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―ヤサシイコト―

44鳳凰:2012/09/01(土) 23:36:09 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
 ―――

 「へェ〜。栞理さんも九神幸の一人だったのか?」

 紫呉より1歳年上の栞理は、玄次郎と紫呉、影楼を連れ、会議室の中で話していた。

 「ウン!私の契約者は『氷冷―ヒョウレイ―』っていってね、氷を操る神なの。今もここにいるんだけど人見知りだからあんまり顔出さない子で…」

 栞理は笑顔で返す。 ここまでの話し方から、紫呉に下心があるのは見え見えなのだが、本人は全く気づいてない。

 「にしてもすごいよねェ。九神幸で一番強い影楼と契約しちゃうんだから!」

 褒める栞理に対して「そんなのことナイっすよ…」と頬を赤らめながら紫呉は言う。

 「そういやぁ、ほかの奴らはどうしたんだ?今日大歓迎会するとか言ってなかったか?」

 玄次郎は腕組をし、会議室の壁に腰掛けながら栞理に聞く。

 「みんなソロソロ来ますよ。霞處君―カオルくん―なんて、顔には出さなかったけど、とっても喜んでましたし」

 ニッコリと笑いながら答える栞理の言葉に対して、紫呉は一つ聞き覚えのある者の名があった。


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