしじゃないか!!

ま、まぁ西山さんはそんなことまったく気にするような人じゃないけどさ・・・。

「あ、あの、西山さん、よかったら、あたしのそばに、座っててくれませんか・・・。
「はい、よろこんで」

西山さんが笑いながら言った。ちょっと、照れも隠したように。

そして西山さんがベットに腰掛けたら、ふわっと西山さんの
落ち着く香りがした。

西山さんの無造作なさらさらした髪の毛や、凛々しい横顔や、
細いくせに力があるところや、いつも、あたしのそばにいてくれるところに、

今日はなんだか、どきどきしてる。

西山さんがイケメンでかっこいいのは最初から知っていたことだけど、
初めてかもしれない。

西山さんが、“男性として”かっこいいと思ったのは。


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