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パラレル・レジェンド

4だる夫:2012/07/20(金) 03:56:49 HOST:KD113159166019.ppp-bb.dion.ne.jp
マサムネsありがとう!
1章 棒人間との出会い
ここは現実世界。季節は夏だ。気温は35度。時計は…15:03。
近藤春貴は暑さで、床にバテていた。
「くっ、あついよぉ」
ちなみに今は、夏休み。
近藤春貴は太っている。髪は短い。
歳は13で中学1年生だ。
ーーその体の中。
「体の操作がダルいわ」
そう、近藤春貴の体の中の存在。ーー精霊。
精霊・近藤春貴は、痩せている。丈夫そうな体で、髪は同じく短い。
服はDの文字が入った白いの服。下は、黒い服にシマシマ模様が入った物だ。
あとは、まぁ、その辺にいる中学生を、少しカッコ良くしただけだろう
つまり、普通すぎる。
特に運動が出来なくて、頭がいい訳ではない。だが、一つだけ良い所をあげるならば、反射神経がいい。
転んで頭をうちそうになっても、頭を上にあげれる。
その他不意打ちをよけたりできる。
…それだけだ。
退屈そうに精霊、近藤春貴は語る。
「なぁ〜んか、面白い事ないかねぇ…」
その時、
キラッ!!
と、目の前が光った。
光が消えた後、春貴は目を開けた。
「えっ…」
驚くのも無理はない。
目の前に、自分以外の人間が現れたのだから。
元々、体の世界は脳に感情を与える精霊しかいない。それなのに。
体は棒…顔も棒人間のような物だった
仮面を被っていて、顔からはトゲが出ている…春貴はおもわず言ってしまった。
「なんだよコイツっ!!」
その言葉に、棒人間は言った。
「…何だ、とは何だ…?不思議じゃないだろ」
馬鹿にしたような感じに言われて、春貴はカチン!と来た。
「だって頭にトゲが「トゲ?これはツノ、というのだ。わかるか」
棒人間は、春貴の言葉を打ち消した。
諦めずに、春貴は言う。
「だっ…だったら、その体と顔はな、なんなんだよっ!!」
仮面はようやく春貴の言葉の意味が分かったようで、
「あぁ、この体か言うのを忘れてたな」
「俺は棒人間」
「ハァ!?」
春貴はびっくりしていたが、言葉は止まらない。
「ウゴメモワールド。知ってるか。」
即答で春貴は
「知るかっっ!!!」
仮面の男は表情を変えずに続く。
「まぁ棒人間達が暮らす世界の事だ。早く言うと、助けてくれ。ウゴメモワールドが大変なんだよ。」
春貴は思った、何だコイツは。人に物を頼む時の態度はこれか、と。
「…断る」
「ん?聞こえないな「断る「ん?聞こえない「断るっっ!!」
「ん? 聞 こ え な い な ぁ ?」
仮面の男から殺気が出た気がした。
恐怖でつい、言ってしまった。。
「は、はい…わかりましたぁ……」
仮面は殺気を戻して、
「そうか、よろしくな。俺は仮面。さすらいの旅人だ。さぁ、ウゴメモワールドに行こう。」
何言ってんだ…と思いながら
「はい…」
嫌そうな声が飛んだが、仮面は気にしなかった…。一章 終了


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