パソコン越しに. -自作自演- - 1329909114

1：梓：2012/02/22(水) 20:11:54 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: 初めまして、梓です!

小説書くのは初めてなので、上手く書けないと思いますが…
頑張るのでよろしくです＾＾
ぁ、ちょいちょい恋が入ります*
基本は現実･･･ですかね←意味不明..。

いないとは思いますが、パクりはNGでω
アドバイスや感想は沢山頂けると感謝です…!!

　　　　では、start♪
2：梓：2012/02/22(水) 20:23:08 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: ＜登場人物＞
◆神崎由愛【優亜】yua
kanzaki yua
中2:♀ チャットをやり始めて1年目

◆本城彼方【悠也】yuuya
hongyou kanata
中2:♂ 由愛の幼馴染み
　　　　チャットを進められた

※【】の中はチャットでの名前です
まだまだ出て来まーす♪
3：梓：2012/02/22(水) 22:28:48 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: 夕日が沈み、いつもの一日が過ぎていく。
私の毎日の楽しみは[PCでチャットをする]事。

1年前から初めて、ずっと続けている。
「ふぅ…」
家に帰ってPCを開いたその時、私の中には複雑な思いが渦巻いていた。

それは、二ヶ月前の事ー……
4：梓：2012/02/22(水) 22:42:58 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: 二ヶ月前..
【優亜】
--私は、双子いるよっ!--

【春華】
--本当！？話してみたいなぁ--

【優亜】
--じゃあ、今呼んで来る!--

こんな会話文が、PCの画面に表示されている。
【優亜】は私、由愛の事。
【春華】はチャットの友達。

…私に、双子なんていない
一人っ子。
咄嗟に出てしまった言葉。
でも、今更後には戻れない。
そんな時、私はある事を思い付いた。

＜自作自演をしてしまえば＞

時間がない為に、実行してしまった。

【隼人】
--初めまして、よろw--

男子の口調は正直、全く分からない。
【春華】
--初めまして♪--

春華のコメントを見て、少しだけ安心する。　

でも、ここでやめていれば良かった。
自作自演の恐ろしさを知らない私は、面白半分で自作自演を続けていたのだった。
5：梓：2012/02/22(水) 22:45:16 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: ◆春華 haruka
小6:♀ 由愛のチャット友達
優しくて、控えめ。
6：名無しさん：2012/02/22(水) 22:51:13 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp: 鴨鍋みたいな名前したとこｗｗ
7：梓：2012/02/22(水) 23:54:17 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: 鴨鍋ww
私の友達に居るんですよw
8：梓：2012/02/23(木) 17:05:23 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: そして今。

【春華】
--あのね、優亜さん…--

私は中2で歳上だからか、春華は[由亜さん]って呼ぶ。
別に呼び捨てでいいのに…

【優亜】
--何々??--

【春華】
春には好きな人が出来ました…(照)

春華は、自分の事を春と言う。
癖?らしいけど。

【優亜】
--ホント!?誰なの?--

【春華】
--ぇっと、…隼人さんです……///--

驚いた。
まさか、一番仲が良いチャット友達が私の『偽双子』を好きになるなんて。

【優亜】
--え、あ、そうなの!?じゃ…呼ぶ?--

【春華】
--ふぇ!!!??…/////--

呼ぶって言っても、私がやるんだけどね…。

ごめん、春華。
9：梓：2012/02/23(木) 21:45:19 HOST:110-133-160-47.rev.home.ne.jp: 【春華】
--では、少しだけ…--

【優亜】
--うん、分かった!--

一旦退室して、名前を変える。
「隼人…っと」

【隼人】
--よ、春w--

「こんな感じでいいのかなっ?」
画面の前で呟く。

【春華】
--ぁ、久しぶりですねっ(照)--

【隼人】
--おぅ、そうだな!--

「むむ、難しい」
誰かが見たら、絶対怪しむような独り言。
「でも何か…面白い」

【春華】
--んと、隼人さんにお話が…--

【隼人】
--? 何だ??--

自分って悪い奴だなって思う。
相手の気持ち知ってるのに知らないフリして。

【春華】
--春はっ、その、隼人さんが…--

私は何も書き込まず、ひたすらチャットを更新していた。

【春華】
--隼人さん…が、好きですっ……!--

【隼人】
--あ、ありがとな!＾＾--

また、分かってないフリ。
続けたいって思う自分が怖い。

【春華】
--……ぁの、付き合って下さい…!--

【隼人】
--…いいけどw--