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恋も喧嘩も素手で勝負!!
127
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/15(日) 21:22:44 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「……勝玲、今私に言えることは一つだ…」
霙は少しもったいぶった後にこう言った。
「打つ手がない…!」
今回の出来事、前もって宣戦布告も輝の重大な情報もない。今の、この状況ではいくら霙でも良い作戦など思いつかない。
「ッハ…?!」
「打つ手がないから逃げるしかない…って、言いたい。ツーことで…」
霙は片手にスーパーの袋を持ち回れ右をして、
「逃げるそ!!!!!!」
超高速で走って逃げた。それにつられて筋肉痛になりながらも習得した100m9〜10秒で走れる足を使ってその場から逃げた。
「なんで逃げんだよ!打つ手がないなら蓮の時みたいに考えればいいだろ!」
走りながら勝玲は叫ぶ。
128
:
ピーチ
:2012/07/15(日) 23:21:59 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
ネコ>>
おわっ!霙ちゃん凄い!切り替え早っ!?
あ、マジー?楽しみにしてるぞ!霙探偵!
部下って言ったらやっぱり勝玲君だよね〜w←なぜ!?
129
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 08:20:37 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
ピーチへ
うん、うん!
「なんで俺が部下なんだよ!?」ってキレながら霙に協力するみたいなのが良い!
そんで、卓麻たちが面白がりながら協力するというものを作りたい!!
130
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 11:22:38 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「考える時間も、考える要素もないわっ!!!!」
霙は怒りながら叫ぶ。
「言っておくが私達に今あいつの情報はおろか二つ名さえも視野に入れていないんだ!喧嘩は相手の手段、思考回路、性格で大体の勝敗が決まる!あちらにはこちらの情報がリークされているのにこちらには全くあちらの情報ない!勝敗なんて後先考えることなんか無駄に過ぎないんだ!!」
霙は必死に思考回路を練る。
「じゃあ、どうすればいいんだよ!なんか戦う手立てはねぇのかよ!!?」
勝玲は霙の横について聞く。
「………蓮…!そうだ、蓮ならあいつの二つ名を知っているかもしれない!確かアイツの電話番号は…って私今携帯持ってねー!!」
一人で何かを考えて、一人で嘆く霙。
131
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 11:37:28 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「そない逃げへんでもエエのに」
逃げる二人の目の前にまたも輝が現れた。
『!!!!!!??』
二人はその場で止まり目の前に現れた輝を見る。
「一様言っとくけど、レン君に今電話しても出えへんと思うで?」
輝は霙の話を聞いていたようだ。
「あぁ゛?蓮が電話に出ないってなんで…」
嫌な予感がした勝玲は輝に聞く。
「なんでって、今頃潰されとる頃合いやからや」
まるで面白がっているかのように輝は口角を上げる。
「…貴にか……」
霙は小さく聞く。
「なんて言ったん?良う聞こえんかったんやけど」
「お前らの王(キング)とか言う奴に潰されたってことかって聞いてんだよ!!?」
霙はものすごい剣幕で聞く。
132
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 14:18:02 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「そない逃げへんトイテーな」
ガシッという音と共に二人は輝に頭をつかまれた。
『っな…!!?』
『ズガゴンッ!!!!』
二人は地面に顔面を激突させられた。
「ガハッ…!!」
「ツァ…!!」
二人はそれぞれ痛みの声を上げる。
「まぁ、逃げてもすぐ捕まってまうんやけどな。にしてもお二人さん仲ええな〜。もしかしてカレカノさんなん?」
倒れ込んだ二人の背中を輝は踏みつける。
「てめぇ…俺らに一体…なんの恨みが……あるってんだ…」
勝玲は冷たい地面に爪を立てながら輝に言う。
133
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 14:44:03 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「恨みなんてあらへんよ。ただ僕は、一番に結果だセー言われたからだしにきただけやで」
輝はそう言うがやり方が普通じゃない。人の顔面地面に叩きつけたり、何処からともなく現れてみたり。
「一番?…お前さっきから誰のこと言って…」
「四天王No.1。その力は絶在で最強。四天王No.4、3、2の力が集結してもたどり着かない存在。そないもんに君らは挑もうとしとんやで?事の重大さわかっとる?」
輝は勝玲の質問に答える。
「わかっている…」
その言葉に反発したのは霙だった。
「たとえ何十年かかっても越えられないことはさも承知だ。だが、越えられないと確信して超えることを辞めるのは死んでもお断りだ」
霙はそう言いながらゆっくりと起き上がる。
134
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/16(月) 15:22:38 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「同感だ…!!ツーか人の夢ぶっ壊してヘラヘラ笑ってんじゃねぇよ、関西人!言っとくが俺たちはそんぐらいじゃへこたれねえんだよ!!!!」
勝玲もニッと笑いながら体を起き上がらせる。
(甘く見とったわ…)
輝は後ろに下がりながら思う。
(最初から何かあると思っとったんや、この二人…)
輝は笑いもしないで二人を見る。
(この二人なら、超えるんちゃうかな…)
勝玲と霙は目をきつくし、輝を見る。
「……っま、そない事あらへんやろうけどな…」
目をつぶりながら輝は呟いた。
135
:
ネコ・ヌコタン(=‘x‘=)
:2012/07/22(日) 15:00:33 HOST:softbank220024115211.bbtec.net
「…っま、エエワ。もっかい改めて自己紹介させてもらいますわ。四天王No.3、早乙女 輝。二つ名は…」
輝は不気味にニィと笑う。
「¨暗がり¨よろしゅう…!」
勝玲と霙もニッと笑い叫んだ。
「元祖一匹狼、東谷 勝玲!」
「名前剥がし、雫沢 霙!」
『よろしく!!!!』
第6話 明るき闇。四天王No.3は関西人。 end
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