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殺人鬼と・・・・。

10麻利:2012/03/27(火) 12:28:47 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
髪の毛も長いストレート。

行方不明になった時と同じ服。

・・・。ご飯とかどうしてたんだろう?

前見たときよりは、細身の体型になっている。

「・・。苓果・・。ちゃん・・?」

え?名前・・・。呼んでくれた?

「私、朱里!苓果ちゃん!逢いたかった!」

「朱里!?今まで何処に行ってたの!?もう心配かけないでね!」

私は、ほっとした。

朱里が生きていた・・・。

心の中は笑みで埋め尽くされていた。

11麻利:2012/03/27(火) 12:48:35 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「苓果ちゃん!久しぶりに、アソボウヨ。ジュースかって来る」

「なぜ、ジュースを買う事に繋がる?」

そう言うと朱里はふふっ、と笑った。

朱里は、自動販売機に200円を入れた。

朱里は150円のレモンティーを買った。

「私、味見するね」

朱里はキャップにレモンティーを注ぐと口の中へそっと入れた。

「あれ?美味しくない。そうだ、砂糖入れよう」

朱里は白い粉を入れた。

砂糖だと分かっていたのだが・・。

隠れて砂糖以外のものを入れている事に気がついた。

「朱里・・。今砂糖以外のもの入れた?」

「え?何も入れていないけど・・。見間違いじゃない?」

ま。そうだよね。朱里がそんな事する訳無いもんね・・。

12麻利:2012/03/27(火) 18:09:31 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「はい。どうぞ」

500MLのレモンティーを朱里は差し出してくれた。

「苓果ちゃん・・・。お願い。前の呼び方で呼んで。アカリチャンって呼ん
でヲ・・・」

「朱里?」

少し気味が悪くなった。

なぜだかは分からない。

でも、まあ。レモンティー飲まないとね。

一口、飲んでみた。

13麻利:2012/03/27(火) 18:12:45 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「あ・・・れ・・・?」

息苦しい。

こ・・。声が・・・。

声を出すのも精一杯な私に朱里は微笑みかけた。

「ネ・・・・。バツガクダッタンダヨ・・」

朱里・・?何を言っているの?

ああ。前の事ね・・・。

ごめん朱里・・・。

だから、許しっ・・・・。

14麻利:2012/03/27(火) 18:57:24 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
―朱里―

ははっ。

毒殺しちゃったけど、まあいいや。

卓を横取りしたもの・・・。

アンタが悪いのよ・・・・。

死んだのも。

全部。








先から先まで・・・。















死んでください

15麻利:2012/03/28(水) 18:00:07 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
私は死体をバラバラにして、市松模様のふろしきに入れた。

唐草模様でも良かったのだが、泥棒のふいんきがあると思い、やめた。

今日は何の料理にしようか・・・・・・。

―卓―

『えー。臨時ニュースです。聞いて下さい。なんと、飛鳥苓果さんが行方不明
になりました』

それを聞いたのは、夕ご飯を食べて居る時だった。

「えええっ!?」

夕食の味噌汁のわかめをはさんだまま声を張り上げた。

16麻利:2012/03/28(水) 18:39:01 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「苓果・・・。でも、死んだはずは・・。無いよな・・・」

と思った次の瞬間、

『えー、今飛び込んできたニュースです。中学校の通学路とも言われる場所
で、苓果さんの死体の一部が見つかりました。ということで、苓果さんは死
んだものと、確定されました」

嘘だろ・・・。苓果が・・。

「ごちそうさま」

そう言い、俺は自分の部屋に入った。

17麻利:2012/03/29(木) 13:09:15 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
ガチャンとドアを閉め、何度も呟いた。

「嘘だろ・・。俺だけを残すなよ・・・苓果も・・。朱里も・・。
俺だけを残すなよ!」

俺は壁に八つ当たりをした。カラカラと音が鳴って、チューリップの

花瓶が割れた。

「情けねェ・・」

泣きべそを掻きながら、言った。

「何時か貴方もゴチソウニシテアゲル」

何故か聞こえたような気がした。

18麻利:2012/03/29(木) 15:26:12 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
―朱里―

ふう・・・。今日は何の料理にしようか。

そうだ。今日は人間デザートずくしにしよう。

苓果を殺した時使った、包丁で、イチゴ、メロン・・。とフルーツを切っていく。

「ふう・・・。時間はかかったが、美味しそうなデザートが出来たぞ」

1時間かかったが、まあいい。

19スズラン:2012/03/29(木) 15:42:58 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
今日のデザートは


フルーツ目玉白玉

メロンスイーツ盛り合わせ

皮の荷揚げ

今回は美味しかった。

憎しみが多かったからだろう。

卓はもっと美味しいだろうな・・・。

20麻利:2012/03/29(木) 15:51:34 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
スズランになっていますが、麻利にして置いてください。

21麻利:2012/03/30(金) 14:44:23 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
そう考えると、にやけてきた。

「早く・・・。明日にならないカナァ・・・」




第三章

―卓―

あれから二ヶ月経った頃、事件が起きすぎだ。

やはり行方不明の事件や、殺される事件が多すぎるのだ。

奇妙・・・。最近のこの町は・・・。

22麻利:2012/03/30(金) 18:33:57 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
―朱里―

最近は人間の食材が、豊富に手に入る。

今頃読者の皆様はクレームを言っているだろうな。

苓果が最後、何を言おうとしていたのか。

その全部を話してあゲル・・・。

23麻利:2012/04/01(日) 17:02:06 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
そう・・・。それは・・・。

一年半前―――――――

「卓っー!」

あのころの私は、明るかった。とっても社交的で・・・・。

「よっ!ラブラブカップル!」

苓果ちゃんは、あのころはとても優しかった。

「朱里ちゃん、いいなぁ〜!彼氏できて〜!」

「おい・・・。照れるだろ」

きゃ〜♪もう卓ったら〜!・・・なんて思ってた頃だけどね。

そう、卓と私は恋人だった。

でも・・・・。

24麻利:2012/04/02(月) 16:19:51 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
注意です

この小説は一生更新しないと思います


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