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ガラスの振り子時計

13麻利:2012/04/01(日) 18:36:52 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「そこで、貴方は未界の王家の血を引いたものなんです!」

「?」

私は、?マークを浮かべ、真っ白になった。

「今、未界は崩壊するかもしれないのです!破壊したらもちろん未界、冥界、
魔界、そして人間界も滅びてしまうのです!阻止するには王家の力を持った
少女、少年と共に時の古時計を見つけなければ、なりません!お願いします!」

「いいですけど・・・。こんな猫と狼じゃ・・。何故か・・・・」

何故か・・・。なんだろう?

「大丈夫です!それなら!私達は人間に変身出来るのです!」

そう言うと、周りにふわぁっと光がおっ被さり、椎羅と陶貴はたちまち人間になった。

椎羅は、茶色の無地のワンピース。長袖の薄手カーディガンを着ている。

色はクリーム色。

陶貴は、カジュアルな黒いパーカーに、茶色の綿パンを履いている。

14麻利:2012/04/02(月) 16:43:44 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
周りの人は築いていないみたい。

「陶貴さん・・・。下に何か着ていないんですか?パーカーを脱いだら生肌
ってのはちょっと・・・・」

「んな訳あるか!下はちゃんと薄いYシャツ着てるんだよ!あと、呼び捨て
オッケーだからな」

そうだよね・・・。さすがにそれは変態だよね・・・・。

「さ!早速・・・。行きましょう!」

「でも・・・。お父さんたちに伝えていないし・・・・。」

少し焦り気味に言った。

「大丈夫!人間界の時間は止めておきますから!」

ふぅ・・・。それなら良かった。勝手に外出したら起こられるもんね」

15麻利:2012/04/03(火) 14:53:08 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
14の」は関係ありません。

16麻利:2012/04/05(木) 18:05:57 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「おい、起こられるじゃなくて怒られるだぞ」

んんん?私の心読んでる!?

「ま・・・。行きましょう」

周りに光が現れるとたちまち景色が変わった。

「此処は・・?」

「此処は時計の国。(とき)」

冷静に椎羅は言った。

「こんな町居たくねえよ」

周りにはとっても時計がふわふわ浮かんで、おとぎの世界みたい。

「如何して?」

「つまんねえもん」

そんな風には思わない。素敵だと思う。

17麻利:2012/05/02(水) 18:38:38 HOST:zaq7a66fe3c.zaq.ne.jp
「あのさ・・。思ったんだけど・・。なんで陶貴って、カジュアルな服の
所にYシャツなんか着ているの?」

私は陶貴に尋ねた。

「いや・・・。気づかないか?時計の国に行くと、服が変わるんだぜ?
お前も変わっているじゃねえか」

ふと顎を引くと、変わっていた。確かに。

「なっ・・・。何で〜!?」

18麻利:2012/08/21(火) 18:52:49 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
陶貴はYシャツではなくTシャツになっていた。

椎羅は変わっていない。

私は・・・・・。

「えええええ!?」

青いシフォンワンピースに胸元のシルバーネックレスが輝いている。

「私まで服変わるの・・・?」

「当然さ!」

自信有り気な陶貴が羨ましい。

ドヤ顔もしちゃってさ!

19ピーチ:2012/08/21(火) 19:28:05 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
麻利>>

あはは、未界に行くと服装変わるんだw

覚えとこw←余計なことしか憶えないw

20麻利:2012/08/22(水) 19:00:30 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
あはは〜

ピーチ>>

21麻利:2012/08/22(水) 19:11:31 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
「ま・・・。王宮に行って詳しく説明します。」

椎羅はカーディガンのポケットからブレスレットを取り出した。

すると、私は気を失った・・・・。












気がつくと知らない場所に立っていた。

22ピーチ:2012/08/22(水) 19:38:39 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
麻利>>

うわっ!ブレスレットいいなー!

王宮って…なんだそれ!?

23麻利:2012/08/23(木) 13:07:48 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
王宮って・・・。王様の住むところだよ。

(確かそうだった気がする・・・。)

ピーチ>>

24麻利:2012/08/23(木) 13:14:35 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
「気がついたか。涙瞳」

後ろから陶貴の声がした。

「いつの間に・・・。」

私がびっくりしていると、陶貴は

「未界人は姿を消したり、瞬間移動出来る。魔界人もだけどな」

と言った。

「此処・・・。何処なの?」

クルクルと辺りを見回す。

「王宮。王の宮殿よ」

横にササリと椎羅が現れた。

25麻利:2012/08/24(金) 14:36:21 HOST:zaq31fbc2fe.zaq.ne.jp
「うわっ!」

この人達はどれだけ姿を隠すことが得意なのだろう。

「まあ・・・。とにかく王の間へ行こう・・・。伝えたい事がある」

伝えたい事って何?

分からない事だらけ。

人間界なんて場所以外に未界や魔界があったのも知らなかった。

でも、何故か此処懐かしい香りなんだよね。


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