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―ヤサシイコト―

43鳳凰:2012/09/01(土) 23:19:13 HOST:220.24.115.211
 大広間の中にある物は、縦長の机と大量の椅子。 祭り事があると、いつもそこで宴会が開かれる。

 が、今回、紫呉の目に入ってきたのは大広間の面影など全く寄せ付けいない場所。 そこは、大広間の何倍もある場所で、中には大画面付きのパソコンが大量に並べられ、縦、横50mはある部屋がズラーと有る所。 木材タイルだった床は鉄タイルに変わり、ロウソク性だった電気はエルイーディーの電気に変わっている。

 ここまで変わるとさすがに気持ち悪い。

 「…んだ、ここ?」

 『我らの本拠地と言った所だ。九神幸の皆はここで集められた』

 なぜか少々怒りガチの影楼。 ここに、いい思い出はないらしい。

 「にしても、スゲェとこだな。大広間の面影なんかありゃしな「しぃ〜〜ぐぅ〜〜れぇ〜〜くぅ〜〜ん!!!」あぁ゛?」

 何か、ものすごい女の声が聞こえ、紫呉は声のかけてきた女を見る。 女は紫呉の遥か前から手を振りながらこちらに走ってきた。

 「あ、あれって栞理―シオリ―さんじゃ……って、ブゴエェ!!!」

 走ってきた女、雨宮:栞理―アマミヤ:シオリ―は紫呉の腹目掛けて飛んできた。 そして命中。 そして、後ろに二人とも飛んでった。 危機を感じた、影楼は即回避。

 「久し振り、紫呉君!!3年ぶりだよね!」

 栞理は紫呉の腹に抱きつきながら喜びの声を上げる。

 「…ひ、久しぶりッス。栞理さん……」

 伸びかけ紫呉は、痙攣しながら栞理に簡単な挨拶を返す。


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