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叫号〜Io ripeto un incubo〜

18森間 登助 ◆t5lrTPDT2E:2012/05/21(月) 18:14:07 HOST:222-151-086-011.jp.fiberbit.net
 コメント失礼いたします、森間です。
 やっと続きを全て読ませていただきましたので、感想、批評をしていきたいと思います。

 さて、自分は結構異能力バトルとか好きなので、面白く読ませていただきました。
 しかし、やはり難点なのが改行の少なさと無駄な情報量があることですね。
 まず改行について言わせていただきますと、改行が少なすぎるせいで文章が読みづらい(これは前回と同じ事ですが)。
 特に重要なバトルシーンは場面が目まぐるしく変化するため、もっと簡潔に書かなければ迫力や戦闘時のスピード感が伝わってきません。
 例えば、恐れ多くも本文から例を出させていただきますと、

 響く銃声。打ち抜かれたのは刹の左腕。あまりの痛みに、刀を落としてしまった。真っ白な制服にジワリと滲む紅を見て、湊はさも満足そうに笑った。……狂ってやがる、そう呟いて刹は傷を塞ぐ。
 四方から飛んでくる水の刃を床を転がって避け、再び刀を握る。頬を汗が伝い落ちていく……。その気持ち悪さに顔を顰め、乱暴に汗を拭ってから刹は走り出す。……不規則に変わる水の刃や炎の刃を避けながら。いっその事、馬鹿みたいに同時に炎と水を放ってくれれば楽なのに、そう考えて刹はため息をついた。
 不気味な笑みを浮かべ、近づいてくる湊を真正面から睨みつける。しっかり刀を構えて再び湊の懐に飛び込む。振るった刀に向かって湊は黙って手を翳す。それなのに刀は呆気なく受け止められてしまった。

 この文章ですが、一人称も三人称とごっちゃになってとても見づらくなっています。

 「響く銃声。打ち抜かれたのは刹の左腕。あまりの痛みに、刀を落としてしまった。真っ白な制服にジワリと滲む紅を見て、湊はさも満足そうに笑った。」この部分は、「銃声が響くと共に刹の左腕がジワリと血を滲ませ、その出来事に刀をも離れ行く。そんな中、湊は一人笑みを浮かべた」で良いです。
 態々制服の描写をしなくとも、出血していることが分かれば充分でしょう。さらに、湊がどのように笑っているかは、読者に性格上伝わっていると思うので、そこまで追求しなくとも充分です。
 一つ一つやっていくと文字数が足りないので出来ませんが少しだけ。
 汗が伝う部分や、顔を顰める部分は苦痛の心情描写と重なっているので、どちらか一方を優先しましょう。
 こうして見直してみると、〜した、〜する。だけが溜まり、文章が切れ声化してしまっています。
 課題としては句読点を付けた部分を見直し、なるべく文章を意味続きに出来るようにする。と言うところですかね。

 だいぶん長くなってしまいましたが、参考にしていただけたらと思います。
 それではw


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