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ムーン☾クロニカルズ

1彗斗:2012/09/06(木) 20:55:21 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
そんなこんなで始まった投稿中のあの作品の原点になっていたボツ作品に少々マシになった文才を加えてリニューアルさせた継ぎ接ぎ作品…

完成までの期間約二年と言う年月のわりには見応えは無いのかも…しれない。

ま…まぁ私の描いていた想像よりはマシにはなっていると思いますので生温かい目でも何でもいいので見て頂けたら幸いです……m(_ _)m

因みに登場人物等は次に書きます。

では…月光の門を開きこの物語の末路を見届けて下さい…

2彗斗:2012/09/06(木) 21:23:29 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
あ…何か数字みたいなのが混じってますがそこは無視という事でお願いします。

登場人物の紹介

望月 麗奈 性別 女
元は現世に生きていた普通の女の子。髪と瞳は月色で容姿も完璧なまでに良い。
だがある日突然、一つ下に記述しているアホの手違いで命を儚く散らしてしまう……
そしてある『夢』を叶えてもらうに夢の断片を探す旅に出る。
性格は少々気が強い所が目立つ。

ブライト&シャイン
とある手違いで麗奈を死なせてしまった張本人達。二人揃って色々と麗奈には頭が上がらない…ブライトは銀色の貴族装束に金色の瞳と髪、一方でシャインは金色の貴族装束に銀色の髪と瞳である。
出逢った直後から「バカ」と麗奈に呼ばれている始末、何かの縁で麗奈に『ある物』を集めて欲しいと頼み、旅に出させたのもこの二人。
ブライトは口調が荒く、シャインは口調が丁寧である。

大宮 勇騎 性別 男
麗奈と何かしらの接点がある同い年の男。暗い藍色の髪に濃い翠色の瞳を持つ。
何かと行く行く先で麗奈と関わっている奇妙な男。
口調は標準的な喋り方で性格も至って普通である。

…以上でキャラ説明はこんな所です。

説明にもあった様に転生モノです。それが苦手という方、人が死んでるのか…と思う方は戻る事をお勧めします(グロい場面が出てくる筈ですので……)

それでもオッケーと言う方は暫しお待ちを……

3彗斗:2012/09/06(木) 22:04:58 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
原点の欠片 現世、日常との別れ、非日常との出逢い
 …ここはとある町に住んでいる一人の女子高生のいつも通りの日常である。
「ん?! …ヤバッ! また遅刻!?」
 このボサボサになった長い月色の髪を持つ月色の瞳の彼女の名前は「望月 麗奈」。彼女はベットからパッと飛びだして一瞬で身だしなみを整えた。勿論ボサボサの髪もいつもセットしている元の腰まである月色のストレートに戻っていた。
「ヤバいヤバい!! また廊下に立たされちゃうっ!!」
 事前に用意してくれた朝ごはんも食べずに玄関を飛び出す。ここまで掛かった時間約2分…とんでもないスピードで支度をしたと思われる……。
「それじゃ〜行ってきま〜す!!」
 出発の挨拶を済ませた後、慌てて自転車に跨り必死に自転車を漕ぐ。
 月色の髪が、空を切る風に靡いて輝いている。何処から見ても普通の女子高生だ……が、その様子を鏡越しに騒がしく見ている二つの影があった。その二つの影は物凄く慌てている様だった。一体何が起こると言うのだろうか……?
「この程度の遅刻なら後4分程度で着くっしょ」
 …とそんな事は露知らず、のんびりと自転車を走らせている麗奈。
 間もなくして交差点が見えて来た。まだ通行できる状態では無い為赤信号である。それを見て麗華はプーっと頬を膨らませて文句を言った。
「こんなんじゃ5分の遅刻になっちゃうじゃない! も〜どうしてくれるのよ!!」
 麗奈は交差点の横断歩道の前で一人地団駄踏んでいる…その様子を見かねたか偶然か信号が青に変わったのだ。これで麗奈がやっと通行できるようになる。
「やったね☆ これでやっと…!」
 その時、視界が逆転して衝撃と激痛が走る。自転車があらぬ様子で拉げていた、人々の叫び声が聞こえる、一体何が起こったのだろうか…と麗奈は周りを見てみた…手に何かついている。麗華はそれにあまり動かない首を動かして視線を向けてみた……
(……血?)
 言葉が何故かで無い。その為、頭の中で自分に問いかけた。何故自分が血を流しているか、何が起こったのか。もう何も考えられなかった……思考回路が働かない上に意識が遠退いて行く……。
(わ…私…し……死ぬの?)
 胸中でそんな事を呟いてみるがどうにもならない。
 そのまま…恐怖を抱きながら彼女の意識は深い暗闇の中に沈んで行った……

――こうして彼女の日常の終焉(終わり)は唐突に突き付けられ、一瞬にして奪われる。彼女に拒否権は……絶対に無い。

4彗斗:2012/09/06(木) 22:07:05 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
あ…一部で麗奈と麗華を間違えていますが気にしないでくださいね(汗)!!

5ピーチ:2012/09/06(木) 23:35:48 HOST:i121-118-221-80.s11.a046.ap.plala.or.jp
慧斗さん>>

新小説ー!!

転生者大好き!自分でも二次創作的なので書いてたから!←カンケーねーw

頑張ってねー!

6彗斗:2012/09/07(金) 19:41:40 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
ピーチさん>>
勿論頑張っちゃいますよ〜!!(最初だけこう言うww)

転生者って言う所意外の設定を丸パクリした後、仲間の人数を変更して出来たのがあのノゾミ達の小説なんです。

立場的に言えば…麗奈はノゾミの前身モデルって所ですかね?(口調も性格もノゾミとそっくりな所も…?)

あ…それと登場人物が物凄く少ないですがこれで進行する訳ではありませんのでww

7彗斗:2012/09/07(金) 21:16:10 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
一乃欠片 月に魅入られし者
「……つつつっ…一体ここは…どこ?」
 フラフラとしながら立ち上がった麗奈、そこには今まで見てきた現実の世界とはかけ離れた光景だった……
 大地には亀裂が走り破片の一部は宙に浮いたまま静止している、そして空はまるで色を塗り替えた様に空の青から無機質な灰色へと塗り替えられ、そこには……その独特の色を失い唯の大きな灰色の球体となった無残な格好の月が浮いていた……
「ここは…一体…何処なの?」
 周りをグルッと見渡すとグランドピアノらしき大きな物と木々の間に挟まった細い麗奈には大きめのハンモックが見つかった。…だがいずれも色を失って灰色のままだが…
「ここは…夢の中、俗に言う『夢の空間』さ」
 そこに出て来たのは金の髪を持ったいかにも紳士風の風貌をした男が姿を現した。
 そしてその男の言葉に続く様にしてまた別の男の声がした。
「…ま、即ちお前は死後の世界に居るってこった」
 そして、その言葉と同時に出て来たのは色が真逆と言う所意外、前の彼と殆ど同じ服装をしているものの、何処か違った雰囲気を漂わせる男だった。
 死後の世界…それはつまり…と頭の中で考えた麗奈が出した結論は……
「わ…私は…死んじゃったんですか!? 答えて下さい!」
 返答を聞く為に必死に前に出て来た男二人に縋り付く、勿論そんな事をされて嘘をついた所でどうにもならない。
 金髪の男が先に信じたくない様な冷たい結論を口にした。
「そうだ、お前は…死んだんだ。此方の手違いによって…」
「えっ…!? そ…それって一体どういう事ですか!?」
 その時、二人は洗い浚い全ての経緯を麗奈に話した。この二人の手違いで麗奈の名を明記に書いて連れて来てしまった事、ずっと前から麗奈の行動をずっと見ていた事も……
 それを知った時、麗奈は…驚愕した。
「そ…そんな…私には…もう未来が無いって言うの?!」
 その言葉を叫んだと同時に彼女は灰色の大地に泣き崩れた。
 …その時、銀の貴族衣装をした男が「…ただ」と言葉を繋げた。
「方法はある。それは…お前がある物と契約をして此方側の言う通りにさえすれば…の話だがな」
 その言葉に補足を付けるつもりだったのか金の貴族衣装を着た男が付け加えをした。
「それにその目標を達成してくれれば……お前を現世に生き返らせると同時に一つだけ…夢を叶えてやれる」
「ゆ…夢を…叶える……?」
 涙声になっていながらも麗奈はその言葉に反応した。何か叶えて欲しい物でもあるのだろうか……?
 その後彼女は即答で返事をした。
「わ…私やります!! それがどんな事だろうと…必ず…!!」
 すると銀色の遺族衣装を着た男が代わりに大変短く返答した。そして語尾に簡単に名前も入れて自己紹介をし始めた。
「お前の気持ちはわかった。…そう言えばまだ名乗って無かったな。俺は「ブライト」。これからヨロシクな。麗奈!」
 その様子を見て慌てて金の貴族衣装を着た男は自己紹介をし始めた。
「あぁ…そう言えば僕も自己紹介が未だだったね。僕の名は「シャイン」。ブライト共々これから宜しく」
 その後、彼らは麗奈と握手をした後、後ろ姿を向けて去り際にブライトはこう言った。
「今日の所は流石に疲れただろう? 今日はもう休んどけ。そんで明日、出発の準備だ! 覚えとけよ!」
 そうして二人の男の姿がその場から消滅した…
 この部屋に残されたのは…麗奈だけになってしまった。麗奈は胸の所から取り出したペンダントを見て…少しだけ嬉しげにしていた。
「ひょっとしたら…また会えるかもね。会えたら…良いよね……勇騎」
 麗奈が持っていた灰色に光る金属製のペンダントには同い年ぐらいの男の子と映っている麗奈の写真が入っていた……

8ピーチ:2012/09/07(金) 22:45:28 HOST:i121-118-221-80.s11.a046.ap.plala.or.jp
慧斗さん>>

もちろん頑張っちゃってー!←

…………まさかのか!

え、え、ちょっと待って?麗奈ちゃんって口調丁寧じゃない?

それがノゾミちゃんと一緒?

9彗斗:2012/09/08(土) 19:05:27 HOST:opt-183-176-175-56.client.pikara.ne.jp
ピーチさん>>
最初だけ最初だけww

あと少ししたら黒い部分が見えてくるからww

その部分はノゾミと酷似してるからww


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