東京テディベア

1：マシュマロポンツ：2012/03/11(日) 09:12:42 HOST:EATcf-441p213.ppp15.odn.ne.jp: 窓から見た景色は、曇り空だった。

何かに出会いそうで、別れそうな…

そんな空だった。

東京テディベア
　　　　　byマシュマロポンツ

「舞？ゴミお願いね！」
「はぁーい！行くから。」

週に2回頼まれる、ゴミ出し。
私はゴミ出しが好きだ。
近所の青山君と、会えるから。

青山君は、同じ中学の後輩。
ちっちゃくて可愛い子。
チワワみたいで、抱き締めたくなる。

そんな、夢のような子と
ゴミ出しの時は、一緒に登校できる。

「行ってきまーす！」
「行ってらっしゃい！」

ドアを開けると、青山君に会うには
相応しくない空。

「雨降りそう…。」

傘を持って行くことにした。

アパートの階段を下り、
住民ポストを通りすぎた。

ゴミ捨て場に付いた。
青山君はまだいない？

先に捨ててしまおう。

………………？

「キャーーーーーーーーっ！！」

思わず悲鳴をあげてしまった…。
ゴミ捨て場には、血だらけの男の子が
捨てられていた。

「う、嘘？！こんなに目立つとこにあるのに、
　私…第一発見者？！」

死んでいると、その時は思った。

凄く美しい顔をしている。
髪の毛は、黄土色のショートヘア。

頭から、血が出ている。
片手には…ボロボロの………

テディベア？
2：彗斗：2012/03/12(月) 21:29:38 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp: コメント失礼致します。
すごくシリアスですね～。
やっぱり文章力が凄いです僕なんかと比べ物になりません。僕的にはこの小説大好きですね～～
頑張って続き書いて下さい！！

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