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永遠に変わらない心、変わらない誓い

29上総 ◆Dg4hSzxcdc:2012/11/30(金) 19:47:07 HOST:zaqb4dc9d7e.zaq.ne.jp




『これで、俺たちは離れることは出来へんな』



++



『では、こちらの資料の方を拝見すると…』



大島さんの契約内容についての資料が海の前に開かれた。
丁寧に話す大島さんは胸ポケットに入れていた自分の手帳にも書き込んでいたらしく、前を見て話していると微かだが、細かくギッチリと書き込んでいる。
その点、隣に座っている紺屋さんは窓辺をボーッと覗いているだけ。それか、こちらを見てニヤリと笑う。本当にこの紺屋という人は掴めない人で訳の分からない人だ。



『その件については、こちら側が責任をカバーするので御心配なく。』


海もテキパキと大島さんとの話を対応している。こちらも不利な点を説明書から読み下し、話を行う。多少、リスクは必ず付き物だからその間の境界線で話が繰り返された。
契約内容を含め、取引の件は少し長く2時間掛かった。終わったと同時に少し口が渇いていたのでメイドの人に飲み物の手配を命じた。
いつもは早く終わってしまうので、メイドには飲み物の手配は断っていたのだが今日は違う。必死になるすぎた性か、大島さんの額からは汗が湧いていた。
ため息を付け、ハンカチで拭いている大島さん。すると、内ポケットからケータイの音が聞こえた。商談中だったのでマナーモードにはしているはずなのだが、ボリュームを最大限にしてる性か静かなこの部屋には大きかった。
きっとサイレントアナーではなく、普通のマナーモードだったらしい。席を立った大島さんは焦りながら海にお辞儀をして海と紺屋の前を過ぎて行った。



**
用事を思い出したので、続きはまた後日!
変な所で中断してしまって申し訳ないです…!((汗


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