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中編小説まとめてみた

21青葉翠:2012/03/13(火) 14:39:04 HOST:KD182249240032.au-net.ne.jp
生存者とされている「彼女」の手記は生い立ちから始まっていた。
生憎、名前については書かれていない。
後で使用人の彼女に聞いてみようと思う。
「彼女」の故郷は西国のとある小さな集落。
能力者であるということに五歳で気づくが、両親は普通の一般人。
しかし世間というのは冷たいもので、一家ごと迫害された。
その度に何度も移住を繰り返したが、どこも「彼女」が能力者であると気づくと、受け入れてなどくれなかった。
それを繰り返して彼女が十五歳になった夏、南国が積極的に能力者を受け入れている、という話を聞き、一家ごと移民。
そこには自分と同じような仲間がたくさんいて、「彼女」もようやく学校に通うことができ、友と呼べるものも出来た。

ここまででひと段落した私は、今日一日の疲れが出たのか、本を閉じると、ソファーからベッドに移動して眠った。


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