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パラレル・レジェンド

2だる夫:2012/07/20(金) 00:01:24 HOST:KD113159166019.ppp-bb.dion.ne.jp
プロローグ
ここはウゴメモワールド。
現在は夜。ここは街だ。
光がない暗い街を歩いている者がいた。
棒人間。黒い体で、髪はある。
怒ったような顔で言う。
「…ブラックめ…街の電気を完全に消しやがった…」
そこに、プルルル…… と言う音が響く
「なんだ、ポフか!?」
「お、おう。なんだよ、こっちはブラックの調査だけど?」
そのポフと言うのは、ただの棒人間にスカーフを巻いただけという感じだ。
続けて電話の先の棒人間は言う。
「…ていうか、勝てると思ってんの?」
ライドは、あぁ?…と言うが
「だってさー圧倒的だろ?お前が差し上げた兵隊共は、全滅だろ」
軽い口調だった。兵隊を出せた理由は、この黒い棒人間が王の息子だからだ
ライドは落ち着いて、すぐそこにあった椅子に座る。
「くっ!!分かってるよ!だけどこのままじゃ、マズいだろ?」
そこに、ポフは簡単に言う。
「まぁな」
「まぁな、じゃねーよ。こっちはこの世界を束ねる身として、焦ってるんだよ。」
ポフは次の言葉を放とうとしたが、
真後ろに ガッ!!! という音が鳴る。
「ッ!!」
ポフはとっさに前に出ようとするが、
「動かない方がいいだろう」
見えない所からの声だが、誰の者かは分かる。ウゴメモワールドの支配を目論む、ブラックだ。
「ちっ。のんきに電話なんてするのがまずかったかな」
何があるかわからないが、ポフは動かないで、前を向いて言った。
3秒後、ブラックは言う。
「突然の不意打ちですまないな。ちょっとお前が仕掛けようとした道具が厄介な物でな。渡してもらえないか?」
「…何の事かな」
ポフはごまかすのが苦手である。
如何にも怪しいカバンを持ってるから、相手は分かり切ってるだろう。
「冗談はよしてくれよ。さっさと渡さないと………」
ブラックの声がいきなり変わり
「斬るぞ!!」
「あいにくこれを渡す訳にはいかないんでね。」
ポフはなんとかするために、決意を決めて動く。その直後に、
ガッ!!
ポフの体に衝撃が走る。
「なっ…何を…」
「さぁな」
ポフは大地に倒れる。
ブラックは後ろからカバンを回収する。
そして、
「…希望か。そんな物ある訳ないだろう?」

物語が、始まる


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